マクロン・カー [トピックニュース]
東京は、めでたく梅雨明けとなりました。
とは言っても気象庁は「梅雨が明けたとみられる」と言ってますから、あまり当てにできません。途中で雨の日が続くような気がしてなりません。
それはともかくとして、東京の梅雨と同じで、フランス国鉄のストライキも6月28日で一応終了しました。
しかし、何だか7月まで延長するというような話が・・・。正直、しつこいですね。
でも、昨日のキャンプ場の話や観光課の方の話からすると、バカンスにはそれほど大きな影響はなさそうです。
そんな中、このストライキの影響で突如大忙しになった会社がありました。
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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年6月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
それが、これ。長距離バスを運営しているバス会社です。
フリックスビュス(Flixbus)、ウィビュス(Ouibus)、イジライン(Isilines)の四社は、追加の車両調達や人員補充を余儀なくされるほどの繁盛ぶり。
もっとも需要が多かったのは高速列車TGVをカバーするルートです。
5月には通勤客の利用が二倍に跳ね上がりました。ストライキが激しくなればなるほど通勤客は増えて、利用者の20%を占めるほどになりました。
この車内、乗り心地も悪くないようです。
この長距離バス、別名 “マクロン・カー” と呼ばれています。マクロンは当然ながら、あのフランス大統領のこと。
そもそも大統領が国鉄の大改革に着手したのが発端となって始まった国鉄のストライキです。
良し悪しは別にして、とにかく今回はこのマクロン・カーが大活躍。
ストライキの期間中、ウィビュス社は44%の予約増を記録しました。しかし、このウィビュス社、実体は100%国鉄の子会社!
ということは、鉄道を麻痺させている間、国鉄は道路で儲けてたというわけです。
いやはや、どうなってるんでしょうねえ〜。
ただ、儲かっているとは言っても、天文学的数字とも言われる国鉄の赤字の解消にはなりそうもありません。
7月、8月はバカンスシーズンで、通勤客の数は減少しそうな気がしますが、長距離バスの利用者は、初めて1000万人に達するのではと期待されているそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、国鉄のストライキを調べたら、試験の日はどれもみなストライキの日。やったあ〜。受験しないで済むぞ!」
VDM(Vie de Merde)より
間もなく夏休み [トピックニュース]
6月最後の平日になりました。東京は、梅雨明けだろうがなかろうが、夏になったということだけは確かです。エアコンが必要な季節になりました。
フランスはそろそろバカンスシーズンが始まります。
学校の夏休みは来週末から始まって9月1日まで(2日が日曜日なので実際には2日まで)続きます。子供達にとっては宿題も何もないから天国のような季節です。
そんな夏休みを過ごす人たちのために、保養地ではすでに受け入れ準備が完了。
しかもこのところいいお天気が続いているフランスでは、すでに一足早い夏を満喫している人たちもいるとか。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここは大西洋に面した海辺の町ラカノー(Lacanau)。夏休み前とはいえ、ビーチにはすでに海水浴を楽しむ人たちがいます。
保養地と言えばコート=ダジュールを思い浮かべますが、さすがにサーフィンは地中海では無理ですね。大西洋の波が必要です。
フランス西海岸の保養地では徐々に予約が始まっているそうです。
「7月初旬は予約で70%が埋まってます。これからシーズンに入りますから100%なることを期待しています」とキャンプ場の方。
キャンプ場と言っても、単なる宿泊施設だけでなく、様々なアクティヴィティが楽しめる設備も充実しています。
今年の夏休みの予算は昨年よりやや増加して一世帯あたり平均1,787ユーロ(約23万円)。
「主な出費は宿泊代です。その他に自転車やカヌーを借りたりすると30ユーロ単位で出て行きます」とお父さん。
