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天空の宿 [フランスのお宿]

 日曜日恒例の週末旅は、予想通り以前放送された番組の再放送でした。

 場所はどこかと言えば、フランス南部カマルグ地方のサント=マリー=ドゥ=ラ=メール。ジプシーの巡礼祭が行われることで知られています。見逃した方は以前の記事を→こちら

 そんなわけで今日は、昨日のコルシカ島つながり、かつ、旅行つながりで、ちょっと変わった宿を紹介しましょう。

 その宿は、昨日紹介した世界で最も美しいビーチのあるロンディナラ湾から25キロほど北上した山の中のロスペダル村にあります。

Corse_LOspedale.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年7月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この岩山の断崖の上にあるのがその宿。眺めは良さそうですが、ちょっと怖い。

 さらに、ゴンドラ風に吊るしたものもあります。これまたスリル満点。

 映像をよく見るとゴンドラは一つではありません。後ろの方にも設置してあるのが見えます。

 「いいですか、ここには水道も電気もありません。夜には真っ暗になります」

 なるほど、できるだけ自然のまま一夜を過ごすということですね。

 それにしても、この宿まではどうやっていくのでしょう?

 そりゃ決まってます、自力でよじ登るのです!しかもこの垂直の岩を。頂上までは約15分ほど。

 こちらのカップル、早速岩登り開始。これはちょっと体験者でないと厳しいかもしれません。足を踏み外したらまっさかさまに落ちていきそう。

 慎重に足を運びながら上がっていきます。そして到着。

 こうなると天空に二人っきり。ロマンティックですねえ〜。

 一方、吊るしてあったゴンドラの方はわりにアクセスは楽です。それに真っ暗ならどのくらい高いところを歩いているかなんてわかりませんもんね。

 こちらもどうやらカップルのようです。自然の音に耳を傾けながら、お互いに向き合う、そんな夜になりそうです。

 そして空が白み始めました。皆さん、お目覚めでしょうか?

 こちらは天空の宿Cocoon Villageの発案者ジャン=ミッシェルさん。

 「7時半になったら様子を見て朝食を運びます」

 お客様はテラスで朝食。普通のホテルでは体験できない朝です。

 そしてお客様がたがチェックアウトした後は、お部屋のお掃除とベッドメイキングの時間です。

 スタッフは慣れた様子で岩山を登り、テキパキと仕事をこなします。

 「岩山を登って部屋を片付けたら一旦降りて、お客様を案内して登り、朝には朝食を届けますから1日に3回往復します」

 肉体労働とはこのことか・・・。

 それにしても断崖の上は絶景ですねえ〜。

 宿泊にかかる費用は、シーズンによって異なりますが、一泊200〜350ユーロだそうです。さすがに高いですね。

 帰りはジップラインで一気に降りることもできるらしい。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、いつものようにぐっすり寝て朝7時頃に目が覚めた。ぐっすり寝込んでいたようで、夜、うちのニャンが鳩を仕留めて、私のベッドの中に隠しておいたことにも気がつかなかった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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