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30ユーロで晩ご飯176 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、25年も前からロンドンでお店を出しているフランス人シェフがチャレンジしてくれます。

 お題は、イングリッシュ・ブレックファースト。これをベースにした料理でチャレンジしてくれます。

 では、スタート!

UK_London.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年5月28日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 英国と言えば、この朝食。B&Bに泊まった日の朝はベーコンの焼ける匂いで目が覚めたりします。今回はこの朝食をヒントに料理を作っていただきましょう。

 こちらが挑戦してくれるシェフのフランクさん。今回の予算は30ユーロではなく30ポンド。これで材料を揃えていただきましょう。

 やってきたのはオーガニックの食料品を販売しているスーパー。まずはソーセージ用に鶏肉を確保。豚肉より安価で調理しやすいそうです。生クリームと玉子も購入。これが合計で13.64ポンド。残りは16.36ポンド。

 さらに、豆の缶詰を購入。

 「英国人は豆をトマトケチャップで煮たのが大好きですよ」とシェフ。

 缶詰の濃縮トマトもつけて合計1.50ポンド、残りは14.86ポンド。

 さらに、ちょっと高いですがクロワッサンも購入。これが3.50ポンドで残りが11.63ポンド。

 次は野菜と果物。イチゴ、ニンジン、ブロッコリー、ミニトマト、マッシュルームを購入。これが全部で9.85ポンド。

 手元には1.51ポンドが残って予算内に収まりました。では調理の開始!

 まずは前菜のスープ。

 ブロッコリーを茹でたら少しお湯を加えてミキサーにかけます。これを器に盛り付け生クリームを加えたら出来上がり。

 次はメイン料理。

 トマトとマッシュルームにオイルをかけたら、鶏肉のソーセージにとりかかります。生クリームを加えながら鶏肉をミンチにします。これをラップにあけてロール巻きにします。ははあ、腸詰めではなくラップ詰め。これをブイヨンで茹でて、さきほどのトマトとマッシュルームと一緒にフライパンで炒めます。

 ここで登場したのがビートルズのアルバムジャケット。あるアーティストがこんなパロディ版を制作したそうです。道路は豆の煮込み料理でできてるようです。英国の伝統料理がここに全部つまっているらしい。

 シェフも豆料理を準備します。白いんげん豆、濃縮トマト、にんにく、タイムを鍋で煮込みます。クロワッサンを半分に切り、ポーチドエッグとソーセージをのせ、オランデーズソースをかけます。同じお皿にトマトとマッシュルームと豆料理をこんな具合に盛り合わせます。

 最後はデザート。

 メレンゲを砕いたら、ホイップした生クリームとイチゴを混ぜ合わせてミントを添えたらできあがり。普通ならメレンゲ、イチゴ、ホイップクリームを分けて盛り付けるところですが、この混ぜ混ぜ感が庶民的で良いですねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、6才になる息子が朝食を作ると言って、クラコットをトースターに入れた。その直後、クラコットが火を吹いた。息子は一瞬ためらったものの水をぶっかけた。トースターよ、さようなら・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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