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ムール貝をいただきます [ブルターニュ地方]

 昨日のスイスの観光列車、あのあたりに行く機会があったら、ぜひとも乗ってみたくなりました。

 終点で一泊して、またレマン湖に戻り、そのあとはフランス側の湖畔の温泉地でのんびりする、なんていいですよねえ〜。

 さて、月曜日恒例の節約晩ご飯も、8月一杯はお休みです。

 節約晩ご飯はお休みですが、その代わり山の幸や海の幸を使った料理を紹介するスペシャル番組をやっています。今日はそれを紹介することにしました。

 今回は海の幸ムール貝の料理。フランスでは年間74,000トンのムール貝が食べられているそうです。

Paris_LaPleineSM.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 テーマソングは節約晩ご飯と同じでも、中身がちょっと違ってます。

 それはさておき、朝日が昇る頃、漁に出た船が港に戻ってきました。ムール貝の養殖業者の船です。

 漁に出たのは日の出前のことでした。漁と言っても、養殖場で育ったムール貝を引き上げるだけ。

 ムール貝はブショと呼ばれる杭のようなものに張り付いて育ちます。ちょうどいいくらいに成長したところを引き上げて収穫します。

 どうも潮の満ち引きの関係で、日の出前に引き上げるのがいいらしい。

 今朝は約2トンのムール貝を収穫しました。杭に群がっているムール貝をごっそり引き剝がしたら洗浄し、港に戻ります。

 港に戻ったら荷下ろしかと思いきや、そのままトラクターのようなものに繋がれ、レストランの前を堂々と通りながら作業場へと向かっていきます。

 まさか船ごと運んでいくとは・・・。

 作業場で収穫したムール貝を選り分けたら、直接消費者に販売するそうです。

 洗浄してあるので、このまま持ち帰ったら火を通して大丈夫。お値段は1キロあたり4ユーロ。

 ムール貝料理を出しているこちらのレストランで簡単なつくり方を教えていただきましょう。

 玉ねぎ、ネギ、セロリを刻んでおきます。鍋に白ワインを注ぎ、刻んだ野菜を入れてコショウを振りムール貝を加えたら蒸し焼きにします。

 塩は入れないそうです。海の幸にすでに塩味が付いているため不要だそうです。

 数分すると火が通って完成です。蓋つきの鍋に入れられお客様のテーブルに運ばれます。

 私もこうやってムール貝を何度も食べました。でも、初めてこの鍋を見たときは少々驚きました。こんなに食べられない!しかも、山盛りのフライドポテト付き。

 しかし、実際に食べてみるとちょうどいいくらいの量です。殻付きだからかさばるだけでした。

 「フライドポテト付きのムール貝はバカンスの代名詞です」と女性客。

 お値段の方は最低で10ユーロ。フライドポテトもちゃんと付いているそうです。

 おまけに、この美しい夕日というプレゼントまで付いています。

 夏のバカンスもいよいよ後半戦です。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、海にやってきた。ビーチで凧揚げをしている人と見ながら妹に言った。『あの凧が一つ欲しいねえ〜』すると妹が言った。『お兄ちゃん、それもう持ってるじゃん。お兄ちゃんの頭がタコ』

VDM(Vie de Merde)より



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