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赤い電話ボックス [イギリス]

 梅雨の足音がどんどん近づいてきます。

 最近は梅雨寒なんてなくなってしまい、ひたすら蒸し暑いだけですもんねえ。来る前からどうも今ひとつ喜んでお迎えする気になれません。

 さて、本日の話題は英国名物の赤い電話ボックス。

 携帯電話が普及した今、空き家状態になっていましたが、復活の兆しが・・・しかも姿を変えて。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその電話ボックス。TELEPHONEとは書いてありますが、様子が変。

 人が並んでいますが、電話をするためではなく、コーヒーを買うためでした。赤い電話ボックスはミニ・カフェに変身していたのです。

 「ここのコーヒーは美味しいんだよ。毎日来て飲んでるよ」と男性。

 「愉快ねえ。すごくいいアイデアだと思うわ」と女性。

 ブリティッシュ・テレコムは使う人のいなくなった電話ボックス5,800台あまりを1ユーロで一般の会社に売却しました。

 その結果、ミニ・カフェのオーナーのムスタファさんは1ヶ月500ユーロでここを借りことができました。

 「このロケーションですから普通に店を借りるとなると高額な家賃を支払うことになります。それに比べるとずっと安上がりなんです。小さくて狭いのは仕方がありません。コーヒーマシンもあれば電気だって使えますから十分ですよ」

 そして、こちらの電話ボックスでは、昨晩、ネットで注文していたケーキを受け取ることができます。コーヒーのお供にちょうどいいですね!

 さらに、こんなことになっているものもあります。

 ここは携帯電話の修理店。受付するだけではなく、この小さなスペースで修理作業を全部やってしまいます。

 「通りすがりの人たちに、何をやってるんですか?なんて聞かれますよ」

 この方、どうやら大手の修理会社の社員のようです。こうしてあちこちにお店を出せば、会社にとっては少ない費用で広告にもなるとか。

 「僕がここにいると英国人の皆さんが、この赤い電話ボックスについてあれこれ教えてくれますよ」と社員。

 赤い電話ボックスは様々なものに変身しています。

 こちらは、除細動器が設置されています。またこちらは小さな図書館になっています。

 そうかと思えば、こちらはクラブに変身。天井にはミラーボールもあります。こんなところで踊れるんですかね???

 とは言え、本来の役割も大切だという方もいらっしゃいます。

 「この変身ぶりは大問題だと思いますよ。特に携帯電話を使わない、公衆電話の必要なお年寄りにとってはね」と男性。

 現在、英国では5,000台の電話ボックスがそのまま稼働中だそうです。それはフランスの10倍!

 しかし、2022年までにはほとんどがその役割を終えることになるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******


今日、古い電話ボックスの前で、5歳になる娘に、これは何に使うの?と聞かれた。説明してやると娘は感心した様子で言った。『すご〜い発明品だ!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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30ユーロで晩ご飯63 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのは、スペインのカタルーニャ地方出身の料理記者カトリーヌさん。

 故郷の料理、パエリアを作ってくれます。

 ではスタート!

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのカトリーヌさんです。

 いつも友人に、夕食のために何かいい料理はないかと相談されていたのがきっかけで、こんな本を出してしまったそうです。

 日本語にすると「#お助けレシピ」てな感じでしょうか。

 では早速30ユーロを渡して食材を揃えていただきましょう。

 「パエリアは小さい頃からよく食べていた料理なのよ」とカトリーヌさん。

 まずはスーパーでお米とトマトのピュレを調達。これが合計で2.24ユーロ、残りは27.76ユーロ。

 次は市場へ向かいます。ここはブローニュの森に近い屋根付きの市場。近くには間もなく開催される全仏オープンの会場ローラン=ギャロスもあります。

 まずは八百屋さんへ。緑と赤のピーマン、玉ねぎ、ニンニク、レモンを購入。これが5.15ユーロで、残りは22.61ユーロ。

 そして香辛料のお店ではパエリア用の香辛料とデザート用のシナモンを購入。デザートは、クレーム・カタラン。レモンとシナモンの味の利いたデザートだそうです。香辛料は全部で9ユーロ(高いですね!)、残りは13.61ユーロ。

 乳製品のお店では、玉子と牛乳を5.60ユーロで購入。そして魚屋さんでは、エビとムール貝を4.44ユーロで購入。これらを差し引くと残りは3.57ユーロ。

 そして最後にベーコンを1.81ユーロで調達。そうすると残りは・・・1.76ユーロでセーフ!

