週末はサン=トロペで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。また放送が再開になりました。夏のバカンスシーズンももう終わりだなあ〜。
さて今回はコート・ダジュールのリゾート地サン=トロペ(Saint-Tropez)を旅します。
パリからは飛行機と車を乗り継いで約3〜4時間ほど。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年8月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
地中海に飛び出た半島にあるサン=トロペは、もともとは小さな漁村でした。それが今では富裕層の豪華なヨットが並ぶ高級リゾート地として世界的に知られる町になりました。
豪華なヨットも素敵ですが、今回は乗り合いボートで港のあちら側に行ってみましょう。料金は7.80、乗車時間は15分ほど。
上陸すると目の前にあるのが有名なブラッスリーSenequier(オレンジ印)。そのお店のパティスリーで売られているのがこちらのお菓子。ブリオッシュ生地にアーモンドパウダーを混ぜザラメをまぶして焼いたら半分にスライスして間にカスタードクリームをたっぷり挟んで出来上がり。60年代の銀幕のスター、ブリジット・バルドーのおかげで有名になったお菓子です。
「もともとはポーランドのタルトだったんですが、ブリジット・パルドーのお気に入りでサン=トロペの名物になりました」とパティシエ。
町には、その金箔の像が設置されているらしい。そう言えば長いブロンドの髪が素敵でした。
次は遊覧船に乗ってみましょう。1時間ほどのツアーで、海岸沿いに並ぶセレブの別荘を眺めることができます。
「あの上の方にある別荘は7千万ユーロで販売されました」とガイドさん。
どうやらセレブたちが夏の間バカンスを過ごしにやって来ているらしい。町に戻って有名人に会えるかもしれないとキョロキョロ。しかし、そう簡単には会えません。
その代わり、こんな豪華な鳥に出会えました。ここは丘の上にある海洋博物館(青印)。1950年代までは海軍の施設として使われていました。数年前から孔雀を飼い始めたそうです。平和になりましたね。
さて、こちらは鳥の目でみた港の様子。港を中心に建物が密集しているのがわかります。
そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。町の中心地は高額なので、海から少し離れたキャンプ場に泊まることにしました(緑印)。こちらのテントが今晩の宿。テントと言ってもちょっとした一軒家のよう。これで一泊40ユーロ。
ここはワイン農家の中にあるキャンプ場。すぐ近くにぶどう園があります。この地域はワイン造りが盛んでAOPも獲得しているとか。
翌朝は、こんな車でドライブを楽しみましょう。
「これは1960年代にイギリスで作られたミニ・モークと呼ばれる車です」とオーナー。
おもちゃみたいで可愛いですね。これまたブリジット・バルドーがイギリスからサン=トロペに持ち込んだんだそうです。
次は町に戻ってショッピングを楽しみましょう。やってきたのは靴屋さん(赤印)。アメリカの女優ケイト・ボスワースが買い物に来たことがあるらしい。
それはともかく、こちらのデザインのサンダルが有名です。お店の奥にアトリエがあります。創業は1927年。
最後は、広場でペタンクのゲームに加えてもらいましょう(こげ茶印)。おっ、おじさま方、珍しくマスクしてますね。あご掛けだけど。旅人もコツを教えてもらってチャレンジしましたが、もう少しトレーニングを積んだほうがよさそうな・・・。
夏が終わると静かな町になりそうですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「エアコンもなく猛暑の中で約2週間も働き続けてやっとバカンスになったが、雨が降り続き、気温は19℃。ついてねぇ〜」
VDM(Vie de Merde)より
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