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没収物は競売! [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。

 本日は、国境を超えた旅でお世話になる税関のお話。

 違法にフランス国内に持ち込もうとすれば税関で没収となりますが、その没収物が競売にかけられたそうです。

 ええっ、そんなことができるとは!

 考えてみれば吐き出さないと溜まる一方ですもんね。でも、一体、どんなものが売られているんでしょう?

douane.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのオークション会場。主催者は経済省。

 品物はと言えば・・・例えばこちらの乗用車。ドラッグの密輸に使われていたそうです。

 さらに、こちらはプラチナの延べ棒。パリの北駅で没収されました。よく見るとクレディ・スイスの名前が彫ってあります。

 一方、こちらはダイヤモンドの原石。洋服の裏地の中に隠されていました。

 「乗客が、洋服の中に隠し持って、交通機関を何度も乗り換えながら運んできたものです」

 競売にかけられたのは全部で350点ほど。高級ブランドの商品がずらりと並んでいます。どれも正真正銘の本物。

 「密輸の話は映画などでよく見ますが、ちょっと記念に買ってみようかなと思って来ました」

 「誰かが使っていたものですよね。それが面白いなと思います」

 11月4日に行われたこの競売では、事前の予想を遥かに上回る130万ユーロが収益として国庫に入るそうです。

 因みに、2019年度は1,250万ユーロ、2020年度は1,370万ユーロ、2021年度は1,900万ユーロと収益は増加の一途をたどっています。

 例えばこちらの時計。昨年、28万ユーロで落札されたとか。

 今回の競売では、このトラックが90,000ユーロで落札。

 トラックの価格も時計の価格もよくわかりませんが、どちらもお買い得な価格らしい。

 それにしてもこのトラック、どういう理由で没収されたのか・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ブスの女の子と相乗りになった。彼女はル・アーブルで僕のトラックに乗り込みパリで降りて行った。なんだかブスが恋しい[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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