 では調理開始!

 まずはピーマンと玉ねぎを刻んだら、パエリアの鍋で炒めます。

 「バレンシアの正統派パエリアとは違ってますが、普通に一般家庭で食べられているパエリアです」とカトリーヌさん。

 お鍋の中は白、赤、緑とイタリアの国旗のようですが、作っているのはスペイン料理。火が通ったところでベーコン、お米、トマトのピュレを加えます。馴染んできたら、香辛料を混ぜたお湯を注ぎ入れます。あとは何もしないで火が通るのを待つだけ。

 その間にデザートを作りましょう。お鍋に牛乳とシナモンを入れ、レモンの皮をおろして加えたら温めます。別のお鍋で、玉子、小麦粉、砂糖を混ぜ合わせたら、先ほどの牛乳を加えます。これを器に入れてオーブンで焼いたら出来上がり。シナモンとレモンの風味がカタルーニャ風。

 一方、パエリアの方は、最後に火を通したエビとムール貝をのせ、パセリを散らしたら出来上がりです。

 皆さん、一つのお鍋をつついて食べていました。ざっくばらんでいいですね。

 そういえば、今回は前菜がなかったですね。でも、これだけ豪華なパエリアができたんですから十分です。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、なけなしのお金をはたいて豪華な料理本を買った。表紙に写っていたお菓子を作って見たかったからだ。しかし、中を開けると、そのお菓子のレシピは載ってなかった [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はイェーテボリで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回は、スウェーデン第二の都市イェーテボリ(Göteborg)を旅します。

 パリからは空路の直行便で2時間。

 では出発!

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 昔から水とは関係の深いイェーテボリ、まずは観光船に乗って見物しましょう。

 船は17世紀に作られた運河を走っていきます。陸では水色のトラムが街を縦横無尽に走っているかと思えば、緑に覆われた公園も広がっています。

 街の景色に見とれているうちに、運河はイェーテボリの港に合流(青印)。港にはフェリーや大型客船が港に横付けされています。そして荷の積み下ろし用の巨大なクレーンも何台か立っています。観光船は1日に6回運航されているそうです。

 「イェーデボリはのんびりした街です。大きすぎず小さすぎず、暮らしやすい街なんです」と船長さん。

 突然目の前に現れたこの風変わりな建物(オレンジ印)。一体なんでしょう?早速、船を降りて行ってみましょう。

 教会と思いきや、入ってみるとそこは魚市場(Feskekörka)。北海で獲れる魚介類が並んでいます。ヒラメ(大きい!)、サバ、真ダラ・・・。

 市場の二階にはレストランがあります。ここの名物男がヨハンさん。たったの15秒で牡蠣三つを開けてしまいます。慌てることもなく動きがスムーズ。コンクールで数々の賞を獲得しているだけあります。

 前菜にカキをいただいたら、メイン料理に取りかかりましょう。これで15ユーロ。ちなみにスウェーデンの通貨はクローナで、ユーロは導入してません。

 次は路面電車で移動します。イェーテボリのシャンゼリゼ通りのような界隈を抜けて向かったのがここ、海洋船博物館(Maritiman)(水色印)。ここには潜水艦を含む19隻の船が展示されています。11ユーロで全部の船を見て回ることができます。

