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週末はフリブールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はスイス西部にある町フリブール(Fribourg)を旅します。

 パリからは高速列車で4時間半ほど。サンテクジュペリが勉学に勤しんだこともある町ですが、どんなところでしょう?

 では出発!

Suisse_Fribourg.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年2月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 古い建物の立ち並ぶ町。

 サリーヌ川にかかる屋根のついた橋はスイスで最も古い木造の橋のひとつ(青印)。中世を彷彿とさせる橋ですね。

 このベルヌ橋を渡ったら町を散策してみましょう。しかし、町の人たちにご挨拶してみると、聞いたこともないような言葉が返ってきました。アレマン語だそうです。旅人さん、一生懸命教わっていますがどうなることやら・・・。

 それはさておき、まずは町のシンボル、聖ニコラ大聖堂を訪ねます(赤印)。荘厳なゴシック様式にステンドグラス。

 この大聖堂のお宝はこれだけではありません。階段を上がると、もう一つのお宝がありました。そう、パイプオルガン。1834年に作られた世界でも有数のオルガンだそうです。

 次は大聖堂の塔に上ってみましょう。階段の数は368段!頑張った甲斐がありました。

 素晴らしい町の眺望を楽しんだら地上に降りて、アラン=ジャックさんの案内で、あるフランス人にまつわる場所へ行ってみましょう。

 長い階段を上って(こげ茶ライン)やってきたのは学校Collège Saint-Michel(緑印)。まだ10代のサンテクジュペリがここで2年間学んだそうです。その足跡をたどって歴史ある町を散策です。

 歩き回っているうちに、こんなケーブルカーを見つけました(ピンクのライン)。1899年に設置された年代物のケーブルカー。

 「電気もガソリンも使いませんよ。水をためておくタンクがあって、それがケーブルで車両を引き上げてくれるんです」

 つまりは水圧式ということですね。これなら環境にやさしい乗り物ということになります。

 そろそろお腹がすいてきました。お昼をいただくことにしましょう。スイスは物価が高く、どのレストランも少々高め。でも安く食べられるお店を見つけました。それがここ、Le Tunnelです(オレンジ印)。

 ここではお金のない人は無料で食べられます。そして一般の人は一律16ユーロでお食事ができます。

 スイスに来たからにはチーズフォンデュをいただかなくては!2種類のチーズを使ったフォンデュが運ばれてきました。さあ、カメラマンさんと一緒にいただきましょう。

 お腹が一杯になったら今晩の宿へと向かいます。物価の高いスイスでも、こちらのユースホステルAuberge du Guintzetなら一泊38ユーロで泊まれます(黄緑印)。

 翌朝の朝食は、こちらのチョコレート屋さんVillarsでホットココアをいただきます(こげ茶印)。

 今は日本でチョコレートと言えばベルギーですが、一昔前はスイスでした。美味しそうなチョコが並んでいます。旅人さん、思わずお土産に買ってしまいました。

 次はちょっと変わったところに行ってきましょう。フリブールの街角には現代アート作品が数多く展示されています。ちょっと変わった作品ばかり。しかし、目的の場所はここではありません。こちらです。様々な古い家庭用品を集めた博物館です(紫印)。

 「これは世界初の食器洗い機。お湯を流し込みハンドルを回すと洗い流してくれます。そしてこちらは洗濯機。二人の人間がこうして揺らすわけです」と博物館の方。

 そしてこの棒のようなものは歩行器。あの輪の中に子供を入れて歩かせるのかしら???

 ぐるぐる回っているのは不明。ミシンの原型みたいなものがあるかと思えば、ピストル?いえ、これはブーツを脱ぐ時の器具。他にも電気を使わない掃除機など面白いものがたくさん展示されています。ここならかなり遊べますね。

 もう一つ変わったところに行ってみましょう。そこは鉄道模型博物館(黄印)。元鉄道マンが作ったという壮大な鉄道模型。本物を魔法でぎゅっと小さくしたみたいに見えます。

 最後はパリに戻る前にスキーを楽しんでおきましょう。フリブールから車で30分もかからないところに、こんなスキー場があります。旅人さん、早速滑り降りて行ってしまいました。

 さて今回の旅の費用は、ケーブルカーが4ユーロ、チョコレートが22ユーロ、食事代が25ユーロ、宿泊代が38ユーロ、博物館が22ユーロ、スキー代が25ユーロで、締めて136ユーロ(約17,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、フォンダン・ショコラを作ったら、3歳になる息子が大喜び。そして遠くに住むおばあちゃんにも食べさせたいと、スライスしたショコラをファックスに入れた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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