猛暑対策 [トピックニュース]
東京の暑さはだいぶ和らぎましたが、フランスは今が頂点。
昼間は35℃や36℃の地域が3分の2ほど。夜の8時になっても大して下がらず。
とは言っても、あちらは夏は10時近くになってやっと日が沈みますから、日差しがある分、暑さが続きます。
この猛暑を乗り切るために様々な対策が呼びかけられていますが、フランス人の皆さんの猛暑対策はどうなっていてるんでしょう?
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年7月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ただいまの気温は33℃。
ここはパリ近郊の町ナンテールの公園です。
こちらの方は保育士さん。幼い子供たちを猛暑から守るために欠かせないものはなんでしょう?
「霧吹きスプレーです。子供たちは暑いからといって必ずしも水を飲んだりしませんから、別の方法で水分を摂取させなくてはなりません」
こちらは赤ちゃんを抱いたお母さん。
「暑い時は色々着せない方がいいですから、できるだけ風通しを良くしています」
では子供たちのリュックには何が入ってるんでしょう?
「冷たい水の入ったペットボトルに日焼け止めクリームなどですね」とお母さん。
この他に子供たちのために水着を携帯しているお母さんもいます。水着姿で噴水で遊ぶこともたち。
「プールに行くとなると色々面倒ですが、これなら、水着のまま外でお昼を食べて、そのついでに水浴びができるので便利です」
そしてこちらはパリ・リヨン駅。郊外電車の利用客に、一日25,000本の水を無料で配っています。
「この暑さですからね。列車によってはエアコンのないものもあります。そんな利用客の皆さんにお配りしています」と国鉄の方。
皆さん、喜んでペットボトルも水をもらっていきます。
「こんなサービスを提供しているとは知りませんでした。いいんじゃないですかね」と若い男性。
こちらは36℃まで気温が上がったらしいフランス北部の都市リールの電気屋さん。なんだか倉庫がそのままお店になった感じ。
そんなお店で皆さんがお買い求めになっているのはエアコンかと思いきや、扇風機。
様々なタイプの扇風機の中からそれぞれにあったものを選んでいるようです。
「家の中は恐ろしく暑いですよ。少しでも涼しくなるように窓やカーテンを閉めていますが、ダメですね。打つ手がありません」
「扇風機は一つ家にあるけど、別の部屋で使っているからもう一台必要なんですよ」
開店して間もなく売り切れてしまった機種もあります。
「とにかく急激に気温が上がって以来、ものすごい勢いで売れていきます。この動きにきちんと対応できるように努力しています」とお店の方。
フランスのこの暑さ、まだ数日続くそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夜になってもあまりの暑さに、バターを塗ってたっぷり粉砂糖をふりかけたパンを持ったまま、扇風機に当たった。その後どうなったかはご想像におまかせします」
VDM(Vie de Merde)より