エコな・・・ [パリ]
東京にまた猛暑が戻ってきましたが、夜から朝にかけてなんとなくこれまでよりは過ごしやすくなったような感じがします。
8月ももう半分が終わろうとしています。少しは涼しくなってほしいものです。
さて、日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったので本日もお休みです。
因みに再放送はモナコの週末旅でした。見逃したかたは以前の記事を→こちら。
本日は週末旅とはだいぶ異なりますが、パリの最新情報をお伝えします。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年8月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリの街角にちょっと変わったトイレがお目見えしました。
トイレと言っても男性用の小便器のことです。「ああ、これ以上もう待てない!」なんて時に役に立つ街頭の小便器。
「これ、いいと思いますよ。我慢できなくなった時に変なところでやるよりはここでやる方がいいですからね」と男性。
「これは面白いですね。英国にはこんなのはありません。公衆の面前でおしっこをするのは禁じられてますから」と英国人観光客。
フランスもそんなことすれば68ユーロの罰金刑が科せられる可能性があります。
それなら、こんなところに、こんなものをもろに設置して大丈夫なのかと思いますが、これがなかなかエコな小便器なのです。
この箱の中には溜まった小便を脱臭・分解して植物を育てるために再利用する装置が組み込まれているとか。
「昔からパリは公衆衛生の問題に取り組んできました。しかし、この小便の問題はずっと解決されないままになっていたんです」と発案者。
現在、このエコな小便器は実験的に次の4カ所に設置されているそうです。
1. クリシー大通り(voulevard de Clichy, 18区)
2. アンリ=フレネ広場(la place Henri-Frenay, 12区)
3. ティノ=ロッシ広場(square Tio-Rossi, 5区)
4. サン=ルイ島(Île Saint-Louis, 4区)
「私もいい考えだと思うんですがね、問題はベンチに近すぎることです」と男性。
確かに、人がここに座ってたら使いづらいですねえ。
「小便器の設置はいつも難しいんです。ですから設置に適した場所というのは存在しません。どこかに設置すれば、もっと他にいい場所があるだろうにと必ず誰かが言い出します」と市の職員。
このエコな小便器、パリの街に普及することになるのでしょう?
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、トイレに行くと同僚がいた。僕の場合、隣に誰かいるとどうも緊張してすぐには出せなくなる。仕方ないから忍耐で出るのを待っていると、どうも同僚も同じらしかった。沈黙の時間が数秒続いた・・・」
VDM(Vie de Merde)より