サッカーとビール [トピックニュース]
昨日のセネガル戦、開始早々にセネガルが1点入れて、こりゃ負けたなと思い寝てしまいました。
翌朝起きてみると、引き分けたと言う嬉しいニュース。
夜、再放送を見ていたら、なんだかひょっとしたら勝てた試合だったかもなんて思ってしまいました。
乾のゴールは偶然入ったゴールじゃないですもんね。きちんと組み立てて狙った上で入れたゴールですよねえ。決勝トーナメント、行って欲しいです!
それにしても、試合を見ているとサッカーって格闘技だなとつくづく思います。そもそもは手を使うと殴り合いになるから禁止になって、足だけを使う今のサッカーが生まれたそうじゃないですか。激しいスポーツなんですよね。
さて、そんなサッカーの試合を観戦する時の飲み物と言えば・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランス北部の都市リールにあるバー。大型テレビでワールドカップの試合を観戦することができます。
皆さんが飲んでいるのが、ビール。
人気のビールはこれLA FIÈRE。地元産のビールです。ラベルにはその名の通り誇り高い雄鶏が描かれています。
雄鶏はフランスのシンボルの一つ。フランスサッカー連盟のロゴには雄鶏が描かれています。
「とにかくすごい売れ行きです。すでに5000リットルほど出してます」とお店の女性。
こちらがそのビール工場です。まさかこれほど売れるとは思ってなかったとか。
「ご覧の通りワールドカップとは何のつながりもありません。地元産の美味しいビールを作りたいと2年半前から醸造を始めました」
売り上げアップで嬉しい反面、少々困った状況にもなっています。
ワールドカップで名前が知られるようになった工場は、当局から法律違反の疑いをかけられているのです。
「エヴァン法に違反しているという疑いをかけられています」と工場の方。
エヴァン法では、アルコール飲料をスポーツと結びつけて販売してはならない、しかも容器には “アルコールの摂りすぎは健康に危険です” と言う文言を明記しなければならないとなっています。
こちらはアルコール依存予防協会です。
「このビールは販売中止になりました。缶にサッカーの選手が描かれているからです」と協会の方。
エヴァン法ができた1991年からはパッケージも広告も見直されることになりました。
ただし、1998年には数量限定で国旗をラベルに使ってもいいとされました。
こちらのビール卸業者は、国旗と国名の描かれたビールを小売店におろしています。
どれもワールドカップに出場している国です。しかもビールはその国で作られたもの。サッカー選手もサッカーボールもなし。これなら法律違反にはなりません。
これが当たって今年の売り上げが50%も増えたとか。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、10歳になる息子がサッカーのスター選手に握手をしてもらって帰ってきた。それ以来、手を洗おうとしない」
VDM(Vie de Merde)より