大晦日の夜に乾杯 [フランスのワイン]
やっとの思いで年賀状を書き終えて投函してきた。10枚足らずの年賀状なのに難行苦行になってしまう。
なぜに難行苦行なのかというと、手書きだからだ。無用の長物になってしまったプリンターは早々に処分してしまった。たった10枚の年賀状のためにプリンターで印刷もなかろう。それでここ最近は全部手書き。
キーボードを叩けばあっという間にできてしまうのとは大違い。手書きなどめったにしなくなったから拙い文字になってしまう。それで難行苦行なのだ。いずれにしても今年もなんとか年内のうちに大仕事を完了させてほっとした。
それはともかくとして、いよいよ今日は大晦日。フランスではカウントダウンの夜にごちそう食べながら新しい年が来るのを待つというのが一般的ですが、そういう時の飲み物と言えばシャンパン。
しかし、フランスにはクレマン(crémant)という別の発泡ワインがあります。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年12月2日28に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
カウントダウンの夜に飲むのはシャンパン?それともクレマン?
何が違うかと言えば、シャンパン(又はシャンパーニュ)はシャンパーニュ地方で作られる発泡ワイン。同じ発泡ワインでも別の地域で作られたものはシャンパン(又はシャンパーニュ)という名称は使えないのでクレマンと呼ばれます。
こちらはアルザス地方の酒屋さん。
「私はシャンパーニュが好きですが、ぱっとしないシャンパーニュより優秀なクレマンの方が良いということは確かです」と男性客。
二つの発泡ワインは値段も違います。シャンパーニュの方が高め。そうなるとそこいらのシャンパーニュよりクレマンの方がお得となります。何しろクレマンは1本8ユーロ前後という低価格。そのせいか年々売上を伸ばしています。
こちらはアルザス地方のクレマンを製造しているワイン農家。
「この年末はこれまでにない勢いで売上が伸びています。2022年度の売上は4千万本に達すると見込んでいます」
クレマンの売上はこの10年で倍になりました。
「単にシャンパーニュの代用品ではなく、品質が本物として認められたということなんです」
とは言っても、シャンパーニュはお祝いの時の贅沢な飲み物として君臨しています。こちらも景気は申し分ありません。
「今年は出来もよく、世界中から注文が殺到しています」
お値段の方は1本20〜30ユーロとやっぱりかなり高め。
今年、わが家では成城石井の福箱とやらを購入。箱には10本のフランスワインが入っている。発泡ワインはシャンパーニュともう一つ低価格のものが1本入っている。クレマンとは書かれてないようだ。これはちょっと飲み比べるしかなさそう。楽しみ〜。
それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
******* フランス人のつぶやき *******
「両親が私の成功を祝いたいという。私はニューヨークの銀行に就職が決まっていて2日後にアメリカに旅立つ。そこでシャンパーニュでお祝いというわけだ。しかしよく見ると、それは子供向けフルーツジュースのシャンポミーだった」
VDM(Vie de Merde)より
carotteさん
おはようございます!
よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします^^
by kiyokiyo (2022-12-31 03:43)
kiyokiyoさま
まもなく今年が終わりそうです。
kiyokiyoさんも良いお年をお迎え下さいね。
by carotte (2022-12-31 16:56)
今年も大変お世話になりました
新年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします
by (。・_・。)2k (2022-12-31 17:14)
(。・_・。)2kさま
こちらこそ昨年はお付き合いいただきありがとうございました。今年も変わらずお付き合いいただけると嬉しいです。
by carotte (2023-01-01 01:42)