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アンヴァリッドの夜 [パリ]

 崩落してしまったジェノヴァの高架橋、今から8ヶ月以内に再建するとか当局の方がおっしゃっているようですが、かなり難しいらしい。

 崩落した橋のコンクリートの山を片付け、それから建設を始めたとしても、少なくとも1年半はかかるとか。

 しかも、橋の下にはいくつか建物もあるので、それをどうするかも考えなくてはなりません。

 8ヶ月はちょっと無理じゃないですかね。ただ、それくらい早く再建が求められている交通の要だった橋のようです。

 さて、お盆休み明けの月曜日、いつもの満員電車に戻りました。今のところ学生が夏休みなので幾分がマシですが・・・。

 それはさておき、パリのアンヴァリッドの中庭ではこんなスペクタクルが開催されていました。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年8月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 黄金に輝くアンヴァリッドのドームによるのとばりが降りる頃、スペクタクルが始まります。

 今年は第一次世界大戦の終戦から100年になります。それを記念して、テーマは「新時代の始まり」。

 アンヴァリッドの建物をスクリーンに、この大戦の物語が映し出されます。

 当時のタクシー、飛行機、負傷兵・・・。

 製作したのがこの方、ブリュノさんです。歴史的建造物へのプロジェクションマッピングのスペシャリストです。

 「スクリーンと言っても映画館のスクリーンとは違いますから、建物の様々な箇所を念入りにチェックして映写しているんです」

 ビデオ映写機は全部で4台。1台約70,000ユーロと言う高価な機械です。HDの4倍もの解像度を持つ4Kの画像を映写してくれます。

 なるほど、それであんなに綺麗な映像なんですね。

 操作はこの管理室のコンピュータで行われます。

 おお、美しいですね。本物の花火が上がっているように見えます。

 「昔の実際の映像と作られた映像をうまく組み合わせて、建物に合うように映し出されていて素晴らしかったです」と女性。

 「とても感動しました。過去の歴史の上に今のフランスがあるというのがよくわかりました」と別の女性。

 スペクタクルの後はドームの見学です。ここにはナポレオンの亡骸が納められていますが、第一次世界大戦で活躍した軍人のお墓もあるそうです。

 中庭のスペクタクルは9月1日まで。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、学校の卒業記念の出し物で、息子が “水たまり” の役をやることになった。いったい、どんな衣装を着せればいいというのだ!?[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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