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大気汚染対策にノー! [地方の小さなできごと]

 先週末から週明けにかけての目まぐるしい天気に翻弄されまくりだった。

 昨日の夜は恐ろしく涼しくなった。ここから先は30℃超えはもうないんだろうね?台風ももう来ないでね。

 それはさておき、フランスのとある町でこんなことが起きていました。

Paris_DevilleLR.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 フランスでは、車から発生する大気汚染物質を抑えるために、古い車の通行を制限するゾーンの設置が推進されているらしい。

 このゾーンをZFE(Zone à faible émission)(日本語にするとすれば、汚染物質少量ゾーン)というらしいのですが、ルーアン近郊の町でちょっとした騒ぎになってしまいました。

 ZFEゾーンを示す標識に何やら文字を書いた黒い幕を貼り付けているのは町長さん。黒幕には”危険”の文字が・・・。

 この町ではちょっとしたZFE反対運動が起きているようです。

 町長さんに応援の声がけをしているのはミシェルさん。ミシェルさんの車は古いため大気を汚染すると言われてしまったため、このゾーンを走ることができません。

 「借金して新しい車を買えって話になる。まだ後10年は走れる車なのにさ」とミシェルさん。

 ZFEの標識が設置されたのは約2週間ほど前のこと。以来、車の通行に大きな問題を引き起こしています。

 町長さんによれば、このゾーンを走れない車が、標識のところで突然方向転換を余儀なくされてしまい危険だと言います。

 「事故が起きたらどうなりますかね?私には分かりかねます。こんな決定をした人たちには現場に来て現状を見てほしいですよ」

 現在の規定によれば、青のラベルと1,2,3のラベルのいずれかに該当する車ならどこでも自由に町を走ることができます。規則上ではそれ以外の車は走ることができません。

 「私は4です。でも、どこでも走りますよ。経済的に新しい車は買えませんし、車がなかったら仕事にいけませんからねえ。仕方ないです」と居直る女性ドライバー。

 しかし、車を買い換えるのなら補助金が出るようです。金額がどれくらいかが問題ですが、買い換えないでそのまま禁止区域を走ると最大450ユーロの罰金が課されるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、空気清浄機から3メートルほど離れたところでオナラが出てしまった。その直後、空気清浄機からアラーム音がなり始めた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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