 時間があまりないので今日は潜水艦だけ見学することにしました。冷戦時代に使われていた海軍の潜水艦です。37名の海兵隊員が有事に備えて乗り込んでいました。

 「ここから回転式ピストルのように弾丸を打ち出します。そして反対側にベッドが20台備え付けられています」

 これじゃあおちおち寝てられないですね。

 さて次は気分を変えて、デザイン&クラフト博物館(Röhsska museet)を見学しましょう(緑印)。入ってすぐに見せてもらったのがこの石の椅子。実用品というよりアート作品ですね。

 この博物館には様々な日用品50,000点ほどが展示されています。こちらはエリクソン社の電話機。携帯電話が登場するまでは、この電話機がスウェーデンの一般家庭に必ず置いてあったとか。こちらの椅子は1930年代のもの。さらにこちらのキッチンはル・コルビュジエが設計したもの。

 「最小限度の動きだけで作業が済ませられるように作られており、今でも通用するキッチンです」と博物館の方。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。博物館からすぐのところにあるScandic Rubinenがその宿(赤印)。お部屋は広々として居心地が良さそうです。そしてホテルの8階にはバーがあり、テラスからは街を一望できます。

 翌日は船で海へと向かいましょう。しばらくすると小さな島が点在している地域に出ます。30分ほど船に揺られ辿り着いたのはスティルソ(Styrsö)という名の島(黄緑印)。北欧風の家がぽつぽつ立っている人口1400人ほどの静かな島です。

 エリザベートさんはこの島が気に入って愛犬と一緒に引っ越してきました。

 「退屈しないかですって?とんでもない!だって、何かしたくなったらイェーテボに行けばいいだけですから。ここからすぐですよ」

 この島では何か奇妙な乗り物が走っています。というのも、一般の自動車は走ることが禁止されているのです。そのため、村人はこの手の乗り物を利用しています。試しに乗ってみましたが、ものすごいノロノロ運転。

 さて、最後は都会に戻って刺激的な場所へ行ってみましょう。

 ここは遊園地リセベリ(Liseberg)(紫印)。ほぼ一世紀前からここで営業を続けているそうです。市立の遊園地だそうで入場料11ユーロで何にでも乗れるそうです。おまけに8歳以下なら無料。

 なんだか古風なアトラクションばかり・・・と思っていたら、やっぱりありました、ジェットコースター。しかも木造。世界中からジェットコースター好きがやってくるそうです。

 しかし、ここにはもっとすごいものが・・・これです。恐ろしい・・・。

 さて今回の旅の費用は、飛行機代が145ユーロ、宿泊代が75ユーロ、トラム代が31ユーロ、博物館が16ユーロ、遊園地が11ユーロ、食事代が15ユーロで、締めて293ユーロ(約36,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、土曜日の午後に大事な打ち合わせがあったので、泣く泣く彼との週末旅をキャンセルした。しかし土曜日には約束の相手がやってこなかった [もうやだ~(悲しい顔)][ちっ(怒った顔)]

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パリ近郊のグルメ4 [フランスのグルメ]

 フランス料理と言えば、パリの洗練されたレストランについつい目がいってしまい、その周辺にあるグルメは見落とされがち。

 そんなパリ近郊のグルメを紹介するシリーズも今日が最後になりました。

 本日の食材は、チーズです。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのチーズ。名前はブリー・ドゥ・モー(Brie de Meaux)。

