フランスの露天風呂 [オーヴェルニュ地方]
丸山五輪大臣と小池都知事が喧嘩するなら、だんぜん小池さんを応援します!わが家ではそんなことになっている(笑)。
それはともかくとして、関西の新規感染者数、なかなか下火にならない。東京もいよいよ1000人超え。遠のく箱根の温泉・・・。
その温泉で、フランスでこんなことが起きていた。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
あれ、ここはどこ?日本?
いやいや、ここはフランス中央山岳地帯にある小さな村ラ・ブルブール(La Bourboule)の天然温泉の露天風呂。もちろんかけ流し。
地元の人たちが春夏秋冬を問わず、毎日のように利用していた露天風呂です。わあ、私も入ってみたい!
ところが、なんと現在はこんなことになっていました。跡かたもなく消えています。
「残念ですね。前はここに露天風呂があって大勢が利用してたんです。観光客もきてましたしね」
「ここでプロポーズしてた人もいましたよ。ネットで、ここが壊されたことを知った人たちが泣いて残念がってますよ」
どうして露天風呂が壊されてしまったのか・・・。
かつては地元の人だけが知る秘湯だったそうです。それがSNSの口コミで有名になり、多くの人がやってくるようになってしまいました。
「”マナーを守らない人たちが増加し、それにつれて露天風呂のメンテナンスに時間と費用がかかるようになり、衛生の問題も発生したため” というのが村長の言い分です」と村議会議員さん。
それでこの決断ですか・・・。
「監視カメラを取り付けるとか、問題を解決する方法が他にたくさんあるとおもうんですよ」と反対派の議員さん。
「ここのお湯は地下の深いところからでてくるので汚染されていません。いい温泉なんですよ」と男性。
露天風呂復活を願って、すでに30,000人の署名が集まっているとか。
良い露天風呂なのに人気が出たがゆえになくなってしまうとは残念なお話です。
「村にとっては観光誘致と言う意味ではいい面もあるんです」と女性。
せっかくの露天風呂ですから、なんとか復活させる方向に向かうといいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、娘の通知表に確認の署名をした。小さい頃の癖で、ついつい私の母のサインを真似ていた」
VDM(Vie de Merde)より
満月の夜・・・ [トピックニュース]
恒例のWHOの世界コロナ感染状況が更新された。4月25日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):
インド:2,172,000人(1,429,000)
米国:406,000人(477,778)
英国:17,000人(18,000人)
ロシア:60,000人(60,000)
ドイツ:145,000人(144,000)
イタリア:92,000人(103,000)
スペイン:32,000人(31,000)
スウェーデン:32,000人(32,000)
フランス:212,000人(33,000)
イスラエル:1,000人(1,000人)
日本:32,000人(26,000)
インドは増える一方。ほかは減ってるような増えてるような微妙な数字。ああ、ため息。
先日、駅のホームで電車が来るのを待ちながら線路の土手を眺めていると、ついこの間まで枯れ枝のようになっていたあじさいの株に緑の葉がたくさん付いているのに気がついた。
そして、ところどころに花の芽のような緑色の小さな点がひと塊になっている。この調子だと5月の中旬には花が咲いているかもしれない。梅雨入りはまだずっと先か・・・。
それはともかくとして、27日のスーパームーンは見逃してしまいました。しかし、満月は美しいけど、どうも不穏な夜をもたらすとも言いますが、実際はどうなんでしょう?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
スーパームーンの夜、なぜかなかなか寝付けず、カモミールのお茶を飲んだり(日本の急須!)、本を読んだり、座禅をしたり、いろいろ試してみますが、結局、よく眠れなかったなんて人もいるらしい。
特に昨晩の月は地球に最接近し、いつもより30%ほど明るさが増していたとか。
そんなことを言われると、なるほどと思ってしまいますが、本当に月は私たちの睡眠に影響を与えているのでしょうか?
