W杯観戦旅はおいくら? [トピックニュース]
東京地方の一週間天気予報を見てゾッとなりました。なにしろ気温がどの日も30℃を超えてます!
大して雨も降ってないような気がするのですが、いよいよ夏間近か???
東京の水がめはどうなっているかと言えば、利根川水系が63%で例年よりやや減。荒川水系が62%で例年よりやや増。
全体からすると例年とほぼ同じということになりそうです。今のところ心配なし。
さて、本日もサッカーW杯のお話。とは言ってもちょっと違った視点からお伝えしましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年6月25日に放送)(映像が出てこない方は→こちら)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
モスクワの赤の広場を歩いているのはパリからやってきた家族。
ミレイユおばあちゃんは、息子のファブリスさんと三人のお孫さん(ローラちゃん、アダム君、ナタン君)と一緒に試合観戦をかねてモスクワ観光にやってきました。
あれ、ベルギーのサポーターと合流?W杯は様々な国の人たちと交流できる場所でもあります。
しかし、お金もかかります。パリからモスクワまでは航空運賃が一人700ユーロ。宿泊代は5人で一泊1,000ユーロ。今回は3日間の滞在だそうですから2〜3泊するようです。
「試合の観戦チケットは200ユーロしますし、宿泊代やら航空運賃、それに食費もかかりますからかなりの額になります」とファブリスさん。
「予算の多くを私が負担しています。孫たちにはいい経験になりますからお金を出してよかったなと思います。家族旅行を楽しむという意味合いもあります」とミレイユさん。
ロシアW杯のためにやってきた外国サポーターは60万人余り。
このフランス人家族と同じように4年に一度の大会を観戦するために出費を厭わずやってきたんでしょうね。
一方、地元の人たちにとってはちょっとしたビジネスチャンスでもあります。
ここはマキシムさんのお宅。このリビングルームをベッドルームに変身させ、急遽、民宿を開業しました。
大会期間中、一泊70ユーロでお部屋を提供しています。利益は2,000ユーロほどになるとか。
「この時期、価格が3倍ほどに値上がりしています。僕はサッカーには興味ありませんが、せっかくのチャンスを生かしたいと思います」とマキシムさん。
ホテル代が普段の3倍ですかぁ〜・・・。
今回のサッカーW杯、ロシアに120億ユーロの経済効果をもたらすという研究報告もあるそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、美術館の次の展示のために働いているのだが、モスクワから資料が届いた。100ページもある。しかもロシア語・・・」
VDM(Vie de Merde)より