 このチーズを使って料理を作ってくれるのがこの方、レストランAtelier d’Avronのシェフ、クリストフさんです。

 そして、こちらがその生産者のディディエさん。原料は牛の乳。

 「イル・ドゥ・フランスには野菜、肉、チーズなど美味しいものがたくさんあります」とシェフ。

 ブリー・ドゥ・モーは12世紀からずっとイル・ドゥ・フランス地方で食べられてきたチーズです。製造方法はその頃からあまり変わっていないとか。1980年にAOP認定。

 固まった牛乳はお玉じゃなく、ひらったい蓋のようなものですくって型に入れています。

 わりに大きなチーズですね。一つが3キロほど。塩を加え、ひっくり返して熟成させます。その期間は7〜8週間。熟成させると周りが白カビで覆われます。

 このチーズを使ってクリストフさんが自慢の一品を作ってくれます。材料はどれもイル・ドゥ・フランスで作られたもの。

 ブダン(豚の血と脂の腸詰)、りんご、洋梨、生クリーム、シードルのビネガー。

 まずは鍋に生クリームとチーズを入れて塩・コショウしたら火をつけ、トロトロになるまでかき混ぜます。最後は濾し器で漉して、なめらかなクリーム状にしておきます。

 次にさいの目に切ったりんごと洋梨をバターで炒め、最後にシードルのビネガーを加えます。

 ブダンはスライスして片面だけバターで炒めます。

 これらをこんな風に盛り付けたら、最後にチーズ入りのクリームを絞ります。ああ、美味しそう!

 「このチーズ入りクリームがあるおかげで、果物の酸味とブダンの味のバランスがうまく取れています」と女性。

 「軽いお味に仕上がっていてとても美味しいですね。もっと食べたくなります(笑)」と別の女性。

 因みに、魚がお好きな方には、カワカマスやマグロ料理もあります。そして、こんな個性的なラビオリ料理もあります。

 そして最後はやっぱりデザートで締め。

 チーズケーキと洋梨、ルリジウーズのパッションフルーツとアイスクリーム添え、フルーツのチョコレートドームとアイスクリームでした!

 終わり。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、妹の家で数日預かってもらっていた愛犬がわが家に帰ってきた。預ける前は普通に餌を食べていたのに、今は餌の上におろしたチーズを振りかけてやらないと食べなくなった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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パリ近郊のグルメ3 [フランスのグルメ]

 久しぶりに東京の水がめの様子をチェックしたところ、いずれもほぼ平年並みになっていました。今のところ水不足の心配はなさそうです。

 梅雨入りの時期が近づいていて、あまり愉快じゃないですが、ここで雨に降ってもらわないと後々困りますもんね。致し方なし。

 それはともかくとして、パリ近郊のグルメシリーズの三回目は、豚肉です。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 今日は、パリから50キロほど南東部にある町シヴリー=クルトリー(Sivry-Courtry)にやってきました。

 エルヴェさんはここで農業を営んでいます。養豚もその中の一つ。

 この日はレストランLa Vieille Aubergeのシェフで友人のマチューさんが訪ねてきました。

 「僕はこの町で生まれ育ちました。ですから地元の食材で料理を作るのが自然なんです」とマチューさん。

 エルヴェさんは300匹の豚を飼育しています。餌はエルヴェさんが栽培した穀物。そのせいか、どの豚も理想的な肉質になっているとか。

 その豚肉を料理するのがマチューさんというわけです。本日は豚ロース(あばら肉)の料理を作ってくれます。

 まずはソース作りから。みじん切りにしたエシャロット、にんじんをバターで炒めます。ここにアルマニャックを加えフランベしたら、ハーブ、豚ガラでとったフュメ(出汁)、生クリームを加え、よくかき混ぜます。最後にモー産のマスタードを一さじ加えたら出来上がり。