「今朝、母がよく眠れなかったわ、スーパームーンのせいよ、なっていってましたが、私はそんなの全然信じませんね」と女性。
「満月の夜はよく眠れないですね」と男性。
睡眠についての専門家によると、満月の前後4日間は寝付くまでに30分から1時間ほど余計に時間がかかっているという研究結果もあるそうです。
満月の人間に及ぼす影響は睡眠だけではなさそうな・・・。
「出産が早まるって聞いたことがありますよ」と男性。
宇宙学の教授はこんなことをおっしゃっています。
「満月が人間の肉体に影響を及ぼすことを明確に証明できる科学的な根拠は一つもありません」
つまり、最近はやりのエビデンスがないわけです。
とは言うものの、植物に影響を与えるともされているため、しっかりカレンダーで月の満ち欠けを調べて、庭の手入れをする方もいます。
地球の潮の満ち引きは月の影響で起きるといいます。月が地球の自然に影響を与えていることは本当のようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、真夜中にワン公が狂ったように吠え始め、家族全員が飛び起きパジャマ姿で居間に集合。それを知り目にワン公は月に向かって吠えていた」
VDM(Vie de Merde)より
幸せの花 [トピックニュース]
連休前に通勤人の足を止めるのは少々難しいように思う。連休前に済ませておきたい仕事がある!そんな感じで職場にむかっているんじゃなかろうか?
しかし、東京駅やらなんやらの通勤風景を見ていると、なんだか意思のないロボットが磁石に引きつけられるように黙々と職場に向かっているように見えて、正直、不気味な感じもする。
さて、先日、収穫が始まったスズランですが、今年はお花屋さんだけでなく一般人も街角で売ることができるようになったようです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
庭のスズランを摘む方々。今年の5月1日には、いつものようにこの花を自由に売ることができます。
「良いお知らせですよ。子どもたちもお小遣いを稼ぐことができますからね」と男性。
今朝、お店だけでなく協会や個人も販売していいということが条例で発表されたそうです。
でも、条件付き。グループになる場合は6人以下でなくてはなりません。また、これまで通り移動制限もあります。
そして個人がスズランを収穫する場合は、午前6時から午後7時までの間に、自宅から半径10キロ以内で行わなくてはなりません。
皆、守れるかなあ〜。でも10キロと言えば相当な距離ですね。昨年はそれも叶いませんでした。花屋さんだけが細々と売る、そんな感じでした。
「うちの子たちは10年前からスズランを摘んで街角で売ってきました」と高齢の女性。
なんだか今年のスズランはシャキ〜んとした感じに見えます。
「我々に取ってはありがたいニュースですよ。できるだけたくさんの花を販売したいと思います」と生産者。
もちろん、ネットでも購入することができます。素敵なブーケに仕上げてありますね。
この風習は、1561年5月1日、時のフランス国王シャルル9世が、宮廷の女性たち全員に、幸せを運んで来るというスズランを贈ったのが始まりだと言われています。
ああ、コロナ前の平和な日常に早く戻りたい!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ある男性に花を届けに行ったら、玄関のドアから奥さんが出てきたのでそのまま渡してしまったけど、あの花は別の女性からのプレゼントだったような・・・」
VDM(Vie de Merde)より
こんなところに影響が・・ [トピックニュース]
宇宙飛行士の星出さんが宇宙ステーションに無事到着したが、そのクルーの中にフランス人宇宙飛行士が一人含まれており、フランスのTV局TF1のニュース番組で、宇宙ステーションに入る時の様子をライブ放送したらしい。
そのあおりを受けて放送枠を失ったのが節約晩ご飯シリーズ。よって今日はお休み。来週に乞うご期待!
さて、先日、スエズ運河で日本法人所有の商船が座礁して船の航行をとめてしまうという出来事がありましたが、こんなところにその影響がでていました。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらは日本のホームセンターのようなところ。庭用品を販売しています。
責任者の方が、商品棚を指差して何やら数を数えています。
それがこちら。ガーデンノーム。いつもなら10個ほど並べてあるのですが、今は9個だけ。
「このガーデンノームが在庫切れになりそうなんですよ」と取材班。
「全部売れちゃったってこと?そうじゃなきゃ逃げた?(笑)」とお客さん。
「そんなに皆が争うように買ったってわけじゃないわよね」と別のお客さん。
コロナ禍の外出制限の効果で需要が高まったことと、スエズ運河がブロックされてしまったことで供給が追いつかない状態になってしまいました。
また、庭用品の値段が全体的に値上がりを続けているため、ガーデンノームの値段も上がるのではと懸念されています。
こちらはその収集家のルネさんです。お部屋の中には小さなノームがたくさん並べられています。もちろんお庭にはガーデンノーム。でもちょっと庭の様子が庭らしくないような・・・雑多すぎませんかねえ〜。
待てよ、ここはノームの庭か。つまりノームが生活している場所。なるほどね。
「値上がりするなんてことがあっちゃいけないですよ。これは庶民のための商品ですからね」
ノール県ではこのノームが人気らしく、こんな巨大なものまで作られています。背丈は3.60メートル。世界最大のガーデンノームらしい。
それはともかくとして、スエズ運河を通過して運ばれてくるということは、つまり作られているのはあそこの国?
