仏伊米のアイスクリーム [トピックニュース]
週末から月曜日にかけて暑い日が続いたせいで、まだ5月だというのに冷たい麦茶が飲みたくなった。用意がなかったので、仕方なく常温の水をごくごく飲んだ。急いで製氷皿に水を入れて冷凍庫に放り込んだ。
今まで必要性を感じず、氷など作ってなかった。何ヶ月ぶりだろう???
それはともかく、こんな暑さなので、本日は、フランス、イタリア、アメリカの冷たいデザートを見て回りましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年5月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ははあ、歩きながらシャーベットをなめてます。ここはフランスの都市リヨン。
「カシスの果実そのももの味がします。この手のシャーベットが大人気です」とリポーター。
こちらのお店には順番を待つ人の長い列が出来ています。このシャーベットが作られているのがフランス南部のアルデッシュ県にあるこの工場。生のフルーツを使って本物の色と香りを再現しています。
「弊社のアイスクリームやシャーベットには60〜70%の割合で生のフルーツが使われています」と工場の方。
このお店では96種類あまりのフレイバーが用意されており、好きなものを組み合わせることができます。その中にはヤギのチーズやエスプレットの唐辛子などという変わり種もあるとか。
一方、こちらはイタリア。ローマにあるこちらのお店では一日700キロものジェラートが販売されるそうです。驚き!
30種類ほどのフレイバーがあるそうですが、糖分控えめ、脂肪分控えめだそうです。それにしても随分と気前の良い盛り方ですねえ〜。
シャーベットはやはり生のフルーツと砂糖を加えて作るようです。重要なのは混ざり具合。それによって味が決まるようです。
最後はアメリカ。この国には、1893年の日曜日に生まれた ”サンデー” と呼ばれる伝統のアイスクリームがあるそうです。作り方を教えていただきましょう。
鍋にバターを溶かしブラウンシュガー加えてよく混ぜ合わせます。そこに生クリームを注ぎ入れます。
「これがアメリカ伝統のアイスクリームですが、元の出どころは英国です」
アメリカがまだ独立する前のことらしい。
それはさておき、さきほどのドロドロは冷凍庫で冷やしかためられアイスクリームになります。これをボール型にしてお皿にもりつけ、チョコレートソースを垂らして、ホイップ・クリーム添え、さくらんぼをトッピングしたら出来上がり。
「暑い夏の日やビーチで、よくこのサンデーを食べるんですよ」と男性。
そうか、あのサンデーは英国からアメリカに、そして日本にやってきたってことかあ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、失恋して高級アイスクリームをバカ食いした。親友がやってきて、私がひとさじ食べるたびに『0.50ユーロ!』と叫んだ」
VDM(Vie de Merde)より