30ユーロで晩ご飯181 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、フードバンクで料理教室を週一で開いている先生がチャレンジしてくれます。
フードバンクならもっと節約した料理ができるはずというわけで、今回の予算は20ユーロとハードルが上がりました。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年7月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ボランティアで低所得者向けに料理教室開いているのが、こちらのマリー=エレーヌさんです。
では、早速20ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
やってきたのは食料品のディスカウント店。
陳列もダンボール箱をくり抜いただけのシンプルさ。価格も通常より30%ほど割安です。
まずは、トマト、ナス、ズッキーニを購入。これが4.81ユーロ。
次は乳製品の売場で、フェタチーズ、牛乳、バター、ミックスチーズを購入。これが合計で6.59ユーロ。
次はお肉のコーナー。
「消費期限がせまっているものがほとんどですが、買ってすぐに使えばいいだけのことですから問題ありません」
ということで牛ひき肉を購入。これが3.14ユーロ。さらに、トマトソースとお米も購入。これが3.16ユーロ。
レジでお会計を済ませましょう。合計18.99ユーロで予算内におさまりました。
では調理の開始!
まずは前菜のギリシャ風サラダ。
スライスしたトマト、電子レンジでチンしたナス、さいの目に切ったフェタチーズを混ぜ合わせ、ドレッシングで和えたら出来上がり。
次はメイン料理の牛肉とズッキーニのグラタン。
ズッキーニの皮をむいたら輪切りにします。牛ひき肉は予めフライパンで炒めてトマトソースを加えます。バットにお米、茹でたズキーニ、炒めた肉の順に入れていきます。そこにベシャメルソースとミックスチーズをのせてオーブンで焼いて出来上がり。
最後はデザート。
鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えてシュー生地を作り油で揚げます。これに粉砂糖を振って出来上がり。ジャムと一緒にいただきます。
今回は半分ギリシャ風のお食事でした。約19ユーロだから2,600円ほど。一人頭650円とは、やはり安い。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、6才になる息子に究極の選択を迫られた。もっと料理が上手くなるように努力するか、息子が家を出て祖母と一緒に暮らすか」
VDM(Vie de Merde)より
お一人様が705円前後位でしょうか?
今のユーロは日本円で141.06円位ですよね、ドルが135円位ですからね。
野菜などは高いのですかね?
日本は今野菜が高くなっています。
by kousaku (2022-07-04 14:36)
kousakuさま
昨晩、Yahooのファイナンスの為替で自動計算して出した数字だと19ユーロは2600円台だったのです。端数を切り捨てて4分の1にすると一人分が650円となります。安いことの目安になればと思ったのですが、この異常な円安状態で円に換算するのは適切ではなかったかもしれません。そもそも基本的に30ユーロというのはこの番組が始まったときからずっと変わっていないのです。物価が上がろうが下がろうがずっと30ユーロ。その中で色々やりくりして作るわけです。中にはお店と掛け合って値切るなんてこともありました(笑)。
野菜の値段が上がるというより、なかなか安くならないという印象が強いですね。安くなるのはほうれん草くらいですかね?
by carotte (2022-07-04 21:27)