そのとおり、様々な素材のノームが中国で作られ欧州に運ばれてくるという。
影響はフランスだけでなく英国にも出ているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、妻がガーデンノームを買ってきた。これで9つ目だ」
VDM(Vie de Merde)より
週末はリュブリャナで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はスロベニアの首都リュブリャナを旅します。パリからは空路の直行便で1時間50分。
スロベニアの週末旅は初めて。どんなところなんでしょう?
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月17日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
リュブリャナにやってきました。どことなくイタリア風。なにしろすぐお隣がイタリア。しかし、周りをよく見てみると、建物はどれもオーストリア風。
というのも、スロベニアは長い間オーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあったからです。
まずはガイドさん付きのカヌーで街を一巡りしてみましょう。ガイドさん、ラフティングの元世界チャンピオンだそうです。ラフティングとは似ても似つかぬ穏やかでのんびりしたカヌーツアー。街並みが美しいですね。
次は陸に上がって散策です。こちらに向かってやってきたのはカヴァリール(Kavalir)と呼ばれる電動ミニバス。これに乗りましょう。無料の上にガイドさん付き。
リュブリャナの街には17本の橋があります。中にはこんな橋も(青印)。美しいですね。さらに、あの南京錠がいっぱいの橋もあります。中でも一番有名なのがこの橋。ドラゴン橋です(赤印)。
「別名を ”義理の母橋” というんですよ。なにしろ、ほら、ちょっとお付き合いが大変でしょ?私の場合はそんなことはないですけどね(笑)」とガイドさん。
ドラゴンの像と一緒に記念写真をパチリ!
次はこちらの橋にやってきました(緑印)。かつてこの橋には靴屋が並んでいたそうです。
次は市場に行ってみましょう。首都を囲むように畑が広がっているおかげで、新鮮な野菜や果物が並んでいるそうです。
「野菜はすぐ近くの畑で収穫してきたばかりですよ」と店の方。
そして、市場の名物がダチョウのナナちゃん。
「毎週土曜日の朝、ここにきてフランボワズのサラダを食べるんだよ」と飼い主。
この方、近くで様々な動物を飼育しているそうです。それにしてもフランボワズのサラダとは贅沢ですねえ〜。ぺろりと平らげていまいました。
人間の方もお腹が空いてきました。こちらのお店でソーセージを頂きましょう(オレンジ印)。スロベニアとクロアチアの間にある地域の特産品で、豚肉とニンニクをベースにしたソーセージだそうです。これで一人7ユーロ。
お腹が一杯になったら、昔のレコードを販売しているこちらのお店に行ってみましょう。社会主義時代のプロパガンダ用レコードやセルヴィア人グループのレコードなど、この地域ならではの音楽を楽しむことが出来ます。
さあ、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。ここは元刑務所。なんとなく不気味な感じですが、今はユースホステルになっています。お部屋はなかなかデザインに凝った明るくて面白い作りになっています。旅人さんたちはもうちょっと安上がりの普通のお部屋に泊まることにしました。なんかちょっと刑務所に逆戻りのような・・・。
翌朝は、こんなところにやってきました!
オリーブの木、オレンジ色の屋根、そして海。まるでイタリアのようですが、ここは間違いなくスロベニア。海辺の町イゾラにやってきました(こげ茶印)。リュブリャナからは車で1時間ほどで来られます。
海に来たからにはクルーズを楽しみましょう。操縦もさせてもらいましたが、なんだか真っ白で前が見えません。お天気、変わりやすいのかな?
