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暑さ対策 [トピックニュース]

 月曜日の夜、たまたま窓をあけると煌々と月が輝いていて、ひょっとしてこれはスーパームーン?と思ったのだが、満月にはほんの少し足りない気がした。サイズも普通サイズに見えた。

 そしたら昨日になって火曜日の夜がスーパームーンだったらしいことが分かった。

 東京は曇り空で見えなかったはず(夜空を見上げなかったから不明)。次は7月だそうだ。その頃には梅雨があけて大きな月が見られるかもしれない。

 それはともかくとして、予想通りフランスは猛暑の地域が拡大してました。ボルドーは37℃に達したとか。

 そこで問題なのが暑さ対策。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月13日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはブルゴーニュ地方の都市ディジョンの家電店。

 ずらりと並ぶ扇風機。中にはこんな小さいのもあります。どうやら全部の扇風機が30%引きのようです。

 テレビで猛暑のニュースが流れると、次は必ず家電店の扇風機売場が登場します。日本はどっちかというとエアコン売場の方が登場しますね。

 翌日の予想最高気温は33℃。

 「扇風機を求めてお店にいらっしゃる方が増えています。あらゆるご要望にお応えできるように様々な機種を揃えています」とお店の方。

 扇風機売場のお隣には・・・例の家庭向けのプールのコーナーがありました。

 なんかちょっとお風呂のようにみえる。ま、とにかく暑い時は水に入って涼もうってことのようです。

 一方、屋外にはこんな施設もあります。ミストシャワー。これで周りの気温がいくぶんか下がります。今年は5箇所設置場所が増えました。

 さらに市では、高齢者専用の暑さ対策窓口を開設したそうです。

 登録者の数はすでに350人。注意報が出たら、15人ほどのボランティアが一人暮らしのお年寄りに毎日電話をかけることになっているそうです。

 フランスが水不足になりかけていると聞いて、久しぶりに東京の水瓶を調べてみたところ、利根川水系の貯水は平年を上回って84%、荒川水系も同様で71%。東京は今のところ水は大丈夫そうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、暑かったから短パンをはいた。すると4才になる息子が言った。『ママのおヒザは、どうしてしかめっ面をしているの?』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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6月もさらなる猛暑 [トピックニュース]

 日本の6月と言えばじめじめした梅雨ですが、欧州の6月はそれとは逆にカラッとして好天気が続きます。

 しかし、今、好天気過ぎてこんなことになっています。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月14日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここは太陽の光が降り注ぐ南仏のマルセイユ。

 降り注ぎすぎて避けるのも一苦労です。

 しかも朝の10時には気温はすでに25℃、午後には36℃に上昇。見ているだけであのむわっとした暑い夏がよみがえります。

 一方、こちらはスペインのマドリード。もっとすごいことになっていました。

 数日前から最高気温は39℃か40℃。

 どうしてまた6月にこんな暑さになっているのでしょう?

 フランス気象局の予報士によると、大西洋のこのあたりの上空に冷たい空気があるのですが、上空をぐるぐる回るだけで動かない。

 そのため、アフリカ北西部の熱い大気がどんどん北上し、スペインをすっぽり包んだかと思えば、更に上昇してフランスも飲み込もうとしているとか。

 水曜日には南部が熱波に覆われ、木曜日には西部、金曜日には中部から北部、土曜日には東部へと広がることになるらしい。

 気温は南部で39℃、西部から中部にかけては35℃〜36℃。パリも30℃をこえてしまうと言います。

 これも気候変動の影響なのか?

 「6月にしては異例の暑さです。2019年6月28日に46℃を記録したことがありますが、それに匹敵する暑さになりそうです」と、TF1で天気予報を担当しているエヴリーヌさん。

 先月の5月は暑い上に雨が少なかったため水不足が続いています。土もこんなにカラカラ。

 国は、本格的な夏を前に水の消費を抑えるよう呼びかけているそうです。

 日本は水はたっぷりあると見えて、むしろ電気の消費を抑えるようにと言われてます。エアコンが使えないなんてことになったらかなり厳しい。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、私のアパートが暑いのに気がついた母親が、暑さ対策のために温度計をプレゼントしてくれた。おかげで部屋の温度がどこまで上がれば倒れそうになるかがわかるようになった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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議会選挙投票率低迷 [トピックニュース]

 先週の日曜日、フランスでは国民議会選挙の一回目の投票が行われた。

 最近は、各党が選挙を前に共闘して一つの集団を作り、その集団に名前をつけているから、どの党がどうなっているのかわからなくなる。

 ざっと見たところ、今回はマクロンとメランションの対決の構図になっているような・・・。

 しかし、結局はマクロンの集団が議席の過半数を確保するというのが大方の見方のようだ。

 それはともかく、今回の選挙、有権者の52.3%が投票所にいかなかったとか。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月13日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス北部の町コミンヌ。一回目の投票の翌日の市場は、いつもと変わらず選挙の熱気は感じられません。

