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カリヨンのメロディ [ノール=パ=ドゥ=カレ地方]

 フランス北部の町アブヴィル(Abbeville)では、1時間おきに市庁舎のカリヨン(鐘)が時を知らせてくれます。

 11月1日からそのメロディーを変更するにあたって、初めての試みですが、住民に好きな曲を選んでもらうことにしたそうです。

Paris_Abbeville.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年10月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これがそのカリヨン。鳴るたびに異なるメロディーを奏でてくれます。

 11月1日からは新しいメロディーに変わりますが、今年は下記の20曲の中から希望する曲を住民に選んでもらうことになりました。

 1. Lily (ピエール・ペレ)

 2.Y’a d’la joie (シャルル・トレネ)

 3. Retiens la nuit (ジョニー・アリデー)

 4. 第九 (ベートーベン)

 5. バラ色の人生 (エディット・ピアフ)

 6. Les amants de Saint-Jean (リュシエンヌ・ドリール )

 7. イマジン (ジョン・レノン)

 8. 春 (ヴィヴァルディ )

 9. Despacito(ルイス・フォンシ)

 10. Un oranger sur le sol irlandais (ダニエル・ダリュー)

 11. Je m’en vais (ヴィアネ)

 12. Une jolie fleur (ジョルジュ・ブランサンス)

 13. U-Turn Lili (アーロン)

 14. C’est extra (レオ・フェレ)

 15. S’asseoir par terre (アラン・スション)

 16. Sur la route de Memphis (エディ・ミチェル)

 17. ゲット・バック(ビートルズ)

 18. エリーゼのために(ベトーベン)

 19. On dirait (アミール)

 20. Que je t’aime (ジョニー・アリデー)

 知ってる曲と知らない曲が半々。新旧ほどよく織り交ぜてあるようです。(ブルーの文字をクリックするとYouTubeで聞くことができます)

 「私はジョニー・アリデーの “Retiens la nuit” はレパートリーに入って欲しいと思いますね」と男性。

 「皆の意見を聞くのはとてもいいことだと思いますよ。こんな風に1時間おきに聞くことになるんですから」と女性。

 北部ではカリヨンを鳴らす地域が多いとか。ここアブヴィルではカリヨンは自慢の一つです。

 「あのカリヨンが鳴り出すと時間がすぐにわかりますよ。ですからあの音は皆大好きなんです」と男性。

 曲が決まったらカリヨン用にアレンジしてくれるのが、このピアニスト兼アレンジャーのマチューさん。

 妙なピアノで演奏していますが、カリヨンに合わせて作られたピアノだとか。鍵盤が1オクターブくらいしかないように見えました。

 演奏していたのは、今月の1日に亡くなったシャルル・アズナヴールの代表作 “ラ・ボエーム” でした。この曲は必ず入ることになるので候補リストには載っていないそうです。


******* フランス人のつぶやき *******


今日、就職に応募した会社から選考に残ったという通知を受け返事をしたのが2年前の2016年11月1日。以来音沙汰なし。定年を迎える前に良い知らせをもらえるといいのだが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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