ツール・ド・フランス開幕 [フランスのお宝]
先週はジムの受付で毎日のようにデオドラントビーズのサンプルを渡された。
どうも洗濯するときに洗剤と一緒に放り込むと臭いが取れるというものらしい。
あまり必要性も感じないまま、「要らない」というのもなんだから貰い続けていたら4つも溜まってしまった。
捨ててしまおうかと思いながらも、どういうわけか気が変わって一度くらい使ってみようかとなり、使ってみたらひどい目にあった。
洗いあがった衣類全てに強烈な匂いが付着して不愉快なことこの上なし。あれはデオドラントじゃないです。オドラントと言ってもらいたし。
匂いのするものに、さらに強烈な匂いを付着させる物質なのでした。
ああいうのが好きな人もいるのかも知れませんが、わが家には向かないのでした。仕方がないのでもう一度洗濯したのですが、少し弱まったものの、あの匂いは完全には取れません。
後悔先に立たず。消えるまで我慢です。
さて、月曜日はいつもなら節約晩ご飯シリーズなのですが、放送がなかったのでお休みです。
ロシアW杯のフランス代表準決勝進出で、やや影が薄くなってしまった自転車ロードレースのツール・ド・フランスですが、105回目となる今年も予定どおり土曜日に開幕しました。
これから三週間、どんなレースを見せてくれるのでしょうか?
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年7月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
第一ステージのゴール間近。去年の覇者クリストファー・フルームがやってきました。
笑顔はなく、ユニフォームに裂けた跡があります。それもそのはず、こんな事故が起きていたからです。
危うく杭に激突してしまうところでした。すぐにレースに戻ったものの、トップから51秒遅れでゴール。
自転車のロードレースを見るたびに、これだけ密集して走って大丈夫かといつも思ってしまいます。危険と隣り合わせ。
そしてコロンビアからの選手はいきなりタイヤがパンク。1分25秒の遅れとなってしまいました。
今年のスタートはこのノワルムティエ島。塩の生産で知られます。空からストライプ模様の島を見ることができます。一つ一つが塩田です。
コースの沿道には毎年変わらず応援にやってくる大勢の人たち。
「去年は14のステージでスタートを見てきました。今年も同じかそれ以上見られるように頑張ります」と男性。
この方、アルプスとピレネーの山岳地帯でのレースを見る予定だそうです。
緑の中を走り抜ける選手たち。平地はスプリンターに有利。
第1ステージを制したのはコロンビアの選手フェルナンド・ガヴィリア、23歳。初めてのツール・ド・フランスです。
当然ながらマイヨジョーヌを獲得。さらに最優秀スプリンターとしてマイヨヴェール(緑のマイヨ)と、25歳以下の優秀選手に送られるマイヨブラン(白のマイヨ)を獲得しました。
マイヨは黄色だけかと思っていたら、最近は色んなマイヨがあるようです。
レースは、様々な風景を見せてくれるコースを辿りながら三週間続きます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、自転車で通勤していると、カーブのところで車に跳ねられそうになった。運転していたのは・・・母だった 」
VDM(Vie de Merde)より