同乗の方はワイン農家の方。この辺りの丘にはぶどう畑が広がっていますが、900年に渡ってイタリアの領土だったそうです。
「イタリアのヴェネツィアまで車で行くと2時間から2時間半ほどかかりますが、ボートなら45分で行けます」とマテイさん。
ヴェネツィアはご近所さんらしく、行ったり来たりしているようです。
最後はマテイさんの作る白ワインを頂きましょう。フランスワインより美味しいそうです。なんだか贅沢な週末旅ですね。でも、イタリアですごすより10分の1の費用で住むそうです。
スロベニアっていいところですねえ。行ってみたい!しかし、海外旅行ができるようになるまでにはまだまだ数年かかりそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ボートに乗ったときのために自宅の鍵を浮きのついたキーホルダーに取り付けた。試しに川に落としてみると、そのまま水の中へと消えて行った・・・」
VDM(Vie de Merde)より
最悪のロゴ大賞 [トピックニュース]
黄金週間はまたまた大掃除か断捨離になりそうな予感。それとも、楽器の練習にでも励むか・・・。
練習と言えば、スタジオはどうなるんだろう?休業要請出るのか?自宅では楽器は鳴らせないからスタジオに行かなくてはならない。
ジムはどうなるんだろう?近所のジムは5月末で閉館なのに、今頃休業要請されても困りますなあ。
それはさておき、サッカーにしろラグビーにしろその地に根ざしたクラブチームがあり、それぞれ個性的なロゴを持っています。
フランス北東部の小さな村パンジュ(Pange)のクラブチームには自慢のロゴがあるそうです。どんなロゴかと言えば・・・。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その小さなクラブチームF.C.PANGEの本拠地がここパンジュ。
なにこのロゴ、可愛すぎる!
確かにグラウンドの周りでは牛がのんびり牧草を食べています。ロゴの中の牛くんは、4本の足にサッカーシューズを履いてボールを蹴っています。
このクラブチーム、このロゴを引っさげてあるコンクールに応募したところ、なんと優勝してしまいました。
そのコンクールというのが "最悪のロゴ選手権”。
しかし、なんであろうが勝利したことに変わりはありません。
「優勝してカップをもらったんだから立派だと思います」と男の子。
「初めはバカにされた感じがしたけど、おかげで有名になりました」と別のサッカー少年。
コンクールはSNS上で行われたようで、手強い有名チームとの戦いもあったようです。
このロゴ、2003年に作られたのだそうです。
「牛は我々の忠実なサポーターなんです。それでシューズを履かせてボールをける牛と言うアイデアがひらめいて生まれたのがこのロゴだったんです」
コンクールの主催はFédération Française de la Lose(「負け組フランス連盟」)。連盟がこのロゴを印刷したTシャツを売り出したところ、400人ほどの全村民が注文したそうです。
「いの一番に注文しましたよ」
「すばらしいですよ。うちが勝つのは当たり前。だって他のは皆きれいなのをつくってたんでしょうからね」
売上の一部はクラブチームに支払われるため、そのお金で新しいジャージや照明器具を買うことができるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、クライアントとの2つの会議の合間に、車の中で仮眠を取った。おかげでおデコにシトロエンのロゴ入りで会議に出席することになってしまった」
VDM(Vie de Merde)より
没後200周年 [パリ]
恒例のWHOの世界コロナ感染状況が更新された。4月18日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):
インド:1,429,000人(873,296)
米国:477,778人(468,000)
英国:18,000人(16,000)
ロシア:60,000人(60,000)
ドイツ:144,000人(113,000)
イタリア:103,000人(104,000)
スペイン:31,000人(28,000)
スウェーデン:35,000人(30,000)
フランス:233,000人(265,000)
イスラエル:1,000人(1,800)
日本:26,000人(21,000)
インドがものすごい勢いで拡大している。ワクチンは輸出などしないで自国民に優先接種したくなるのも理解できる。
欧州はなかなか減らない。フランスはさすがに厳しい外出制限のおかげか、やっと減少に転じた。それでも日本の10倍近く。
スウェーデンは日本より人口が少ないのに新規感染者は多い。10万人当たりの累計感染者数は8,715.9人、日本は418.9人。
東京は今週末当たりから緊急事態宣言がだされるようだ。「重みを感じない」とか言っている人がいるようだけど、数字をみりゃあ非常事態だくらいわかるだろうに。
さて、今年5月、ナポレオンの没後200周年になるそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2021年4月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
数々の戦いにあけくれ、最後は敗戦でセントヘレナ島に島流し。今年はまた別の意味での戦いが始まることになりそうです。なぜなら、200周年の迎えてナポレオンをどのように評価すべきか激論の年になりそうだからです。
まずは彼が残したものを考えてみましょう。フランス民法典、県庁、フランス銀行、それにバカロレアや凱旋門も彼が在位中に生まれたもの。どれも国の基本となるものばかり。
「ナポレオンは普遍的なキャラクターでした。というのも、そこには、"自身を超えて行く” という世界中の人々が夢見るような非常に近代的なものがあるからなんです」と専門家。
フランス人に、フランスの歴史をよく表している人物は誰か?と聞くと、20%がナポレオン、17%がルイ14世。16%がシャルル・ド・ゴールと答えるそうです。
一方、ナポレオンには、一度廃止された奴隷制度を8年後に再度確立しようとするなど、議論を呼ぶ歴史もあります。
そんなことをしたのはフランスだけだとか。英雄だと思っていたらそうでもなかった・・・。
「あまり良いことをした人とは思えないですね。今年はそれを色々議論する年になればいいなと思います」と女性。
「ナポレオンが奴隷制度を確立しようとしたのは基本的に経済という理由からです。当時は砂糖の取引です。今では奴隷制度なんてどうかと思いますが、あの時代はそういうことを考えるような時代ではなかったんです」と男性。
では、2021年5月、ナポレオンの記念の式典でマクロン大統領は何を語るんでしょうか?