フランス人の夏の旅先はといえば、海と答えた人が61%で過半数を超えています。
こちらの飲食店は通常は6人ほどの従業員を雇用していますが、夏のシーズン中だけ46人に増やすことになっています。
「冬は天気のいい日でも1日60食ほどしか出しませんが、夏は400から500食に急増するんです」とお店の方。
夏だけの宿泊施設も全体の41%を占めており善戦しています。
そして、春の天候不順の影響か、太陽を求めて出かける人が多くなっているようです。
「国鉄のストライキの影響はありません。例年と変わらないか、それ以上の人出が見込まれます」と観光課の方。
夏休みは1ヶ月!と言うので知れ渡っているフランス人ですが、今年は2週間あまりという人が65%で一番多いそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ロンドンで休暇中。僕はフランス語なまりの相当ひどい英語を話しているらしい。何しろ、レストランの給仕係に『コカコーラをください』と言っているのに通じなかった 」
VDM(Vie de Merde)より
ビバンダム [フランスのお宝]
暑いですねえ〜。東北は大雨のようですが、関東は猛暑。正直、身体がついていきません。
気象庁も考え方を改めたようで、そろそろ梅雨明け宣言をしそうな状況になってきました。
しかし、こうなると勝手なもので、もう一雨くらい来てから梅雨明けになってもらいたいような気になってきます。
それはさておき、先日の節約晩ご飯ではミシュラン星付きレストランのシェフが見事な料理を披露してくれましたが、そのミシュラン、そもそもはタイヤメーカーなのですよね。
そしてそのマスコットキャラクターがビバンダム(Bibendum)。
2000年にはフィナンシャルタイムズによってベストロゴに選ばれたこともありました。
ミシュランといえばこのビバンダムですが、なんと今年で120歳になるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月26日に放送)(映像が出てこない場合は→こちら)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ふっくらとした愛嬌のある顔立ちのビバンダム君。
生まれるきっかけになったのが1894年にリヨンで開催された博覧会の時のことでした。
「博覧会のスタンドで、サイズの異なるタイヤが積み重なっているのを見た創業者のエデュアール・ミシュランが、兄弟のアンドレに『あれに腕をくっつけたら人間みたいだね』と言ったのが始まりでした。それが実現したのがこのポスターです。1898年のことです」
ビバンダムとは、どうやらラテン語からきているらしい。
“ミシュランのタイヤは障害物を飲み込みます!” というキャッチコピーをラテン語にすると、NUNC est bibendumとなり、タイヤ男が “bibemdum(ビバンダム)” と呼ばれるようになったそうです。
ここは、ミシュランの本社があるクレルモン=フェランにできた博物館L’aventure Michelin。
120年を祝って、アニメーションなど様々な展示物を通してその歴史を振り返ることができます。
こうしてみるとビバンダム君の姿も今と昔ではだいぶ違っていますね。
「120年の間に少しずつ変わっていったんです。最初は背が低くて丸い感じだったのが、時の流れとともに背が伸びました。お腹回りが少しすっきりして背丈が伸びたわけです」と博物館の方。
あれれ、ビバンダム君も結婚して奥さんがいたんですねえ。しかも、赤ちゃんまで生まれているような・・・。
博物館には様々なイラストやポスターが集められています。責任者の方の後ろには、何やらスーパーマンのビバンダムもいます。
この展示会、今年の12月31日まで開催されているそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、これまで隣人や友人や僕の彼女を疑ってきたけど、僕の自転車のタイヤがいつもペチャンコになっているのは、うちで飼っているネコのせいだとわかった。あいつが爪とぎをしていたのだ 」
VDM(Vie de Merde)より
W杯観戦旅はおいくら? [トピックニュース]
東京地方の一週間天気予報を見てゾッとなりました。なにしろ気温がどの日も30℃を超えてます!
大して雨も降ってないような気がするのですが、いよいよ夏間近か???
