小エビの殻むき大会 [トピックニュース]
フランキー・ザパタ、不屈の精神で再チャレンジ。みごとフライボードに乗り22分で英仏海峡を渡りきりました。その映像に興味のある方は→こちら。
フランス側を出発して、一度、燃料補給のために海上の船に立ち寄り、再度、飛び上がりイギリスのドーヴァーに向かいます。
前回はこの時の操作ミスで海に落ちてしまったようです。
今回は無事ドーヴァーに辿り着きました。しかも、着陸台にソフトランディング。
飛んでいる時の時速は170キロだったそうです。どんな乗り心地なのか想像もつきません。
ま、とにかく成功してよかったです。
さて、昨日はムール貝でしたが、今日は小エビの話題です。
フランス北部の海辺の町ルフランクーック(Leffrinckoucke)では、毎年夏になると、小エビの殻むき大会が開催されます。
今年の夏も、たくさんの挑戦者を迎えて開催されたそうです。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今年で15回目になるこの大会、獲れたての新鮮な小エビの殻を10分間で一番多くむいた人が優勝です。
小エビですからねえ〜、指先が器用じゃないと難しいかも。
今から8年前にもこの大会の模様をブログでお伝えしましたが、その頃に比べると随分とカラフルになったようです。
水色のTシャツに黄色い帽子。世界各国から挑戦者が集まるワールドカップですもんね。ユニフォームも揃えて楽しく、しかも真剣にやりたいですね。
「小さい頃から母が作ってくれた小エビ料理を食べてたんです。今日は母の誕生日をお祝いするつもりで出場しました」と女性。
「みんな知り合いばかりで和気藹々。でも勝負事ですからねえ、ちょと緊張するわ(笑)」と別の女性。
挑戦者はひたすら静かに殻をむき、応援団はちょっと興奮気味。
今年は120名のアスリート(?)が参加。
一番の注目選手がこの方、ニコルさん。何しろ10連覇と言う偉業を成し遂げた方なんです。その秘密は毎日の訓練。静かにひたすら殻むきに集中。調子は上々のようです。
そして試合当日を迎えました。ニコルさん、今年はリベンジを誓いました。というのも、去年はベルギーから参加したカティーさんに王座を奪われてしまったのです。
いよいよ10分間の勝負が始まりました。
結果は・・・ニコルさん、残念ながら王座を奪い返すことはできませんでした。
「私は2位でも嬉しいことに変わりないわ」とニコルさん。
でもやっぱりちょっと悔しいんじゃないかな。来年もまた挑戦するそうです。
そう言えば、ニコルさんとカティさんの二人は、背中に名前のプリントされた青いポロシャツを着てました。
チャンピオンだけが着られる青いポロシャツのようです。なんだかツール・ド・フランスのマイヨー・ジョーヌみたいですねえ。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同僚の教師が、小エビは足が6本あるから昆虫だ!と言い張っている」
VDM(Vie de Merde)より