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9ヶ月前と今 [トピックニュース]

 朝食用のグラノラの蓄えが乏しくなってきたため、先日、スーパーで買ってきた。

 一袋600グラム入で500円を切る値段だったのが、550グラムに減っていた。価格は同じ。

 いつ来るかと気になっていたが、こういう形で値上げがやってきた。

 世界中がインフレに見舞われ様々なものが値上がりしているようだ。

Paris_Paris.jpg


下記写真をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年7月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20220719.jpg

 玉子、肉、フルーツなど、去年の10月、物価がどれだけ上がったかを知るためにスーパーで買い物をしてみました。その結果、この頃からインフレが進んでいることを自覚したのでした。

 今も値上がりが続いているのだろうか?もしそうなら値上がりしている商品はどんなものなのか?

 あれから9ヶ月後の今日、同じ大型スーパーで、9ヶ月前に買ったものと同じものを買ってみることにしました。

 まずはハンバーグ用の牛ひき肉。前は、キロ当たり6.85ユーロだったのが9.55ユーロに値上がり。

 鶏の胸肉は、前が9.90ユーロだったのが、今では12.71ユーロ。2.81ユーロの値上がりです。

 なんかちょっとこの値上がりがかなりのもんですねえ〜。驚き。

 「バターも油も、沢山のものが値上がりしてます」と消費者。

 確かに、同じメーカーの同じバターを買ってみると、0.21ユーロ高くなってました。

 気候変動とウクライナ侵攻の影響は日々の買い物に影響を与えているようです。

 最も影響を受けているのが穀物をベースにした商品で、特にパスタです。一袋0.75ユーロだったのが、今では0.97ユーロになっています。30%の値上がり。

 しかし、希望が持てるものもあります。それはジャガイモ。9ヶ月前と同じでした。さらに少し値下がりしているものもありました。

 春先の霜もなく気候に恵まれていたため収穫を維持できた野菜や果物がかなりあるとか。十分な在庫も確保されているため値上がりを免れました。

 そして衛生用品も9ヶ月前と同じ価格を保っているようです。

 とは言うものの、レジでお会計を済ませてみると、以前より12ユーロも多く支払う結果となりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、スーパーのセルフレジで、紙の節約と地球環境のために、レシートが必要か不要か教えろといってきたので不要と言ったら、次回の割引券が50センチの紙で出てきた[がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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