 豚ロースはそのままフライパンで焼きます。油は不要。また、焼きすぎないことが大切です。切った時に仲がピンク色をしていたらオッケー。

 「ロース独特のツヤがあります。脂身のおかげです」とマチューさん。

 香りと飾りの両方を兼ねたローズマリーを散らし、お塩を一振りしたら出来上がり。ソースは小さなカップ入れて添えられていました。

 付け合わせはグラタン・ドフィノワ(ジャガイモのグラタン)。別のお皿に盛り付けてあるようです。

 お客様は、まずはそのボリュームに呆然。そして一切れ口にした途端、その美味しさに笑みがこぼれます。

 「焼き加減が絶妙だし、見た目も食欲をそそられますね」と男性。

 マチューさん、豚肉を様々な料理に活かしています。

 豚肉のテリーヌのピクルス添え、ソーセージとフライドポテト等々。

 「お祖父さんやお祖母さんの家で食べた料理の味を思い出してもらえたらいいなと思っています」とシェフ。

 最後は、デザートで締め。

 おばあちゃんのタルトレット・アマンディーヌ(アーモンドのプチタルト)、ババオロムとホイップクリーム、たっぷりチョコのプロフィットロールでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、真夜中に、6歳になる息子が『壁の中の豚が怖い!』と言って泣き出した。壁の中の豚???ああ、隣の部屋で、いびきをかいて寝ているパパのことね [わーい(嬉しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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パリ近郊のグルメ2 [フランスのグルメ]

 パリに比べるとちょっと存在感の薄い近郊の市町村。しかし、そこにも食いしん坊を満足させてくれる食材と料理はあります。

 今週はその生産者と料理人を訪ねるシリーズを紹介しています。

 そのシリーズ二回目の食材は、マッシュルーム。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリから北西部へ40キロほどのところにあるセルジー=ポントワーズ(Cergy-Pointoise)。

 ここに、地元で生産されるマッシュルームを使って美味しい料理を作るレストランLa Bonne Ententeがあります。

 シェフのオレリアンさんが生産者を訪ねました。

 たくさんのマッシュルームが洞穴のようなところで作られています。ここはパリ近郊に5つある栽培所の一つ。毎日1トンものマッシュルームを出荷しています。

 大量生産のマッシュルームとは異なり、ここでは種類によって温度や湿度を調整しながら栽培しているとか。

 「石灰分の多い土で栽培しているのでミネラルたっぷりの美味しいマッシュルームが育つんです」と生産者のグレゴリーさん。

 このマッシュルームを使ってオレリアンさんが腕を振るいます。

 作ってくれるのはリ・ドゥ・ヴォー(仔牛の胸腺)を使った料理。マッシュルームとマッシュポテトを付け合わせにします。

 まずはマッシュルームの石突を取って、全体にブラシをかけたら薄切りにします。これをパセリとニンニクと一緒にフライパンで炒めて出来上がり。

 食材がいいと、あれこれ手をかけなくても美味しく頂けるようです。

 リ・ドゥ・ヴォーはあらかじめ湯がいておいたものをバターで炒めます。あまりにバターがたっぷりで、炒めるというより煮るという感じですね。

 周りがカリッと焼けて中はふわっと柔らか、というのがいいそうです。これがお昼の定食ナンバーワン。お値段は24ユーロ。

 お客様がたは満足そうに食べています。なんだかビジネスマンが多いですね。

 お昼のメニューは他にも、ブルー・ソースの牛フィレ肉、仔牛のもも肉のチーズグラタン添えなど、わりに食べ応えのあるものばかり。

 少し軽めのランチがいいという方には、ハムやテリーヌを盛り合わせた一皿もあります。

 締めのデザートもお忘れなく。レモンとメレンゲのタルト、サン=トノレ・ア・ラ・ピスターシュ、プラリネとショコラオレノクリームでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、イケメンとデート。約束した通りレストランのテラス席で彼が来るのを待った。しかし、1時間経ってもやってこない。頭にきた私は、罵詈雑言のメールを彼に送った。で、気がついた。デートは明日だってことに・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

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パリ近郊のグルメ1 [フランスのグルメ]

 今日から4回のシリーズで、イル=ドゥ=フランスで作られている食材とそれを使った料理を紹介します。

 第一回目の今日は、ペパーミントです。

 生産地は、パリから車で1時間余りのミリー=ラ=フォレ(Milly-la-Forêt)という町。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは、その町にあるレストランLes Coqsの厨房。

