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週末はディズニーランドで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランスのディズニーランドを旅します。パリからはRER A線で40分弱。

 ディズニーランド・パリを楽しんだら、周辺の魅力的な場所も訪ねますよ。では、出発!

Paris_DisneyL.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 あれ、テーマソングがいつもとちょっと違ってますね。これからずっとこの曲?それとも今回だけ?

 それはともかくとして、ここがパリ郊外にあるディズニーランド(青印)。

 一見して本国のディズニーランドと変わりなし。ただ、お客様の様子が東京のとはちょっと異なり地味〜な感じ。

 ここがオープンした当時、「他にも本物のお城がいっぱいあるのに、どうしてあんなまがい物の城に行かなきゃならないんだ?」などと言われてましたっけ。

 そのせいか集客力も今ひとつで、経営は楽じゃなさそうです。

 そんなフランスのディズニーランドですが、フランスらしい工夫が施されているようです。こちらの男性が中を案内してくれます。

 「こちらのメイン通りは、ウォルト・ディズニーが幼少期を過ごした町の通りを再現してあります。建物は映画の撮影所と同じ技法で作られています。つまり高さが通常より低めなんです。また上の階に行くほど装飾が施されなくなります。何しろ映画フィルムに入りきらない部分は必要ないですから」

 お城のある場所はまるでモン=サン=ミッシェル風。そのそばの壁にはノルマンディーの紋章が取り付けられています。ディズニー一家はノルマンディー出身らしい。

 お城の装飾にはフランス王家の百合に紋章が使われています。さらにとんがり屋根にはエスカルゴがへばりついています。

 経営はいまいちと言われながらも、去年は1500万人が入場したらしい。

 しかし、ここディズニーランドがどこにあるかを正確に言える人はいないみたいです。正しくは、ここはシェシー(Chessy)。

 この町にあるもう一つのとっておきのが場所がSculpture de la Dhuys(赤印)。奇妙な彫刻の並ぶ庭園です。

 「第2次世界大戦で橋が壊れてしまい戦後修復されたんですが、その時、使用されなかった石がそのまま残ってしまいました」と地元の人。

 それから40年後、教師のジャックさんが、その石を使って彫刻を作り始めたのです。ここに展示されているのは、30年間かけて制作された作品の数々。

 さてそろそろ今晩の宿へと向かいましょう。それはマルヌ川に浮かぶ細長い船。中にはシンプルで小ぎれいな寝室があります。

 この船、かつては夫婦が暮らしながら石炭を運んでいたそうです。

 次はちょっと変わった場所へと向かいましょう。ここはディズニーランドからパリ側に20キロほど行ったところにあるLes Espaces d’Abraxas(緑印)。

 近未来を思わせるすごい建物。1980年代初頭に建てられました。どうやらあるブラジル映画のロケ地になったようです。

 実際は、ここは610世帯が入居する公団住宅。こちらの女性二人はここに20年近くお住いのようですが、初めてここに来た時は驚いたそうです。公団住宅とは思えない個性的なデザインの建物です。

 さて最後に訪ねたのがこちら、シャン=シュル=マルヌ城(Château de Champs-sur-Marne)(紫印)。これだけの規模ながらあまり知られていない穴場の観光地。居間や寝室を見学するのは普通ですが、ここでは台所も見学することができます。

 かつてはド・ゴール将軍が、フランスを公式訪問した海外の国家元首を宿泊させるために使っていたようです。

 さて今回の旅の費用は、ディズニーランドの入場券が53ユーロ、宿泊代が62ユーロ、彫刻の庭見学が7ユーロ、お城の見学が8ユーロで、締めて130ユーロ(約16,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ディズニーランドをウロウロしていたら、ある子供に呼び止められた。『おじさん、両親とはぐれてしまいました』私がどこで?と尋ねるとその子が言った。『迷路の中で』

VDM(Vie de Merde)より



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