東京の水がめはどうなっているかと言えば、利根川水系が63%で例年よりやや減。荒川水系が62%で例年よりやや増。
全体からすると例年とほぼ同じということになりそうです。今のところ心配なし。
さて、本日もサッカーW杯のお話。とは言ってもちょっと違った視点からお伝えしましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年6月25日に放送)(映像が出てこない方は→こちら)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
モスクワの赤の広場を歩いているのはパリからやってきた家族。
ミレイユおばあちゃんは、息子のファブリスさんと三人のお孫さん(ローラちゃん、アダム君、ナタン君)と一緒に試合観戦をかねてモスクワ観光にやってきました。
あれ、ベルギーのサポーターと合流?W杯は様々な国の人たちと交流できる場所でもあります。
しかし、お金もかかります。パリからモスクワまでは航空運賃が一人700ユーロ。宿泊代は5人で一泊1,000ユーロ。今回は3日間の滞在だそうですから2〜3泊するようです。
「試合の観戦チケットは200ユーロしますし、宿泊代やら航空運賃、それに食費もかかりますからかなりの額になります」とファブリスさん。
「予算の多くを私が負担しています。孫たちにはいい経験になりますからお金を出してよかったなと思います。家族旅行を楽しむという意味合いもあります」とミレイユさん。
ロシアW杯のためにやってきた外国サポーターは60万人余り。
このフランス人家族と同じように4年に一度の大会を観戦するために出費を厭わずやってきたんでしょうね。
一方、地元の人たちにとってはちょっとしたビジネスチャンスでもあります。
ここはマキシムさんのお宅。このリビングルームをベッドルームに変身させ、急遽、民宿を開業しました。
大会期間中、一泊70ユーロでお部屋を提供しています。利益は2,000ユーロほどになるとか。
「この時期、価格が3倍ほどに値上がりしています。僕はサッカーには興味ありませんが、せっかくのチャンスを生かしたいと思います」とマキシムさん。
ホテル代が普段の3倍ですかぁ〜・・・。
今回のサッカーW杯、ロシアに120億ユーロの経済効果をもたらすという研究報告もあるそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、美術館の次の展示のために働いているのだが、モスクワから資料が届いた。100ページもある。しかもロシア語・・・」
VDM(Vie de Merde)より
サッカーとビール [トピックニュース]
昨日のセネガル戦、開始早々にセネガルが1点入れて、こりゃ負けたなと思い寝てしまいました。
翌朝起きてみると、引き分けたと言う嬉しいニュース。
夜、再放送を見ていたら、なんだかひょっとしたら勝てた試合だったかもなんて思ってしまいました。
乾のゴールは偶然入ったゴールじゃないですもんね。きちんと組み立てて狙った上で入れたゴールですよねえ。決勝トーナメント、行って欲しいです!
それにしても、試合を見ているとサッカーって格闘技だなとつくづく思います。そもそもは手を使うと殴り合いになるから禁止になって、足だけを使う今のサッカーが生まれたそうじゃないですか。激しいスポーツなんですよね。
さて、そんなサッカーの試合を観戦する時の飲み物と言えば・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランス北部の都市リールにあるバー。大型テレビでワールドカップの試合を観戦することができます。
皆さんが飲んでいるのが、ビール。
人気のビールはこれLA FIÈRE。地元産のビールです。ラベルにはその名の通り誇り高い雄鶏が描かれています。
雄鶏はフランスのシンボルの一つ。フランスサッカー連盟のロゴには雄鶏が描かれています。
「とにかくすごい売れ行きです。すでに5000リットルほど出してます」とお店の女性。
こちらがそのビール工場です。まさかこれほど売れるとは思ってなかったとか。
「ご覧の通りワールドカップとは何のつながりもありません。地元産の美味しいビールを作りたいと2年半前から醸造を始めました」
売り上げアップで嬉しい反面、少々困った状況にもなっています。
ワールドカップで名前が知られるようになった工場は、当局から法律違反の疑いをかけられているのです。
