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30ユーロで晩ご飯76 [お料理実践編]

 ラグビー日本、強かった。約束通り決勝トーナメントに進みました。

 次の対戦相手は南アフリカ。10月20日、東京スタジアムでキックオフ。放送はNHKでやるらしい。

 またドキドキしながら見ることになりそうな・・・。

 さて、月曜日は恒例の節約晩ご飯。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、ミシュランの星付きレストランのシェフ、フランク・カントンさん。

 今回は、全体に黄色を基調にした秋らしい料理を作ること、という課題付きです。

 ではスタート!

Paris_BagnolesdeLO.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ノルマンディ地方はすっかり秋になっていました。

 早速、シェフのフランクさんに30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 キノコのスペシャリストのフランクさん、買い物カゴ片手にまずやってきたのがこちらのお店。地元で採れた蜂蜜を販売しています。一本6ユーロ。

 「あの、黄色い蜂蜜を探してるんですが、ありますか?」とシェフ。

 「ああ、それならこれがいいですよ」とお店の方。

 花の香りたっぷり、味も良さそうです。一本お買い上げ。残りは24ユーロ。

 さらに、菜種油も買いました。菜種油には体にいいとされるオメガ3脂肪酸が含まれています。これが4ユーロで残りは20ユーロ。

 次にやってきたのが八百屋さん。

 「今回は肉や魚はなし。野菜だけでやりましょう」とシェフ。

 ああ、そういうことですか。

 エンダイブ(チコレ)、ネギ、白インゲン、豆が合計で7.50ユーロで、残りは12.50ユーロ。

 まだまだ材料は必要です。玉子とりんごで3.75ユーロ、残りは8.75ユーロ。

 最後はシェフの菜園で、キノコ、セージ、ローズマリーを調達。

 これはただですが、シェフが別調達していたノルマンディーのバターは有料。これが5ユーロで、手元に残ったのは3.75ユーロ。余裕でセーフでした。

 では調理の開始!

 まずは前菜。

 ジロール茸の汚れや不要な部分を取り除き、フライパンで炒めたらお皿に盛り付けます。そこにサバイヨンを加え、最後に玉子の黄身を溶いて少し温めたものを絞ります。ここに緑のセージを飾ったら出来上がり。ちなみにサバイヨンとは、白ワインと卵黄を泡立て器を使って混ぜ合わせたクリームのこと。

 次はメインの野菜料理。

 豆はバターやハーブを加えたお湯で茹でます。そして、ネギも白インゲンも湯がいておきます。エンダイブは菜種油でさっと炒めます。これらをこんな風に盛り付けたら出来上がり。確かに黄色い料理になってました。

 最後はデザート。リンゴはハチミツでカラメル状になるくらいに炒め、サバイヨンをかけオーブンで数分焼いたら出来上がり。こちらのサバイヨンは甘い味。念のため、前菜で使ったサバイヨンは塩味です。

 秋らしい晩ご飯ができました。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、そしてずっと前から、うちの家族は私と一緒にラグビーの試合を見るのは絶対嫌だという。なぜなら、私は疫病神で、私が見ると必ずチームが負けるらしい[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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