週末はノワールムティエで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はフランス西部の島ノワールムティエ(Noirmoutier)を旅します。パリからは高速列車と車を乗り継いで4時間ほど。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月19日に放送)(▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今週もまた海に縁のある場所を旅することになりました。
秋になってもわりに暖かいノワールムティエ島は、この橋で本土とつながっています(青印)。
橋でつながっているとなると一年を通じてアクセスは楽ですね。そして、様々な海の風景が堪能できます。
まずはバケツを手にこちらの干潟にやってきました。8ユーロでガイド付きの潮干狩りが楽しめます。
期間は5月から11月まで。潮の満ち引きで貝が美味しく育つんだそうです。採れたのはアサリ。潮が満ちてくる前に引き上げましょう。
このまま本日の宿へと向かいます(赤印)。オーシャンビューのテントのようなバンガロー。一泊60ユーロ。5人まで泊まれるそうです。そしてキッチン用品や食器もついて自炊もできます。
さっそく先ほど採れたアサリをいただきましょう!
ガイドのジャン=イヴさんが調理してくれます。鍋に貝を入れ、ワインとスライスした玉ねぎを加え蒸し煮にします。貝が開いて火が通ったらランチタイム。
お腹がいっぱいになったところで、ボートで海に出ましょう。半日のツアーで大人一人55ユーロ。ロープの結び方や操縦法なども教えてもらえます。
次は陸に上がってボートから自転車に乗り換えます。ガイド付きの塩田巡りツアーに出かけましょう(緑印)。
地図を見ると、なんと島の半分が塩田だということがわかります。まるでレースのよう。
島で初めて塩を作り始めたのはベネディクト会の修道士だったそうです。5世紀のことでした。7世紀になると本格的な塩作りが始まり島の一大産業になりました。
さて二日目の朝は、一般人が入れない場所に行ってみましょう。
そこは魚の卸市場(水色印)。プチ築地みたいなとこですね。釣れたばかりの魚は選り分けられ、業者に売られていきます。
次は少し変わったところに行ってみましょう。そこは世界中の蝶が暮らしている館(赤紫印)。およそ1500匹の蝶が集められています。
「高温多湿の南国に生息している生き物なので室内は常に26℃、湿度は80%に保たれています」と責任者の方。
Tシャツには蝶のロゴマーク。ここなら普段見られない蝶が見られそうです。
そうこうしているうちに一日が終わりそうな時間になってきました。夕日が海の向こうに沈んでいきます。
******* フランス人のつぶやき *******
「数ヶ月前から独身に戻った。先の展望も見えずバルコニーでタバコを吸い始めたら、鳩のカップル、蝶のカップル、ハエのカップルと、回りはカップルだらけだった」
VDM(Vie de Merde)より
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