30ユーロで晩ご飯197 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回もInstagramで自分の料理を発信している料理人がチャレンジしてくれます。
シンプルながらクリエイティブな料理を作るというのがモットーですが、今回のお題はスープ。
前菜からデザートまでスープ仕立てでなくてはなりません。どうなりますか・・・。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その料理人シモネさんと一緒に市場にやってきました。30ユーロを渡して材料をそろえていただきましょう。
まずはこちらのお店でタルベの白いんげん豆を確保。この豆、AOP付きです。さらに、クリ、マッシュルームを購入。
まだまだ続きます。メインのミネストローネ用に、根セルフイユ、ルタバガ、パネ(白ニンジン)、ニンジン、キクイモ、カブを購入。デザート用には、オレンジ、ナシ、レモンを購入。全部を合計すると・・・25.02ユーロで、残りは4.95ユーロ。
あれえ、一回のお買い物で予算の殆どを使ってしまいました。大丈夫か?
次はお肉屋さんにやってきました。豚の皮を一枚無料で提供してもらったようです。この一枚からいいお出汁がとれるとか。
次はチーズ店にやってきました。パルメザンチーズを買おうとしたのですが、このままでは予算オーバー。そこで半分だけ買うことになりました。半分で4.70ユーロ、手元に残ったのは0.25ユーロで辛うじてセーフ。では調理の開始!
まずは前菜のカプチーノ風白インゲンスープ。
マッシュルームは汚れを落とし、クリは皮をむきます。白インゲン豆は豚の皮と一緒に1時間半かけて茹でます。そこにパルメザンチーズを加えてミキサーにかけます。この泡がたったところがカプチーノ風ということらしい。マッシュルームと皮を向いたクリはフライパンで炒って器に入れます。そこに先程の泡のスープと最後にエスプレットの粉末唐辛子を振って出来上がり。
次はメインのミネストローネ。
根菜を細かく刻んだら、野菜の皮とパルメザンチーズの皮で出汁を取ったブユヨンで煮込みます。ここに濃縮トマトペースト、パスタを加えさらに煮込みます。火が通ったら器に盛り付け、パセリとおろしたパルメザンチーズをトッピングして出来上がり。
最後はデザート。
ミネストローネと同じように果物の皮を向いてさいの目に切ります。皮はシナモンやアニスなどの香辛料を加えて袋に入れて、はちみつ入りのシロップの中に浸けて煮込みます。これも皮でお出汁を取るということらしい。こうして器に盛り付けスープを加えて出来上がり。
******* フランス人のつぶやき *******
「パスタばかり食べていたせいて、作ったスープを漉し器に通して全部流してしまった」
VDM(Vie de Merde)より
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