野党議員は、目して語らず、歴史家に議論をゆだねることになると言います。一方、ナポレオン研究所の代表は、国家元首として何も語らないとは考えられないと言います。
実際はどのようなことになるのやら・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、名前の変更を申請したが却下された。僕は20歳で、名前はナポレオン。やれやれ・・・」
VDM(Vie de Merde)より
買った家からお宝が! [トピックニュース]
今やお弁当やメイン料理の付け合せに不可欠な野菜となってしまったブロッコリー。
ずっとお湯で茹でてきた。お湯で茹でると水分がなかなか取り切れずいつも困っていた。
で、YouTubeを見ていたら蒸している人がいたので試してみた。結果はすこぶる良好。余計な水分が残らないから使いやすい。ブロッコリーは蒸すに限る。
それはともかくとして、パッとしないニュースが多い中で、ぱっと明るくなるようなニュースがありました。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランス東部の小さな町モレ(Morez)。町が買い取った家の中から、ものすごいお宝が見つかりました。
「このクローゼットの奥の金庫の中にこれが入ってたんですよ」
ちょっと重いなと思いながら開けてみると、紙切れと一緒に金貨が出てきたそうです。
20フラン金貨が480枚、10フラン金貨が10枚、100フラン金貨が1枚。その価値は、合計でなんと150,000ユーロ。ざっと約2千万円。老後の資金になりそうな
それにしても良き時代を感じさせるお屋敷ですね。町は、昨年この家を買い取ったばかりの時にも、お宝を発見しています。
「お宝をみつけたのは、こちらのお部屋です。この棚に紙の箱が500個ほど詰め込まれていました。中には金地金や金貨が入っていたんです。すこしずつ貯めたものなんでしょう。見つけた当時はこれほど価値のあるものだとは思っていませんでした」
現在の価値にして500,000ユーロ(約6500万円)だったそうです。
町の中心に立つこの家は ”ジョベの家” と呼ばれ、代々時計やメガネの仲買人をやってきた一族の屋敷でした。家族の白黒写真も残っています。国内だけでなく広く海外にまで商いを広げていたようです。
最後はジョベ家の子孫4人がここで暮らしていましたが、いずれの独身で後継者がいないままこの世を去りました。
たった一人この家を継承した人物が、町に13万ユーロで売却したのだそうです。しかも、町の費用で、中にあるものすべてを処分することが条件になっていたとか。
となると、見つかったお宝は町のものですよねえ〜。なんとラッキーなお話。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼の家に行ったらドアの向こうからこんな声が聞こえてきた。『うん、うん、僕の宝物、世界中の誰よりも君を愛してるよ』かっとなんてドアを開けると、彼は鏡の自分に話しかけていた・・・」
VDM(Vie de Merde)より
5月のスズラン2021 [トピックニュース]
東京はまた感染拡大で緊急事態宣言が出そうな状況になってきた。
出すならさっさとお願いします。様子を見ているうちに感染者はどんどん増えていきますぞ!
渋谷スクランブル交差点のライブ映像を見ると、さすがに通行人の数が減っているようだけど、感染者数を思えば、もっと少なくてもいいんじゃないかとも思う。
ロックダウン級の措置をとらないと聞く耳を持たない人たちには届かないような気がする。ワクチン接種も遅々として進まず、これじゃあいつまで立っても終わらない・・・イライラっ!
