ラ・マンダレル [フランスのお菓子]
明けましておめでとうございます。2019年がやってきました。
今年の三ヶ日はお天気も良さそうで快適に過ごせそうです。幸先いいですね。今年一年、幸せな年にしたい!
さて、2019年最初の記事は美味しいお菓子のお話です。
前回、50ユーロで大晦日のご馳走を作ってくれたシェフが、エスパリオンの市場で買い物をしていましたが、そこから約25キロほど南西に下ったところにロデーズ(Rodez)という町があります。
この町で生まれたのがラ・マンダレル(La Mandarelle)というお菓子。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年12月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ベースになる材料は、玉子、生クリーム、砂糖、小麦粉。
「それほど作るのが難しいお菓子ではありません。いくつか重要な部分の技術さえマスターすれば作れるようになります。ただ型を使って表面に模様を作るのに時間がかかります」
この模様、ロデーズにあるノートルダム教会の鐘楼の模様です→こちら。随分と立派な教会ですね。
それはさておき、生地を型に流し込んだら、カラメリゼしたリンゴを埋め込むようにのせていきます。この上を生地で覆ったらヘーゼルナッツをトッピングし焼くようです。
なんだか美味しそうな感じのお菓子ですねえ〜。食べてみたい!
ラ・マンダレルは、アヴェロン青年商工会議所の発案で生まれたお菓子です。
去年の9月に売り出されたばかり。期待以上に売れ行きが良かったため、さらなる市場拡大に挑戦です。
1月の公現祭に食べるお菓子といえばガレット・デ・ロワ。日本でもだいぶお馴染みになってきました。
それならこのラ・マンダレルも同じように公現祭に食べてもらおうというわけです。
となるとフェーヴが必要。というわけで、独自のフェーヴを作って埋め込むことになりました。
これならフェーヴの収集家もこのお菓子を買ってくれるに違いありません。
成功を祈ります!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、新しい年になった。みんなにお祝いのメールを送ることにした。手っ取り早く済ませるために、去年出したメールをコピーしてさっと送った。年号を変えるのを忘れたまま・・・」
VDM(Vie de Merde)より