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30ユーロで晩ご飯43 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回のチャレンジャーは、オンラインTVで料理を教えているキャサリーンさん。アメリカ出身で20年前からパリを拠点に活躍しています。

 この放送があった日は感謝祭でした。それにちなんだ料理を作ってくれるようです。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 夜7時、インターネットTVで料理教室が始まります。ここで教えているのが本日のチャレンジャーです。ミネソタ出身。

 「アメリカ人にとって感謝祭はとても大切な日なんです」とキャサリーンさん。

 早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 感謝祭といえば七面鳥。詰め物をして一羽丸ごと焼きます。今回は予算の関係で胸肉になりました。一人一枚で計4枚。

 さらに詰め物用にソーセージを一本、デザート用に玉子6個を購入。これが全部で11.02ユーロ、残りは18.98ユーロ。

 次は八百屋さんにやってきました。リンゴ、玉ねぎ、フェンネルの球根、セロリ、ジャガイモ、カボチャを購入。合計で5.57ユーロ、残りは13.41ユーロ。

 また別のお店でハーブを買います。ローズマリーとセージで2ユーロ。残りは11.41ユーロ。

 最後に、デザート用の材料を手にれるためにスーパーへ。

 4種類のスパイスをブレンドしたもの、カシューナッツ一袋、生クリームで合計11.30ユーロ。手元に残ったのは0.11ユーロでセーフ。

 スーパーを出たところで、偶然、料理教室の視聴者に出会いました。

 では厨房で調理開始!

 まずはメインの胸肉の詰め物料理から。

 玉ねぎ、セロリ、カシューナッツをみじん切りにしたらソーセージの中身と混ぜ合わせます。

 一方、お鍋にジャガイモとざく切りにしたフェンネルの球根を入れて茹でます。

 その間に、七面鳥の胸肉を叩いて広げ、先ほど作っておいた詰め物をのせ巻いたらバターで炒めます。

 茹でたジャガイモとフェンネルの球根はピュレにします。このピュレとリンゴのコンポートが付け合わせになります。

 盛り合わせるとこんな感じ。この一皿で前菜も兼ねているとか。確かにボリュームがありますね。

 最後のデザートはパンプキンパイでした。

 生地はサブレを使っているそうです。生クリームを絞ったら4種類のスパイスをふりかけて出来上がり。

 感謝祭らしい晩ご飯になりました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、バレー教室の発表会の予行演習。どういうわけか夫が見に来た。そして帰り道、夫が言った。『あれは “白鳥の湖” じゃなくて、“七面鳥の湖” だな』」

VDM(Vie de Merde)より



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