エールを送ろう! [トピックニュース]
連休の初日は晴天。太陽が惜しみなく光を降り注いでくれました。
とは言っても、どこへも行かず家の中に引きこもり。この数ヶ月、忙しすぎてやっと余裕ができた頃にはコロナウィルス騒動に突入。気を使わずにのんびりできる場所といえば自宅です。
屋内の日向で気兼ねなくダラダラ過ごしてしまいました。
イタリアやフランスに比べれば日本はまだ自由に行動できる分だけましですが、感染者の数は一定数で増加し続けているようで、終息までにどれくらいの時間がかかるのか予想もできません。
来週あたりには状態が改善していることを祈ります。きっと改善してくれます!
さて、昨日、司会者のペルノーさんが言っていましたが、フランスでは夜の8時にバルコニーに出て、感染者の治療に当たっている人たちにエールを送ろう!という運動が広がっています。
確かに各地でそういうことが行われたようです。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2020年3月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
昨晩8時ちょうど。窓やバルコニーからエールが送られていました。
ここはパリ郊外の都市ブローニュ=ビヤンクール。
「コロナウィルスの感染者のためにがんばっている人たちがいるんだと思うと胸が熱くなります」と女性。
パリでも同じだったようです。ちょうどの時間にはエッフェル塔のイルミネーションもピカピカになるのでタイミングがいいですね。
この運動、SNSで呼びかけられ、多くの人がその呼びかけに答える形で広がったとか。
ブルターニュ地方の都市レンヌでも、リヨン近郊の町ヴィルールバンヌでも、そしてマルセイユでもエールが送られました。
欧州での感染拡大があまりに急速だったのには驚きました。
フランスでは医療用のマスクが手に入らないため、仕方なくマスクなしで診療にあたっているお医者さんもいるようです。
そして、イタリアの医療現場がすごいことになっていて心配です。
そうなると日本の医療現場のことも気になります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、軽い脳卒中の症状があったので病院に行くと、脳のMRI検査必をすることになった。すぐに検査というわけではなく予約順。私の検査は6ヶ月後になりそうだ・・・」
VDM(Vie de Merde)より