Xmasのオススメ料理 ⑤ [ローヌ=アルプ地方]
フランス代表の決勝進出ってだけでフランス国内はすごい騒ぎになったらしいけど、優勝したらどれほどの騒ぎになるのやら・・・。想像するだけで恐ろしい。
優勝を逃しても似たりよったりの騒ぎになるんじゃなかろうか?
それはともかくとして、シリーズの5回目です。
今回はサヴォワ地方に伝わる伝統のお菓子リソル(rissole)です。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
サヴォワ地方に伝わる洋梨のリソル。
使う梨は5キロ、バターが500グラム、小麦粉1キロ。その他に、砂糖、ミルク、赤ワイン。
あれ、料理人のお召し物が個性的。サヴォワ地方の民族衣装だそうです。早速、調理に取り掛かりましょう。
小麦粉とバターでパイ生地を作ります。パン工房にある機械なら楽ですが、ここでは全部手作り。大変な作業です。こうして10分ほどこね続けたら寝かせます。
その間に洋梨の皮をむいて細かくスライスします。
「リソルに使われる梨は4〜5種類あります。その中の一つが、比較的水分少なめのこの梨です」とマルティーヌさん。
細かく切った洋梨を鍋に入れ、おろしたオレンジの皮、シナモン、バニラ、ワインを加えて火にかけます。
とは言っても直火ではなく、薪で熱くなったストーブの上で、とろ火でなんと4日間煮詰め続けます。
その結果はご覧の通り。マルティーヌさんがジャムとおっしゃってますが、私にはあんこに見える!
次は寝かしておいた生地を伸ばして、これくらの四角に切り分けます。ここに洋梨のあんこを挟みます。
玉子でお化粧を施して20分ほどオーブンに入れて焼き上げます。
焼きたてをいただきましょう。う〜む、美味しそうに食べますね。
さて最後に、数ヶ月前くらいからYouTubeを見ることが多くなってきましたが、最近、ART VISION TM / C&B JOURNAL(→こちら)というチャンネルでパリの街歩きをライブ配信していることに気が付きました。
しかも4K画像でかなりの臨場感。通りの名前も写してくれたりするので、どのあたりなのか見当がつきます。興味のある方にはおすすめです。
******* フランス人のつぶやき *******
「最近、糖分の摂取量を減らすべく、お砂糖少なめのジャムを家で作ることにした。おかげでうちの人、大変おいしいとかで、これまでの2倍のジャムをパンに塗って、これまでの2倍を食べるようになってしまった」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0