「エヴァン法に違反しているという疑いをかけられています」と工場の方。
エヴァン法では、アルコール飲料をスポーツと結びつけて販売してはならない、しかも容器には “アルコールの摂りすぎは健康に危険です” と言う文言を明記しなければならないとなっています。
こちらはアルコール依存予防協会です。
「このビールは販売中止になりました。缶にサッカーの選手が描かれているからです」と協会の方。
エヴァン法ができた1991年からはパッケージも広告も見直されることになりました。
ただし、1998年には数量限定で国旗をラベルに使ってもいいとされました。
こちらのビール卸業者は、国旗と国名の描かれたビールを小売店におろしています。
どれもワールドカップに出場している国です。しかもビールはその国で作られたもの。サッカー選手もサッカーボールもなし。これなら法律違反にはなりません。
これが当たって今年の売り上げが50%も増えたとか。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、10歳になる息子がサッカーのスター選手に握手をしてもらって帰ってきた。それ以来、手を洗おうとしない」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯30 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯チャレンジシリーズ。30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ります。
今回のチャレンジャーは、ミシュランガイド二つ星レストランのシェフ。
さあ、どんな晩ご飯を作ってくれるんでしょうか?
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
いきなりレストランの厨房にお邪魔しました。お弟子さんたちがきりりとした顔で盛り付けています。
こちらがシェフのローラン・プティさん。早速、30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。
レストランはフランスでも有数のリゾート地アヌシーにあります。美しい湖。
ここで獲れる魚がフェラ(Féra)。メインはこの魚を使った料理になるようです。この魚のフィレを4枚購入。これが14.95ユーロ、残りは15.07ユーロ。
魚だけですでに予算の半分を消化してしまいました。大丈夫???
「付け合わせの野菜は高くないですからなんとかなりますよ」とシェフ。
市場の八百屋さんにやってきました。まずはフェンネルの球根を確保。これが3.30ユーロで、残りは11.77ユーロ。
次にキノコを調達。ソミュールと呼ばれるマッシュルームのようなキノコ。これが3.57ユーロで残りは8.20ユーロ。
そしてちょっとびっくりするような食材を購入。それは松の木の芽。どうやって料理にするんでしょう???
それはともかくとして、これが1.50ユーロで残りが6.70ユーロ。
次はチーズ屋さんでヤギのチーズを3ユーロで、最後にデザート用にルバーブを3ユーロで手に入れました。
これで食材は全部揃いました。手元に残ったのは0.70ユーロ。
調理を始める前に、まずはレストランの菜園で必要なものを摘み取ります。これは無料。
さあ、厨房で作業開始。前菜のキノコのサラダからスタートです。
キノコは3種類に調理します。一つはそのまま4つのキノコを低温で煮ます。二つ目はペースト状にします。三つ目は生のまま。
キノコをスライスしたら、ニンニクとエシャロットをバターで炒めた鍋に加え、水分がなくなってところで塩コショウで味付けし生クリームを加え10分ほどトロ火で火を通します。これをミキサーにかけ裏ごしにします。
次にエシャロットのコンポートを作ります。みじん切りにしたエシャロットをバターで炒め塩コショウしたら出来上がり。
生のキノコはスライサーで薄切りにします。これで準備完了。お皿に盛り付けます。
ペースト状のキノコをスプーンでお皿の真ん中にのせます。その上に低温で煮たキノコをのせエシャロットのコンポートをトッピングしたら生の薄切りキノコを周りに盛り付けます。最後に粗塩と香りのついたオイルを垂らしたら出来上がり。さすが星付きレストランのシェフの料理は違います!