 シェフのエミリアンさんはブルゴーニュ地方の星付きレストランのシェフの下で修行した後、この地にお店をオープンしました。

 地元の食材を使い、シンプルながら洗練された料理を作ることがモットーです。

 「フランス料理と言えばパリ!と思われがちですが、その周辺にも美味しいものは色々あるんですよ」とシェフ。

 そして訪ねたのが、ペパーミントの生産者。

 こちらがその畑。生産者のアランさんのお話によると、ペパーミントはゆっくり少しずつ成長するのだそうです。そのため、収穫期も長く続くそうです。

 アランさんはペパーミント栽培農家の4代目と言いますから、この地で長く生産されてきたことになります。

 収穫されたハーブはこちらの倉庫で乾燥させます。ひいお祖父さんもここで同じように作業をしていたそうです。

 「これはデザートだけでなく普通の料理にも使えますよ」とシェフ。

 その香りと変化しやすいところがこのハーブの特徴ですが、それがお肉とよく合うそうです。

 早速、ペパーミントを使った料理を作っていただきましょう。

 まずはペストを作ります。フライパンで炒ったヘーゼルナッツ、ニンニク、パルメザンチーズ、ペパーミント、オイルを、粒々が残るくらいにミキサーにかけます。

 次に、子羊の肩肉の周りを焦げ目がつくくらいにフライパンで焼いたら、野菜とブイヨンを加えとろ火で煮込みます。

 これをラップでシリンダー状に型取り、スライスして器に盛り付けます。付け合わせはペパーミントで風味をつけたソバの実。ここに先ほど作ったペストを添えます。

 「柔らかくていいお味ですよ」と男性客。

 「お昼にいただくのにぴったりの料理です」と女性客。

 レストランのお昼の定食は27ユーロ。それなりのお値段。月に一度の豪華ランチ???

  男性が食べているのは、焼き鯖のカブとマッシュポテト添え。女性が食べているのは、アスパラガスと玉子の前菜です。なかなか凝った料理ですね。

 他には、リ・ドゥ・ヴォーのそら豆とほうれん草添え。さらに、カワメンタイのフィレとミリー=ラ=フォレ産クレソン。

 最後はデザート2品。ルバーブとソルベ、そば粉のサブレとガナッシュとクレームカラメルのアイスクリームでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、警察官が家にやってきた。どうも私がベランダで麻薬になる草を栽培していると隣人に通報されたらしい。その草は何かと言えば、バジルとミント[わーい(嬉しい顔)]

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発明コンクール [パリ]

 今朝、最寄り駅の土手に植わっている紫陽花に、花の蕾が出てきているのに気がつきました。

 今は緑の豆粒くらいの蕾ですが、もう2週間もしたら開花しそうです。

 去年は枯れたりして今ひとつだったのですが、今年はどうかな?きれいに咲いてくれることを祈ります。

 さて、4月30日から5月11日まで開催されていたパリ見本市2019。

 この見本市で話題になるのがレピンヌ賞。すぐれた発明品に与えられる賞です。

 今年は542人の発明家たちがチャンスを求めて出品したそうです。その中の一部ですが、ちょっと見てみましょう。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 レピンヌ賞が生まれて今年で118年目になるそうです。長い歴史を持つ賞だったのですね。

 面白い発明品が見られるのでは?と大勢の人たちが行ったり来たり。

 こちらのエレキギター、このキットを入れ替えるだけで音色が変わるそうです。ちょっと地味目の発明品ですかね。

 そしてこちらのブースは黒山の人だかり。どうも、一瞬のうちに布団を引っ掛けることのできる道具らしい。

 そういえば、パリのデパートの入り口辺りに実演販売をするコーナーがありましたが、その再現のようですねえ〜。

 そしてこちらのブースでは、これまたあっという間に壁の模様替えができるという発明品です。

 プレートに引っ掛ける装置が取り付けてあって、取り外しができて、しかも取り付けたら外れることがないようにロックできるというわけです。

 縦型のレールと金属のプレートがあれば、好きなようにデコレーションして壁に取り付けることができます。

 そして最後はこちら。ワゴンの下から何やら黒いものが出てきましたが、例の掃除機かと思いきや、ワンタッチで脚立に変身!

