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週末はサンタンデールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はスペイン北部の海辺の都市サンタンデール(Santander)を旅します。

 パリからは、なんと直行便が週に4回飛んでいるらしく所要時間は1時間半あまり。

 では出発!

Spain_Santander.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ほお〜、こんなところかあ。

 海に囲まれた半島にある都市。マリーナにはたくさんのプレジャーボートが停泊しています。

 そして海に突き出た小さな半島にはスペイン王室が夏を過ごす宮殿があります(青印)。美しい!

 サンタンデール市から、当時の国王夫妻アルフォンソ13世と英国から嫁いできたヴィクトリア・ユージェニー妃に贈られた宮殿だそうです。

 中は見学できます。こちらはボールルーム、そしてこちらは宴会場。50人ほどが会食ができるとか。そして結婚式や演奏会の会場としても使われているそうです。もちろん国王夫妻が私的利用する区域もありますが、さすがにそこは見学不可。

 では次は、せっかくですから海に出てみましょう。観光船は少々高いので、湾の向こう側とこちら側を結ぶ定期便のボートに乗りましょう。往復で5.20ユーロと破格の値段。

 「車で往復したらガソリン代が余計にかかりますよ」

 「教会と山の景色を眺めながらのんびりできますよ」

 このボート、一日に6往復するそうですが、その目印になっているのがモウロ島とその灯台(赤印)。今は静かですが、冬は嵐で近づくこともできなくなるようです。

 さて、そろそろお腹が空いてきました。地元の料理を頂きましょう。やってきたのはこちらのお店(オレンジ印)。お店の中には生け簀があり、そこで食べたいものを選ぶと鉄板焼にしてくれます。このあたりの海は荒れることが多く水温も低いためカニやエビは味が凝縮されて美味しいそうです。

 お腹がいっぱいになったら今晩の宿へと向かいましょう。ここはハイキングコースのある山の中。泊まるのはこちらのツリーハウス(こげ茶印)。イグルーみたいな形をした木製のハウス。一人一泊85ユーロ。これは寛げそうなお部屋ですね。季節ごとに窓から風景を楽しむことができます。

 さて翌日は、サンタンデールから車で20分くらいのところにある自然公園にやってきました(緑印)。ここでは120種類の動物たちが放し飼いされています。こちらは象。年齢は46才、体重は6トンほどあるそうです。

 見学は車かロープーウェイ。ゴンドラに乗れば、かつて鉄鉱石の採掘場だった場所が眼下に見えてきます。また動物たちと間近で触れ合うこともできます。

 さて次は街の中心に戻って、ちょっと変わった形の近代的な建物に行ってみましょう(水色)。ここは美術館。古典から現代アートまで様々な作品が展示されています。

 最後は、海のスポーツを楽しみましょう。海のスポーツと言えばサーフィンですが、旅人は今回が初めて。インストラクターにビーチでしっかり指導してもらいます。そして、いざ海へ!

 おお、なんとか水面をサーフできたような・・・。空には虹が・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、スキーの初日。3箇所に擦り傷、肩に打撲、顔には青あざができた。ゴンドラ乗り場を探していただけなのに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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