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出生率の低下 [トピックニュース]

 先日手に入れた新しいiPadには気圧センサーが装備されていて、専用アプリを使うと現在地の気圧を測ることができます。

 昨日は1016〜17hPaで高気圧、気温は26〜27℃止まり、さらに湿度は50%を切ってました。

 わずかに日差しのあった時間もありましたが、全体にどんより曇って冴えないお天気。

 しかし、エアコンなしでも汗が一滴も出ない。汗をかかないで済むなんて、これほどまでに快適とは!

 蒸し暑いのが3ヶ月も続きましたもんねえ〜。もうそろそろ終わってもいい頃です。

 それはさておき、出生率を上げることに成功していたフランスですが、ここに来て下がり始めているそうです。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 2017年にフランスで生まれた新生児は767,000人。はっきりした理由はわかりませんが、前年度に比べると下がっているそうです。

 女性たちの中で何かが変わったのでしょうか?

 「そんなに急いで母親になろうとは思いません。同時に何でも一度にはできませんから」

 「私は、そうですねえ、子供は2人から3人がいいですね。どれくらい収入があるかにもよりますけど」

 そして26歳になるシアムさんは、子供は一人欲しいけど35歳まで生まないと言います。35歳までは仕事や自分を向上させるのに時間をかけたいというのがその理由です。

 「仕事をしながら母親にもなるというのはちょっと大変なことですよね。母や友人たちも皆苦労してます」

 こちらはパリの病院です。毎日8〜10人の赤ちゃんが生まれますが、初めて出産を経験するお母さんたちの年齢が年々高齢化しているそうです。

 「パリの平均年齢は31歳です。特に35歳を過ぎて一人目のお子さんを出産するお母さんの数が増えているんです」と病院の方。

 となると第二子、第三子と産み続けるのは難しくなり、その結果、出生数が減るということになるようです。

 因みに最初の子どもを出産した時の全国平均年齢は、1974年には25歳だったのが2018年には29歳に上がっています。

 とは言ってもフランスは1世帯に子ども二人と、欧州ではまだいい方だそうです。

 「結局のところ、女性たちは仕事と母親業を両立させるのは難しいと思っているのでしょう。その結果、家庭より仕事を取るというわけです。それはつまり、男性が家事を手伝おうとしていないということにもなります」と専門家。

 一方、もう少し違った解釈をする人もいます。こちらは二児の父親アントナンさん。

 「最近の親は子供のことを気にしすぎる傾向があります。昔はそれほどでもなかったんじゃないですかね。なので、仕事と家庭をきちんと両立させようとすると、生活をうまく組み立てて調整する努力が必要になり、どうしても子供をたくさんは育てられないんです」

 確かにそれも一理あるような・・・。

 男性がもっと家事を手伝えば問題は解決するというものでもないのかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、私が出産した病院では、2018年に初めての赤ちゃんを産むと素敵なプレゼントがもらえるらしい。私が出産したのは2017年12月31日の23時55分だった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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