さむ〜い夏 その4 [その他の国]
夏の土曜日は、足元が寒くなるような体験をして涼しくすごしましょう!
今回はシリーズの4回目。天空の橋を渡ってスリルを味わいましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
森林の山が続くチェコの山岳地帯。
そこに忽然と現れたのが、地上90メートルに作られた世界一長い吊橋スカイ・ブリッジ721。
721は長さが721メートルあるかららしい。こりゃ足元も寒くなります!
こちらが入り口。ここで19ユーロの通行料を支払います。
「怖いと思いますよ。でも渡ってみます」
「子供と一緒です。怖がらないでいてくれるといいけど、どうでしょう?」
さあ、吊橋を渡りましょう。まずは最初の一歩を記念写真に収めておきましょう。それにしても皆さん、冷静ですねえ。
「わあ、面白〜い。全然怖くないわ」とママ。
上から見るとかなり怖いけど、実際に渡るとそれほどでもないのかしら?
いや、そんなことはないそうです。真ん中辺りまで来ると風が吹き始めました。皆さん、手すりに手を置いて進んでいきます。
「風があるから、気分のいいもんじゃないですよ」
そんな人もいれば、こんな人たちもいます。ジャンプしたはいいけど、やっぱりちょっと気分が悪いらしい。
しかも幅が結構せまいですね。二人並ぶといっぱいいっぱいのようです。
こちらの方は橋の工事責任者。セキュリティは万全だと言います。
「こちらのケーブルは直径が8センチほどあります」
その他、橋の揺れを抑えるために、60本のケーブルで橋が地上とつながっています。とは言うものの、完全に揺れないわけではありません。
「夏の間、気温の上下で橋の高さが6メートルほど違ってきます。また冬になり山が雪をかぶると揺れが激しくなります」と責任者。
橋の完成までは2年がかりでした。かかった費用は800万ユーロ。
それまでポルトガルの橋が持っていた記録を200メートル追い越して、世界一長い橋に躍り出ました。
「2ヶ月前に開通したばかりですが、すでに3万人あまりがこの橋を渡りました。アジアやアメリカなど海外からの皆さんがプラハ観光のついでにいらっしゃっているようです」と橋の管理責任者。
さすがに山岳地帯の高いところだけあって天候があっという間に変わってしまうようです。
「雲の上にいるような感覚ですよ」
「空の上を歩いているようです」
チェコはコロナ禍でも観光産業に制限を加えるような政策を取ってこなかったらしい。そのおかげか、コロナ禍前の状態に戻りつつあるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、悪夢にうなされて飛び起きた。ぞっとして冷や汗が出てきた。どんな夢かって?赤ワインを冷蔵庫に入れる夢」
VDM(Vie de Merde)より
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