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心配な水位 [ローヌ=アルプ地方]

 台風のせいで予定を変更するかどうかで大いに迷い、一つは変更、一つは予定通りを決断。

 今回の台風もまたまた進行方向が定まらず、右往左往しているらしい。

 困りますね、こういうのは。

 それはさておき、猛暑の続くフランス。雨不足がこんなところに影響していました。

Paris_Annecy02.png

 

下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年8月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはフランス有数のリゾート地アヌシー。大きな湖は人で賑わっています。

 ところが、この浮き桟橋だけは誰もいません。それもそのはず、三日ほど前から立ち入り禁止になっているからです。

 いつもならここから勢い良く湖に飛び込む人たちが大勢いるはずでした。

 実はアヌシー湖、夏の初めに比べると30センチも水位が低くなっているそうです。

 桟橋から飛びこもうものなら怪我をする危険があります。

 「あのあたりはいつもなら水深が1.6メートルほどあるんですが、今年は水位が下がっています。その分桟橋も下がっているので、安全を期して立ち入り禁止としました」と市の安全課の責任者。

 アヌシーはかれこれ2ヶ月ほど前から雨が一滴も降っていません。

 ここも例外なく猛暑に見舞われ、この日の気温は36℃まで上がりました。

 それとは逆に、湖の水位は確実に1日1センチの割合で下がっているそうです。

 「今年はこのあたりの高さですが、去年はここまでありました。去年に比べると30センチ下がったことになります」と男性。

 今は夏のバカンスシーズン真っ只中。湖でボートを楽しむ人たちが大勢います。そのボートのレンタル業者にも影響が及んでいます。

 「このままでは底にぶつかってしまうのでモーターの位置をこんな風に上げておかなければなりません」とレンタル業者。

 プレジャーボートの所有者も安心してはいられません。

 「今の水位ですと、あの浮き桟橋に接触してしまう危険があるんです」と男性。

 実はアヌシー湖の水位が下がったのは今回だけではありません。

 2003年の猛暑時には45センチも水位が下がったそうです。

 そこで気になるのが東京の水がめ。調べてみたところ、荒川水系が98%、利根川水系が66%。今のところ飲み水不足の心配はなさそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

雨の日の今日、あるご婦人に “うすのろ” とか “テロリスト“ などと言われてしまった。地下鉄の中で雨に濡れた傘をバタバタさせただけなのに・・・

VDM(Vie de Merde)より



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