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30ユーロで晩ご飯93 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回のチャレンジャーは、ボルドーにあるレストランLe Mandronの二人のシェフ。

 コロナウィルスに負けないためには免疫力のアップが重要。そのためにビタミンたっぷりの晩ご飯を作ってくれます。

 ではスタート!

 Paris_Bordeaux.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年3月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

bitamin4aT.jpg

 ボルドーの市場は冬から春へのちょうど変わり目で、物も色も豊富です。

 そこへやってきたのがシェフのクリストフさんとジャン=フランソワさん。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 「人間が冬に必要なものは、冬の自然が与えてくれるようにできてるんです」とシェフ。

 まずやってきたのは八百屋さん。ここでは前菜用にグリーンアスパラ、ピーマン、ズッキーニ、マッシュルーム、ホワイトアスパラを、メイン料理用にパネとバターナッツを、デザート用に洋ナシとキウイを購入。ついでに抗酸化作用のあるショウガも購入。これが全部で17.00ユーロで、残りは13.00ユーロ。

 次はお肉屋さんで、鶏の胸肉を4枚購入。これが9.10ユーロで、残りが3.90ユーロ。

 最後に、前菜用にリコッタチーズをチーズ屋さんで購入。これが3.10ユーロで、手元に残ったのは0.80ユーロ。

 予算内に収まりました。ではレストランの厨房で調理の開始!

 まずは前菜の、野菜のタルトフィヌ。

 野菜は乱切りにしてフライパンで歯ごたえが残るくらいに炒めます。火が通ったら冷まします。焼いたタルト生地にリコッタチーズをたっぷりと塗り、その上に冷ました野菜をのせたら出来上がり。

 次はメインの鶏肉料理。

 スライスしたパネとバターナッツを唐揚げにします。残りのバターナッツはスライスしたショウガと一緒にチキンスープで茹でてピュレにします。鶏の胸肉は中にマッシュルームとエシャロットを詰めてロール巻きにしたら鍋で茹でます。

 茹で上がったら周りをフライパンでさっと焼きます。同じフライパンでホワイトアスパラも炒めます。ピュレ、チキンロール、アスパラガスの順に盛り付けたら出来上がり。

 最後はデザートの洋ナシとキウイのタルタル。

 洋ナシもキウイのみじん切りにして型に入れお皿に盛り付けたらワインと砂糖水のシロップをかけてミントの葉で飾ったら出来上がり。

 野菜と果物のビタミンたっぷりの晩ご飯ができました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、朝、目が覚めてビタミンと間違えて睡眠薬を飲んでしまった。再び心地よい眠りの世界に逆戻り・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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