さむ〜い夏 その1 [ローヌ=アルプ地方]
梅雨の戻りのような天気が終わって、そろそろ伝統的な夏がやってくるらしい。
とは言っても温暖化で気温は高め。
で、本日は涼しい場所に行ってみましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年7月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何やら巨大な滑り台から飛び出し湖に飛び込む人たち。
滑り台というよりスキーのジャンプ台と言ったほうが良いかもしれません。
高所恐怖症の方々にとっては足元が寒くなってしまいそうな光景です。しかも、湖の水温は10℃。高所恐怖症じゃなくても暑い夏を忘れてしまうこと請け合い。
ここはフランス・アルプスにある町ティニュ(Tignes)。
ジャンプ台の上では入念な準備が行われています。ウェットスーツとヘルメットは必ず着用すること。
「最初は仰向けで滑り、最後は身を起こして前に飛び込むんだよ」とインストラクター。
そう簡単じゃなさそうな気がするけど、お子さんが多いですね。ということは子供でもオッケーってことですね。
滑り台は大中小の3種類。もちろん高くなるに連れ難度が上がります。
スリルを味わいたいなら、こちらの地上12メートルの滑り台はいかがでしょう?
勇気を出して、1,2,3!すごい叫び声。
下の方にいくと極端なカーブになっていて足から飛び出して逆さになってしまいそうな感じで怖いですねえ。
入水時の姿は人それぞれ。叫び声を上げながら飛び込んでいきます。
挑戦できるのは10才になってから。体調に問題があるようなら飛べません。そして当然ながら泳げない人もアウト。
「すごく楽しいし、冷たい水が気持ちいいです」と男の子。
「皆、平らだから大丈夫だっていうけど、僕はやっぱり怖いです」と別の男の子。
こちらはモーグルのフランス代表の元メンバーのテオさん。夏はトランポリンでトレーニングしているとか。
レベル1の一番高いジャンプ台に上がっていくと・・・真っ逆さまに滑り降りていきました。スローの映像でよく見ると、さすがに美しい!
あの高さからだと上手に入水しないと水面にぶつかって怪我をしかねません。しかも冷たい水です。
主にウィンタースポーツで賑わうティニュですが、25万ユーロをかけて2年ほど前にこの滑り台をオープンさせた結果、年間で夏の観光客が20%ほど増加したそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、しばらく使っていなかったバイク用ヘルメットの手入れをした。中のホコリをきれいに落として、外側をクリーナーで磨いて終了。かぶって出かけようとしたら・・・バイクはどこだ???」
VDM(Vie de Merde)より
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