30ユーロで晩ご飯54 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
今回挑戦してくれるのはブログでオリジナル料理を発表しているサラさん。
春間近ということで、緑にちなんだ料理を作ってくれるようです。
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらが今日のチャレンジャーのサラさんです。
週に一度は必ず市場に出かけるとか。今日もその市場でリポーターさんと待ち合わせです。
では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まず向かったのは魚屋さん。この辺りではよく見かける魚ルジェがたくさん並んでいるようですが、サラさんが選んだのはイカ。魚屋さんに骨や内臓を取ってもらいます。600gで15ユーロ、残りは15ユーロ。
次は八百屋さんです。買い求めたのはクレソン。フランスではクレソンは主に北部で栽培されているとか。他に、ほうれん草、ジャガイモ、レモン、さらにデザート用にキウイも購入。これが合計で9.43ユーロ。残りは5.57ユーロ。
そしてこちらのお店では、乾燥フルーツ、トマト、オリーブを購入。合計で2ユーロ。
残った3.57ユーロで生クリームと山椒(?)を購入しました。
ではキッチンで調理の開始!
まずはデザートのキウイ添えパンナコッタ。
生クリームを鍋で温め、バニラビーンズとゼラチンを加えます。これを器に注ぎ入れ、3時間冷蔵庫で冷やします。その間にキウイをざく切りにしたら、砂糖と刻んだミントと一緒にミキサーにかけます。これをパンナコッタの周りに盛り付け、残りのキウイを刻んでトッピングしたら出来上がり。
次は前菜のほうれん草のヴルテ。
「ほうれん草は今が旬ですし、体にいいですからこの料理にしました」とサラさん。
フランスはほうれん草の栽培が盛んなようです。
おしゃべりはここまでにして、茎を取り除いたら鍋に入れ、弱火で蒸し焼きにしたらジャガイモと水を加えて煮込み、最後はミキサーにかけてドロドロにします。これがヴルテ。
生クリームをホイップ器に入れたら、レモンの皮をおろして加えます。ホイップしたら冷蔵庫で保存。
次はメインのイカ料理。
まずはクレソンのペーストを作ります。そして、輪切りにしたイカをフライパンでさっと炒めます。炒めすぎると固くなってしまうので注意。どうもドライトマトを加えているようですね。今回は詳しいレシピがアップされてないので不明。
まずは炊いたお米を盛り付け、その上に炒めたイカをのせ、その上からクレソンのペーストを垂らして出来上がり。
前菜のほうれん草のヴルテにはレモン風味のホイップクリームを加えて、山椒(?)を振りかけてあるようです。
確かに緑でいっぱいの晩ご飯になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼女が僕の部屋の冷蔵庫を覗き込んで言った。『ひどいわねえ、この冷蔵庫。お掃除してないでしょ。ほら、この玉子、真っ黒よ。おまけにカビみたいな毛まで生えてる』僕が見に行ってみると、それはキウイだった」
VDM(Vie de Merde)より