そんな時はやっぱりきれいなお花で心を平常心に保ちましょう。フランスでは、スズランの収穫が始まったそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2021年4月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
スズランの収穫もきちんとマスクをして行います。
この方、去年は厳しい外出制限のため予定どおりには働くことが出来ず、600ユーロの減収となってしまいました。
今年は花の生育もよく100人ほどの季節労働者が収穫の仕事を得ることができました。
「去年はひどかったね。今年はきちんと仕事ができるよ。天気はいいし、花はきれいだし、やる気満々だよ」と労働者。
4月19日の朝、1ヘクタールほどのスズラン畑で85人の労働者がせっせと花を収穫しています。今年は、学校の春休みと重なったため労働者の平均年齢が下がったそうです。
つまり、中高生も臨時で働いているらしい。10日間で500ユーロのバイト料を手にすることができます。確かに、若い人が多いですね。
フランスは5月1日がスズランの日。スズランを買って誰かにプレゼントしてもいいし、スズランを売ることもできます。誰でもどこでも売っていい日なのです。
しかし、フランスはただいま3回目の外出制限中。4月3日に始まって4週間実施されます。
ということは、5月1日には終わっているはず。今年はたくさん出荷出来ますね。5月1日までに約60万本が収穫されるとか。
畑のオーナーがチェックにやってきました。乱暴に摘んではいけません。それに花の状態が丁度いいのを選んで収穫する必要があります。
今年はお天気が良かったせいか、花の育ちがいいそうです。
「去年はひどかったです。20%ほどしか収穫できませんでしたからね」
そう言えば、去年は出荷しても売る場所がないから収穫も少なめでした。
今年は大丈夫のようです。収穫されたスズランはほとんどが花屋さんに、残りは高齢者施設に配られるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、花瓶のそばで口笛を吹いていたら、ミツバチが花瓶の周りを飛び始めた!」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯135 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、ミシュランの星一つを獲得しているオーナーシェフがスモークにこだわった料理を作ってくれます。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
朝8時、ここはフランス南部の都市トゥルーズ郊外の町ヴェルフェイユの市場。シェフのニコラさん、先に市場を下見していたようです。
では、早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずはこちらのお店で今が旬のグリーンアスパラを購入。これが4ユーロで、残りが26.00ユーロ。
次はこちらのお店で、ジャガイモ、セロリ、パセリ、ほうれん草、レモン等を購入。これが3ユーロで、残りは23.00ユーロ。
次は市場からすぐのところにある魚屋さんにやってきました。スモークしたコダラとムール貝を購入。これが5ユーロで残りは18.00ユーロ。
さらに乳製品のお店で、牛乳、生クリーム、玉子を購入。これが4ユーロで残りは14.00ユーロ。
あれ、結構、予算が残ってますね。14.00ユーロを持ってやってきたのがこちらのお店。どうやらフォワグラを買うようです。それで予算を残していたんですね。フォワグラは14.00ユーロ。予算をきれいに使い切りました。
では厨房で調理の開始!わっ、なんだか素敵なレストラン。しかもシェフでありながらチェリスト。かつてはプロの演奏家だったそうです。かっこいい〜!
それはともかく、4人分の料理に取り掛かりましょう。まずは前菜から。
ジャガイモは皮をむいてスライス。燻製コダラもスライス。これらを牛乳と生クリームの入った鍋で煮たらミキサーにかけます。その後は説明がないのではっきりしませんが、ムール貝を香味野菜と一緒にヴィネグレットソースで和えてポタージュの上にトッピング。コダラも手で割いてのせるようです。
次はメインのフォワグラ料理。
まずはフォワグラをスモークします。台所でできる簡単スモーク。蓋をして数分待つと表面の色が変わって燻製風になってます。つけあわせのグリーンアスパラとほうれん草はさっと炒めます。また、味付けに使う野菜スープにはスモーク用の板を割り入れて風味をつけます。付け合せの野菜をお皿に盛り付け、フォワグラをのせたら野菜スープをかけて出来上がり。
最後はデザート。
クレーム・アングレーズを作りますが、お鍋をかき混ぜながら火を通すのではなく蒸します。鍋にブラウンシュガーを入れてカラメルソースを作ります。これを盛り付けたらイルフロッタントの出来上がり。最後にかけたのはきな粉ではありません。ブナの木のパウダーだそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友人が彼女の誕生日に食事会を開くことにしたという。『最近になって彼女のことが心から理解できるようになったんだ』と友人。食事会はステーキハウスでやるらしい。彼女はベジタリアンなのに・・・」
VDM(Vie de Merde)より