インフレのXmasディナー [トピックニュース]
先日、オリーブ油がなくなりかけていたので、いつものお店で買おうとしたら300〜400円ほど値上がりしていて面食らった。
イタリア産ではなくスペイン産ならもうちょっと安いはずと別のお店に行ったら多少安くなっていた。
この円安では輸入品は当分値上がりが続きそうだ。そして、世界的なインフレはコロナ感染と同じでまだ収まりそうもない。
今年のクリスマスの食卓はどのようなことになるのでしょうか?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランスでは35年ぶりに諸費者物価が6%上昇。価格の上昇率はものによって異なり、今年のクリスマスの食卓が気になります。
パァ〜ンとシャンパンを開ければ祝の食卓が一段と楽しくなりそうですが、そんな贅沢、できるかな・・・。
こちらがクリスマスの仮の食卓。人気の食材を集めてみました。
まずはサーモン。例年より0.25ユーロの値上がりです。シャンパンは5%、フォワグラはなんと30%の値上がり。人気の牡蠣も1ユーロ値上がりです。
「12月になるとサーモンもフォワグラも値上がりです。ちょっと驚きじゃないですか?」と取材班。
「それほど驚かないですよ。年に一度のことですからなんとかしたいですね」と男性。
全体に価格があがっているのは、なんといっても生産者が値上がりの直撃を受けているからです。
こちらは牡蠣の養殖場。養殖に欠かせないこの金属の網の価格がこの1年で2倍に跳ね上がりました。
なんとか利益を減らしながら頑張ってきましたが、やむなく値上げすることにしたそうです。
消費者の皆さんの反応は?
「一人はサーモン、一人はフォワグラとかそんな具合になりますかね」
「量を減らすしかないわね。少なくても質の良いものを食べるってこと」
さらに、保存の効くものは値上げ前に買っておくという消費者もいるとか。
早めの対策は食材だけではありません。すでに10月からクリスマスのプレゼントを買い求める人たちもいるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「2年前には一等席に払った料金を、今は2等席に払っている」
VDM(Vie de Merde)より
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