30ユーロで晩ご飯174 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、自分の料理をSNSで紹介して、人気急上昇の男性がチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年5月14日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
そもそもは広告業界で活躍していたユーゴさん。2020年のコロナ感染による外出制限を機に、大好きだった料理の世界に飛び込みました。
料理を作ってはSNSに投稿しているうちに人気になり、フォロワーが80万人にもなったとか。
こちらがそのユーゴさんです。早速30ユーロを渡して、材料をそろえていただきましょう。
まずは野菜から。ニンジン、玉ねぎ、エシャロット、ニンニク、グリーンアスパラ、ルバーブ、レモン、パセリを購入。さらに、玉子、パルメザンチーズ、バター、生クリームを購入。これが合計で18.07ユーロ。残りは11.93ユーロ。
最後はお肉屋さんにやってきました。ここで購入したのが豚肩肉。比較的値段が安く、その割には食べごたえがあるそうです。これが8.68ユーロで、残りは2.25ユーロ。
余裕で予算内に収まりました。では調理の開始!
まずは前菜から。
グリーンアスパラを洗って根元を取り除いたらバターで炒めます。最後にオリーブ油を少量たらして塩をふっておきます。鍋にお湯をわかしてポーチドエッグを作ります。これを先ほどのグリーンアスパラと一緒にお皿に盛り付け、パルメザンチーズをおろしかけます。赤いつぶつぶはエスプレットの唐辛子。
次はメイン料理。
ニンジンは香りの野菜と一緒に茹でてピュレにしてお皿に盛り付けます。豚の肩肉をフライパンで焼きます。ユーゴさん、肉のやけ具合を自分の手のひらを指で押した時の感覚で判断するらしい。丁度いい具体に焼けたところでスライスして盛り付けます。
ソースはアルゼンチン発祥のチミチュリ。みじん切りにしたパセリとニンニクをボールに入れ、レモン汁とおろした皮を加え、塩、油、ビネガーで味付けをしたらお肉の上からかけて出来上がり。爽やかで食欲出そうな味付けですね。
最後はデザート。
ルバーブはコンポートにします。生クリームをホイップしたら、ルバープの上に絞り出し、クランブルをトッピングしたら出来上がり。生クリームの絞り器がない時は、ご覧のとおり、フリーザーバッグで代用できるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、バカロレアの口頭試験だった。試験官にアルゼンチンの首都はどこか?と聞かれ、緊張と焦りで『あの、ちょっとど忘れしたのですが、確か、昨日の北京新聞に出ていたとおりです』と答えてしまった」
VDM(Vie de Merde)より