次はメインの魚料理。
まずは付け合わせに購入したフェンネルの球根を三種類に調理します。芯はコンフィに、皮はピュレとソースに。フェラは下味をつけたら油を塗りオーブンで焼きます。これを盛り付けるとこんな感じになります。すご〜く手のかかった料理です。
最後はデザート。
ルバーブに少量の砂糖をまぶしてオーブンで焼きます。丸くカットしたらお皿に盛り付け、ヤギのチーズをのせ、あの松の木の芽を浸したシロップをかけたら出来上がり。
どんな味のデザートなのか、想像もつきません!
「どれもシンプルな材料を使っていますが、深い味わいの料理になっていますよ」とシェフ。
料理人の技とアイデアが光る晩ご飯でした。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夫はバカンス中だからと言って料理を手伝ってくれなかった。しかし、仕事があるときだって手伝ってくれない。『疲れてるから自由な時間は好きなようにしたいんだよ』だって」
VDM(Vie de Merde)より
W杯ファッション [トピックニュース]
沖縄が梅雨明けしたと聞いて、それなら南から順に梅雨明け間近か、などと期待していたら、これからが本番なんだそうです。がっくり。
とにかく洗濯物がカラッと乾かないのが辛い。乾いたようで、どこかじめっとした感じがするのです。
7月の第1週目の後半あたりに梅雨明けするとありがたいのですが・・・。
さて、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったので今日はお休みです。
いよいよ今日の深夜、サッカー日本代表がセネガル代表と対戦しますが、このワールドカップが始まってからというもの、様々な関連グッズの売り上げが伸びているそうです。
それはファッションの世界も同様です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ほお〜、トリコロールの三重フード付きトレーナー。豪華です。
お店の方のユニフォームもひと工夫のおしゃれが光ります。
一方、こちらのスニーカー、かかとがトリコロール。さりげないですねえ〜。
お店のディスプレイもワールドカップを意識してか、こんな感じになってます。
こちらはカフェのテレビで試合観戦。
お客様がお召しになっているTシャツには “アムール” と並んで “フットボール” の文字。
女性客のTシャツには “マダムはフットボールがお好き” と書かれてあります。
さらに “フットボールは人生だ” と書かれたTシャツもあります。
そしてサッカー選手の愛称を刺繍したソックスも人気です。ZIZOU PRESIDENTとは、ジダンの愛称。
この商品、1週間ほど前に全部売り切れてしまったそうです。
ジダンと言えば、1998年のフランスW杯でフランス代表が優勝した時のことを思い出します。
「今からちょうど20年前ということで、このトレーナーも売れています」とお店の方。
Tシャツも色々揃えてありますが、どれも選手の背番号と名前が入っています。
もろジダンの写真を印刷したもがあるかと思えば、サッカー選手の小さな刺繍が施されたものや似顔絵が印刷されたものもあります。
最後の登場したTシャツ、三色旗だったのが、毛並みを変えるとピカピカのシルバーに変身!しかもLOVEと書かれてあります。
逆にすればまた元の三色旗に戻るんでしょうね。面白〜い。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同僚と一緒に職場でこっそりワールドカップの試合を見ていると、突然、コロンビアがゴールを決めた。するとその瞬間、『イエェェェ〜〜〜〜!』という叫び声が聞こえた。社長室から」
VDM(Vie de Merde)より
トロティネット [パリ]
フランスで、ワールドカップで困っているのは受験生だけではなさそうです。
社会人もまた困った問題に直面。つまりサッカーと仕事の両立です。
フランスが決勝進出を決めたペルー戦は夕方5時からの放送で、ギリギリ終業後。しかし、勤務時間中にも試合はあります。
サッカーが気になって気もそぞろ、なんて状態では仕事になりません。
こうなったら逆手にとって、みんなで試合を見ましょう!サポーターキットもOK!なんて会社もあるようです。日本にも同じような会社がありそうな・・・。
