冬の終わりに咲く花 [アルザス地方]
トランプ氏がアメリカのテレビでアップルのCEOティム・クックと対談した際に、ティム・クックのことをティム・アップルと呼んだために、SNSでちょっとした騒ぎになっています。
「ティムの後に素早くクックと言ったが聞こえなかっただけだ」とトランプ氏。
しかし、そのビデオを見ると・・・→こちら。
クックとは言ってませんねえ〜。何度聞いてもティム・アップルと言ってます。トランプさん、言い間違えたと言えばいいのに。どうでもいいけど。
さて、昨日の東京のお天気は良かったものの一日中低気圧に覆われていました。
iPadで気圧を測ってみると、朝は998hPa、お昼には1000hPa、夜には999hPa。とにかく低い!
そのせいか、なんとなく体が重く、一日中眠い・・・。気持ちとしては高気圧に来てもらった方が気が楽。
それはともかくとして、ちょうど冬が終わる今頃に咲く花がアーモンドの花。意外なことにその花がフランス北部のアルザス地方で咲いているそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2019年3月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
風に揺れるアーモンドの花。ここはプロヴァンス???
いえ、もっと北へ上がったところにあるアルザス地方のミッテルヴィル(Mittelwihr)。この地域だけに現れる微気候のおかげで、本来なら地中海地方で多く生育するアーモンドの木がのびのびと育っています。
ジャン=ジャックさんが手にしているのはアーモンドの苗木。
今から40年ほど前、当時ぶどう園を現役で経営していたジャン=ジャックさん、アーモンドの実を植えては苗木を作っていました。
そしてぶどう畑の周りやあぜ道に苗木を植え始めました。それが年月を経て、このような珍しいアーモンド並木を作ったというわけです。
これだけ植わっていると収穫量もかなりのものですね。おかげでミッテルヴィルはアーモンドの産地としても知られるようになりました。
アーモンドをトッピングしたクグロフが美味しそうですねえ〜。食べたい!ついでにワインも飲みたい!
ぶどう畑の中に立つアーモンドの木。
ここで収穫されたぶどうから作られるワインの銘柄がMandelberg、そしてここのアーモンドの木から収穫されたアーモンドの銘柄もMandelberg。
「アーモンドの木はオリーブの木と同様に、ぶどうの木の成長を妨げることはありません。これがリンゴの木だったら大きな影を作ってしまい、たちまちぶどうは育たなくなっていたでしょう」とジャン=ジャックさん。
なるほど、二つがうまい具合に共存できたということですね。
あわいピンクの花がどことなく桜の木に似てますね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、弟に、男の子から花をもらったことは一度もないと言った。すると弟が言った。『お姉ちゃん、大丈夫だよ。誰でも一度は花をもらう日が来るさ。自分のお葬式の日にね』」
VDM(Vie de Merde)より