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野生のアスパラガス [ラングドック=ルシヨン地方]

 このところ一週間が過ぎるのが遅く感じる。やっぱりあのウィルスのせいか・・・。

 5年くらい前にインフルエンザに感染したことがありましたが、当時、同じブロックで仕事をしていた3人が同時に感染し、残りの3人は感染せず。不思議だなあと思ってました。

 明らかにウィルスがそこにあったから感染したのに、他の3人はなんともない。なんの違いですかねえ〜。

 さて、フランスではそろそろ野生のアスパラガスが成長して食べごろになってるそうです。

Paris_Fontes.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年3月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

asperge.jpg

 フランス南部の小さな村フォンテス(Fontès)。

 山を歩いていると野生のアスパラガスがちょうどいい具合に成長してました。

 今年は探し回らなくてもすぐに見つかるとか。早めに春がやってきている証拠でしょうか?

 摘み取るのは難しくなさそう。こちらの方、もう60年も前からこうして野生のアスパラガスを収穫しているそうです。

 「今年のはいい出来だね。今までこんな立派なのは見たことがないよ」

 いつもは4月に収穫するようですが、今年は1ヶ月早めになりました。しかも豊作で、大きくて柔らかいとか。

 良さそうなのがこっちの薮の中にあります。手を伸ばして取ろうとすると、「イタタタ・・・・!」トゲトゲの植物が邪魔をします。

 野生のアスパラガスは大抵こんな棘のある植物の近くで見つかるそうです。

 ある程度収穫したところで、紐でキレイに束ねます。そして下の方をまとめて切り取ります。

 「ここにきて、毎年、こうしているのが好きなんだよ。それに食いしん坊だしね」とおじさま。

 八百屋さんの店先に並んでいるアスパラガスとは違っていますが、どんな料理にして食べるんでしょう?

 村では家庭によって様々な料理があるようです。

 こちらはクリスティエンヌさんのお宅のキッチン。3〜5センチくらいにポキポキ折って、ニンニクと一緒にフライパンで炒めます。

 柔らかくなったところで溶き玉子を入れてオムレツにします。

 野生のアスパラガスは軽く苦味があって、普通のものより強い香りがあるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、玄関のあたりから恐ろしい物音が聞こえてきた。それはまるで野生の動物がうなり声を上げているようだった。恐る恐るドアを開けると、そこには酔っ払ってひっくり返っているお隣さんがいた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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