 これは便利ですね。手を使わずに足で移動させて、踏むだけ。両手がふさがっていてもそのまま高いところにある棚に荷物が置けそうです。しかも不要になったら簡単に折りたためます。

 これ、ちょっと欲しくなってしまいます。

 脚立と言えば、しまってあったところから手で取り出して開く、不要になったら同じように手でたたんでしまう。この作業が結構面倒なのです。

 お値段いくらくらいなんでしょう?わが家に一台あると便利。


******* フランス人のつぶやき *******

今日の教訓。布団を干す前に、猫が紛れ込んでいないか確かめるべし

VDM(Vie de Merde)より



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30ユーロで晩ご飯62 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのはブルターニュ地方のレストランのシェフ。フランスでは珍しい海藻を使った料理を作ってくれるようです。

 ではスタート。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 長靴を持って待っていてくれたのが本日のチャレンジャー、フレデリックさんです。

 早速、30ユーロを渡しで材料を揃えていただきましょう。

 まずは長靴を履いて買い物かごを手に海に向かいます。海岸で海藻を収穫している方がいました。

 最近はフランスでも海藻が小売店の棚に並び、気軽に食べられるようになったとか。

 ここで、2種類の海藻を購入。これが3ユーロで残りは27ユーロ。

 海藻を手に入れたら車で移動。やってきたのは牡蠣の生産者のお店。予算の関係で少し小ぶりの牡蠣を選びました。

 「これくらいなら火を通しても縮まないので大丈夫です」とシェフ。

 4人分で16個の牡蠣を購入。これが4.14ユーロで残りは22.86ユーロ。

 次は、フレデリックさんのお店のあるラニリスから数キロのところにあるプルーダルメゾー村の市場にやってきました。

 まずは魚屋さんでメイン料理に使う真ダラを購入。これが10.88ユーロで残りは11.98ユーロ。

 八百屋さんでは、デザート用の果物数種類を買いました。これが合計で5.30ユーロ、残りは6.68ユーロ。

 最後に、こちらのお店でKombu、つまり昆布を購入。

 「この海藻には糖分が多く含まれているのでデザートによく合うんです」とシェフ。

 ええっ、昆布をデザートに使うとは驚き。

 このKombuが3.35ユーロで、手元には3.33ユーロが残っていますが、お買い物はこれで終了です。

 フレデリックさんのお店Auberge du pontの厨房で調理開始!

 まずは牡蠣を蒸気のオーブンに7分間入れます。その間に海藻をみじん切りにします。これを、多めの塩バターを溶かした鍋で火を通します。これを蒸し上がった牡蠣にかけたら前菜の出来上がり。

 次はメインの魚料理。真ダラを型に入れ、その上にパン粉とみじん切りの海藻を混ぜたものをのせます。他にも何か入っていると思われますが、今回は詳しい解説がないので不明。これを、バターを溶かしたフライパンで焼きます。こうするとカリカリとした食感になって美味しいそうです。この料理、お店の定番になっているようです。

 付け合わせは、海のタリアッテーレと呼ばれるこの海藻。湯がくと緑色に変わります。

 最後はデザート。果物を食べやすいサイズに切り、昆布から作ったシロップをかけて盛り付けたら出来上がり。超簡単ですね!

 海に近いブルターニュならではの晩ご飯ができました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、4才になる息子が泣きながら海から戻ってきた。手には海藻。心配した夫が泣いている理由を尋ねると息子が言った。『海の中でママの髪の毛が抜けちゃった』

VDM(Vie de Merde)より



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週末はナポリで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はイタリア南部の都市ナポリを旅します。

 パリからは空路の直行便で2時間15分。首都ローマとはまた違った都市の姿を見せてくれそうです。

 では出発!

