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山小屋の準備 [ローヌ=アルプ地方]

 週明けのフランスは猛暑。24日午後の天気予報はこんな具合になってました→こちら

 ブルターニュ地方を除き、どこも30℃超え。扇風機は在庫切れのお店が続出してるそうです。

 一足早く夏がやってきたフランスですが、そろそろ夏山のシーズンが始まります。

 そこで、登山やハイキングを楽しむ人たちのために山小屋の準備が始まりました。

 フランス・アルプスに近いサヴォワ地方には約50軒ほどの山小屋があるそうです。その中の一つを訪ねてみましょう。

Paris_Savoie.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年6月23日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 雪解け水が流れるタランテーズ川。

 その谷間には花が咲き始めました。冬の間、活動を休止していた動物たちも顔を出します。

 山の麓では、山小屋の管理人が荷物の準備を始めていました。

 こちらのクレールさんが管理人。お年は32歳。ヴァノワーズ国立公園にある山小屋を管理しています。

 荷物の総重量は3トン、金額にして15,000ユーロほど。これをヘリコプターが山小屋まで運んでくれます。

 そして管理人も同様にヘリコプターで標高2,500メートルの山小屋に向かいます。

 山小屋まではお店もなければ道路もありません。

 3トンの荷物は10回に分けて、約1時間かけて運ばれます。簡単そうに見えますが、バランスを保ちながら運ぶのは簡単なことではなさそうです。

 まだ小さい子供のいるクレールさん一人では荷物の整理は大変です。友人に手伝ってもらいます。

 なんと荷物の中にはこんなものもありました!

 放し飼いかと思いきや、山小屋にはちゃんと鳥小屋がありました。これなら安心です。毎日、玉子を産んでくれるといいですね。

 また、電気技師も作業にやってきました。

 「ちゃんと稼動するかどうかを確認にきました」

 山小屋の電気は屋根に取り付けられたソーラーパネルが賄ってくれます。

 受け入れ可能な客数は42人。この二段ベッドのある大部屋が寝室です。

 そしてこちらが管理人さんたちの暮らすスペース。クレールさんには、それぞれ3歳と9ヶ月の息子さんがいます。

 「1年のうち5か月ほどここで暮らします。子どもたちを自然の中で育てられるのはありがたいことです。ここは人混みも車もありませんから」とクレールさん。

 山小屋には様々な国籍の人たちが訪ねてきます。子どもたちにとってはいい経験になるでしょう。

 やっと準備が完了したようです。あと数日もしたら宿泊客がやってくることになります。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、初めてスキーをした。そして、初めて転んだ。で、初めてヘリコプターで運ばれた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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