発明コンクール [パリ]
今朝、最寄り駅の土手に植わっている紫陽花に、花の蕾が出てきているのに気がつきました。
今は緑の豆粒くらいの蕾ですが、もう2週間もしたら開花しそうです。
去年は枯れたりして今ひとつだったのですが、今年はどうかな?きれいに咲いてくれることを祈ります。
さて、4月30日から5月11日まで開催されていたパリ見本市2019。
この見本市で話題になるのがレピンヌ賞。すぐれた発明品に与えられる賞です。
今年は542人の発明家たちがチャンスを求めて出品したそうです。その中の一部ですが、ちょっと見てみましょう。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
レピンヌ賞が生まれて今年で118年目になるそうです。長い歴史を持つ賞だったのですね。
面白い発明品が見られるのでは?と大勢の人たちが行ったり来たり。
こちらのエレキギター、このキットを入れ替えるだけで音色が変わるそうです。ちょっと地味目の発明品ですかね。
そしてこちらのブースは黒山の人だかり。どうも、一瞬のうちに布団を引っ掛けることのできる道具らしい。
そういえば、パリのデパートの入り口辺りに実演販売をするコーナーがありましたが、その再現のようですねえ〜。
そしてこちらのブースでは、これまたあっという間に壁の模様替えができるという発明品です。
プレートに引っ掛ける装置が取り付けてあって、取り外しができて、しかも取り付けたら外れることがないようにロックできるというわけです。
縦型のレールと金属のプレートがあれば、好きなようにデコレーションして壁に取り付けることができます。
そして最後はこちら。ワゴンの下から何やら黒いものが出てきましたが、例の掃除機かと思いきや、ワンタッチで脚立に変身!
これは便利ですね。手を使わずに足で移動させて、踏むだけ。両手がふさがっていてもそのまま高いところにある棚に荷物が置けそうです。しかも不要になったら簡単に折りたためます。
これ、ちょっと欲しくなってしまいます。
脚立と言えば、しまってあったところから手で取り出して開く、不要になったら同じように手でたたんでしまう。この作業が結構面倒なのです。
お値段いくらくらいなんでしょう?わが家に一台あると便利。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日の教訓。布団を干す前に、猫が紛れ込んでいないか確かめるべし」
VDM(Vie de Merde)より