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ムーラン・ルージュ130年 [パリ]

 スコットランド戦、台風で中止になると日本に有利だとか。

 試合は今週日曜日の13日。横浜の天気予報を見ると、晴れ時々曇り。中止にはならなさそうな・・・。

 まだ先のことなのでどうなるかわからないですねえ〜。

 さて、パリの歴史あるキャバレーと言えばムーラン・ルージュ。お店の入り口には大きな赤い風車がくるくる回っています。

 そのムーラン・ルージュが今年、オープンから130周年を迎えたそです。

Paris_Paris.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ムーラン・ルージュの出し物の中でも一番有名なのがこのフレンチカンカン。

 ダンサーの一人、ラ・グリュがスカートの裾を持ち上げて下着を見せて踊ったのが始まりだそうです。

 「ラ・グリュがこの踊りを踊ったのが1891年のことです。当時は大騒ぎになりました。そして、そのダンスを一目見ようと大勢の人がお店に押しかけました」とお店の広報課の方。

 130年も経つと踊り方も衣装も洗練されてきます。

 舞台中央で4人のダンサーが片足を上げて屋根の形を作っています。このポーズ、大聖堂と呼ばれているそうです。

 教会なんて糞食らえ!ってことですかね?

 毎日、70人のダンサーが舞台でパーフォマンスを披露しています。そしてお店の風車も回っています。

 オープン前の午後5時。従業員が準備を始めています。500人分のもの席を時間内に準備しなければなりません。

 ジャン=ポールさんはもう30年もお店のメートル・ドテルを務めています。

 「ここは現実を忘れて楽しんでいただく場所です。お客様の拍手が聞こえると嬉しいですね」

 さて、第一次世界大戦後、ムーラン・ルージュで活躍したのが歌手で女優のミスタンゲット。

 「彼女は共演者から衣装、さらに演出まで全て自分で決めました。そのため、将軍と呼ばれたほどです」

 レビューと言えばこの派手派手ひらひらの衣装。ダンサーは一回のショーで12回も衣装を変えると言います。

 その衣装を制作しているのがこちらのアトリエ。責任者がこちらの女性ミヌさんです。

 ムーラン・ルージュの生き証人とも言える方だそうです。

 「50年前にここで働き始めましたからね。そう言っても過言ではないと思いますよ」とミヌさん。

 衣装はダンサーが動きやすいように軽くて着心地のいいものでないといけないそうです。

 「来るたびに素晴らしいなと思いますよ」と男性客。

 「これぞまさにパリね!」と女性客。

 確かに、ムーラン・ルージュは現実を忘れて別世界のひと時を楽しむ場所でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、事務所の蛍光灯が点滅して止まらないから電気屋を呼んだ。すると天気やが赤い蛍光灯に付け替えて行った。以来、うちの事務所は、ムーラン・ルージュと呼ばれている[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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