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ナポリと言えば、やっぱり歌!そして熱〜い恋人たち。

 海は地中海、陸にはベスビオ山(緑印)。

 「この美しい眺めはナポリ以外では見られませんよ」と地元の男性。

 高いところから街を見下ろしてみると、狭い路地を隔てて家々が並んでいるのがよくわかります。

 ナポリを知るためには、この路地を歩くのが一番です。

 見上げれば・・・洗濯物!路地の混雑ぶりもナポリならではです。あちこちで立ち話の花盛り。市場も活気にあふれています。

 ガイドのダヴィドさんと一緒に街を歩いてみましょう。おや、これはなんでしょう?何か祀ってあるようです。

 「聖母マリアが描かれています。ここに祀ることでこの地域全体を守ってもらってるんです」

 お花がたくさん置かれてあります。建物の窓の間にも同じようなものがあるかと思えば、建物の壁に描かれたストリートアートも宗教がかってます。

 旅人さんとガイドさんが何やら教会の中に入っていきます。何ていう教会なのかなと調べてみると、ナポリにはものすごい数の教会があることがわかってビックリ。

 ウィキペディアにナポリの教会リストが掲載されていますが、数え切れないほどあります。ナポリ人って信心深い???

 で、今回二人が入って行ったのはバロック様式のサンセヴェーロ礼拝堂(cappella Sansevero)(青印)。

 入ってすぐに目を引くのがこの彫刻 “ヴェールをかぶったキリスト” 。大理石を彫って作られた18世紀の作品です。制作には3ヶ月かかったそうです。思ったより短いような・・・。

 天井画にも目を奪われます。建物全体に隙間なく装飾が施されています。

 街にはスペインの影響を色濃く残した建造物もあります。こちらはサンタキアラ修道院(赤印)。

 かつてここには100人ほどの思春期を迎えた女の子たちが暮らしていました。壁には16世紀頃の様子が描かれています。

 そろそろお腹がすいてきました。地元の美味しいものでも食べに行きましょう!

 こちらがそれ。やっぱりピッツァか、と思っていると、生地で蓋をしてしまいました。そしてこれを油で揚げます。こんな食べ物があるとは!

 お腹がいっぱいになったらToledo駅(黄緑印)から地下鉄に乗って今晩の宿へと向かいましょう。Toledo駅はアートでいっぱい。

 地下鉄を降り立った場所はサニタ地区(水色印)。観光客はあまり足を運ばない、地元の人たちに賑わっている場所だそうです。

 昔、この辺りはまだ田舎で、ナポリの由緒ある一族があちこちに宮殿を建てたそうです。その一つがこちら。二重階段になっています。見事な建築物。

 ここから少し歩くと宿があります。自宅の一部を宿泊施設として開放しています。

 オーナーのアンナさんが建物の裏にある庭に案内してくれました。巨大なレモンが実ってます!

 お部屋の方はこんな感じ。落ち着きがあって広々としてますね。4人まで泊まれるそうです。

 さあ、次はナポリの夜を楽しみましょう。やってきたのはTrattoria da Nennella(オレンジ印)。人気のお店らしく長い行列ができていました。25分くらい並ぶと入れるようです。

 「このお店は私の祖母が始めました。その後、両親が引き継ぎ、今は私たちが続けています」とサルヴァトーレさん。

 3人の兄弟でお店を運営しているらしい。お食事はナポリの家庭料理が食べられるようです。お店の雰囲気も家庭的。これが人気の理由かもしれません。最後にカゴの中にチップを入れたらごちそうさまです。

 さて美しいナポリの夜景を見ながら、今回の旅の費用を確認しましょう。

 見学代が19ユーロ、ガイド付き観光ツアーが50ユーロ、地下鉄代が3ユーロ、食事代が20ユーロ、宿泊代が80ユーロで、締めて172ユーロ(約21,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、スーパーでスポーツ教室のコーチとすれ違った。私は部屋のソファーに座ってテレビを見ながらピッツァを食べようと冷凍ピッツァを買ったところだった。コーチのがっかりした視線が忘れられない[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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