日本代表の次戦は25日の0時。こりゃちょっと翌日の勤務に影響が出そうですねえ〜。
それはさておき、パリ市の運営する自動車のレンタルAutolibはうまくいかなかったようで姿を消すことになりました。
その代わり、もっと手軽な乗り物が登場しました。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年6月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
それがこの乗り物。
フランスではトロティネット(trottinettes)と呼ばれていますが、日本ではキックスケーターとかキックスクーターと呼ばれているようです。
昨日からパリ市に導入されたのはこれの電動タイプ。
ここはパリ6区。これから使い方をデモンストレーションしてくれます。
まずはヘルメットをかぶりスマホでトロティネットのロックを外します。さあ、これで乗れるようになりました。
どうやらトロティネットにはGPSが取り付けられているようです。
「一日が終わったら夜のうちに全部回収し充電を済ませて、翌朝からまた貸し出すというシステムになってます」
料金は、ロック解除に1ユーロ、1分ごとに0.15ユーロかかります。ということは、10分乗ったら2.5ユーロ(1+0.15 x 10min)(300円くらい?)。
速度は最大で24キロまで。自己発電装置付きで50キロ分の電力を賄います。
このサービスを提供しているのがアメリカの会社Lime。この電動キックスクーターはアメリカではすでに60都市に普及しています。さらにベルリン、フランクフルト、チュリーッヒでも導入済み。
夜の9時には全部のキックスクーターを回収し、充電やメンテナンスをしたのち、朝の5時にはまた使用できるようになっているそうです。
ただし、使用するためにはスマホに専用アプリをダウンロードする必要があるそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、姪っ子の誕生日にトロティネットをプレゼントした。姪っ子が怖がっていたので、安心させるために僕が乗って見せた。その結果、転んで肋骨にヒビがぁ〜〜〜 」
VDM(Vie de Merde)より
受験生はつらいよ [トピックニュース]
フランスでは今週の月曜日からバカロレアの試験が始まりましたが、サッカーファンの受験生にとってはさらに厳しい状況だとか。
試験に集中しなくてはならないのに、サッカーのことが気になる!というわけです。
そんな受験生たち、どんな風にしてこの難局を乗り切ろうとしているのでしょうか?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランス南部モンペリエの高校です。
一科目の試験が終わって次の試験が始まるまでの休憩時間。答え合わせをする子たちがいる中で、前日行われたサッカーの試合について熱く語っている子たちもいます。
「朝、試験会場に来た時からサッカーの話をしてました」と男の子。
「復習するよりテレビで試合を見る方が楽なんですよ」と別の男の子。
そりゃそうでしょ、試験勉強なんて楽しくないですよねえ〜。
ヤナエル君は去年バカロレアを受験しましたが不合格となり、今年は再挑戦になります。
しかし、ワールドカップと重なってしまい、なかなか勉強に身が入りません。
お宅を訪ねると、ヤナエル君、居間で最後の追い込み中。
しかし、目の前にはテレビが・・・。19日に行われたイングランド対チュニジア戦の中継のようです。これじゃあ勉強どころじゃありませんねえ〜。
「真面目に勉強していい生徒になろうとしてますが、正直、いい加減嫌になってるんですよ」と言いながら、ついにソファーに座ってお父さんと一緒に試合観戦。
「本人はプレッシャーと戦っていると思いますよ。しかし、バカロレアに合格するのは大事ですから、親としてはどうしても口うるさくなってしまいます」と父親。
一方、こちらはアナさんのお宅です。こちらは居間ではなく自分のお部屋で勉強中。
「試合と試合の間に集中して勉強しています」とアナさん。
とは言っても、家族全員がサッカーファン。誘惑に負けてしまいます。
「ワールドカップが先週末に始まってくれたのがせめてもの救いでした。もしそれより早かったらもっと厳しい状況になったと思いますよ」と母親。
確かに試験が始まってから猛勉強しても仕方がないかもしれません。勉強するなら試験の前!
試験の最中はテレビでも見てリラックスるする方がいいのかも。
それにしてもこのお宅、モノトーンのインテリアが印象的。幾何学的で余計なものが何もないですね。
それはともかくとして、試験は来週の月曜日まで続きます。二人とも合格することをお祈りしています。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、パパがママにこんなことを言っていた。『うちの息子がバカロレアに合格するより、パナマがワールドカップで優勝する確率の方が高いね』」
VDM(Vie de Merde)より
バラ色のビーチ [ギリシャ]
昨日はふと思い立ち、シュークルートを作りました。
これまでも数回作って食べているのですが、なんとなくいつも見ているネット上のレシピをチェックしてから作ります。
今回も同じように見ようとしたらサイトがなくっなってしまってがっくり。
仕方がないので検索をかけたら良さそうなのが出てきた。どれどれとクリックして見てみると、なんとそこは在日フランス大使館のホームページ!
さすがグルメの国だけあって詳しく書いてあります。興味のある方は→こちら。
ここなら消えてなくなることもなさそうです。しかも今までとはちょっと違うレシピで興味深い。最初に玉ねぎを炒めるというのは初めてです。
美味しそうな感じがしたので、この通りやってみました。ただ、わが家には玉ねぎがダメなのが約1名いるので、あまりたくさんは使えません。
とにもかくにも、このレシピを参考にしながら作ったら美味しくできました。また作る時もここをチェックしてから作ることになりそうです。
さて、梅雨真っ只中、ジメジメした憂鬱な天気が続いています。この梅雨が終わると、暑い夏がやってきます。
夏といえば海。海といえばビーチ。ギリシャのクレタ島にはバラ色のビーチがあるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年6月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
茶色の砂とターコイズブルーの間に見えるのがピンク色の砂。このグラデーションが美しい。
ここはクレタ島のエラフォニシ海岸。近くで見てもやっぱりピンク。
ビーチではすでにビキニ姿の女性がいっぱい。ここは一足早く夏が来ているようです。皆さん、ビーチの美しさに大満足。
それにしてもピンクの砂とは珍しい。一体この砂、どこから来たんでしょう?
神様の機嫌が良かったからここはピンク色になったなんていう人もいますが、町の観光課の方によれば、貝などの軟体動物が原因なのだとか。
貝が一生を終える時、殻から体が抜け出て分解が始まり、それが砂と混じり合うためこの独特のピンク色に染まるのだそうです。
このビーチでしか見られないこの現象のせいか、夏には毎日8,000人もの観光客がやってくるそうです。
となると、町は経済的に潤っても珍しい自然現象に影響が出かねません。
そのため、このビーチの砂は一粒も持って帰ってはいけないことになっているそうです。この規則を破ったものは200ユーロの罰金が課せられます。
こちらの方はこの規則を周知するために活動している町役場の職員。他にも40人ほどが同じような活動をしているそうです。
規則を知ってか知らずか、砂を持ち帰ろうとする人はいるようですねえ。
今の所ビーチへのアクセスは無料ですが、有料にするべきという話も出ています。
「明らかに有料にするべきですよ。来る人が増えれば見回りの人間も必要です。そうなるとさらに経費がかかることになります」と町の職員。
今は観光客も適当な空き地に勝手に車を止めている状態ですが、資金が集まれば駐車場を整備することもできます。
入場料は10ユーロほどを想定しています。しかし・・・
「ちょっと高すぎますよね。どこも無料なのにここだけ10ユーロはやぱっり高いと思いますね」と女性。
「いろいろ設備ができていいんじゃないですかね。何かをする時はもらってばかりじゃダメですよ、出すことも大事です」と別の女性。
有料化についての意見はこの通り割れています。そのため、今年の夏は有料にすることを延期したそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、生徒たちの宿題を添削していると、一枚だけピンク色の紙が混じっていた。そこには同じピンク色のインクで文字が書かれてあった。『宿題を出すのをやめないと、このピンクの手紙を書き続けるぞ!』」
VDM(Vie de Merde)より