 お店の方が気にしているのは政治よりも購買力。

 「大統領選の時はマリーヌ・ルペンに当選させないためにマクロンに投票しました。でも議会選挙は行かなかったですね」

 コミンヌでは棄権した人が61%にも達しました。

 「私達のために何をしてくれるかというのが一番の関心事なんです」と女性。

 つまり、国の政治というより地方の政治ってことのようです。

 「国民議会の議員なんてなんの役にもたちませんよ」

 「議員の政治では何も前に進まないですよ」

 確かに、そう言われるとそんな気もしてきます。参議院選のことが頭をよぎる。

 「棄権する理由はよくわかりませんが、今回の選挙はなんのために行われるのかよくわからないからじゃないですか?」と女性。

 「たぶん2回目の投票の方が投票率はあがるんじゃないですかね」と男性。

 第2回目の投票日は一週間後の19日の予定です。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、生徒会の選挙があった。立候補もしてないやつが僕より票が多かった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯178 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、ロワール川沿いのブリサック城のすぐ近くにあるホテル・レストランのシェフがチャレンジしてくれます。

 最近は予算以内に収めるという条件の他に、毎回お題が出されるようになりましたが、今回は白を基調にした料理を作ること。どんな料理が登場するのでしょうか?

 ではスタート!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月11日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはシェフのレジスさん。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずやってきたのはチーズなどの乳製品のお店。地元産のフロマージュ・ブラン(フレッシュチーズ)、生クリーム、白カビのチーズを購入。これが全部で7.60ユーロで残りは22.40ユーロ。

 次は市場にやってきました。ここは魚屋さん。購入したのはなんとエイヒレ。とは言っても生です。どんな料理になるのかな?お値段が12.40ユーロ。かなりの額。残りは10ユーロ。

 さて市場を後にしてやってきたのはイチゴ畑。シェフ自らがイチゴ狩り。その分、節約できるとか。

 でも白が基調の料理のはず。イチゴは真っ赤ですぞ。いやいや、赤があるからこそ白が生きる。多めに見ることにしましょう。その代わり、もう一つの果物スグリは白にしました。他にも、ハーブやセロリなどの野菜も合わせて購入。これが全部で7.70ユーロ。

 お買い物はこれにて終了。手元には2.30ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始!

 まずは前菜のリゾットから。

 細かいさいの目に切った玉ねぎをお米と一緒に炒めてお湯を加えて火を通します。盛り付けはこんな具合です。クリストションという地元のチーズがトッピングされています。リゾットの具にはセロリやズッキーニも入っています。

 次はメインのエイヒレ料理。

 バットにエイヒレを入れ、水とハーブを加えオーブンで火を通します。火が通ったら身を取っておきます。次にソースのブールブラン(beurre blanc)を作ります。みじん切りにしたエシャロットを白ワインで煮詰めバターを加え混ぜ合わせます。付け合せのキノワ(穀物)の上にエイヒレの身を置いてソースをかけたら出来上がり。緑はフェンネルの葉。

 最後はデザート。

 フロマージュ・ブランをよく混ぜて水気を切り、ホイップした生クリームとスライスしたイチゴとスグリをのせたら出来上がり。

 食事の飲み物は、もちろん白ワイン!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、歯よりも舌が真っ白だということに気がついた。ひょっとして僕はエイリアン?[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はオレロン島で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、フランス西部ビスケー湾にあるオレロン島をのんびり旅します。パリからは列車と車を乗り継いで約4時間あまり。

 では出発!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月4日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 オレロン島は、コルシカ島についで2番目に大きな島。

 この地域は陸地に海の水が入り込んで網目のようになっています。塩田にしては水深が深いような・・・。

 今回はレンタカーで島を巡ります。

 「このあたりは牡蠣の養殖が行われているんです」とレンタカー会社の方。

 ああ、牡蠣の養殖かあ。車を降りて見に行ってみましょう(青印)。

 カラフルな家が立ち並んでいますが、数年前から少しつづ再整備が行われて来ました。

 「48世帯がここで養殖の仕事に従事しています」と関係者の方。

 こちらの建物には、島の牡蠣養殖の歴史が分かる資料が展示されています。もちろん、生の新鮮な牡蠣も食べることができます。

 「これが地元産の牡蠣ですよ」

 産地で食べる牡蠣はさぞかし美味しいことでしょう。

 皆が食べているのを見ていたらお腹がすいてきました。こちらのレストランでお昼をいただくことにしましょう(オレンジ印)。

 このお店では少し変わったものを食材にしています。それがこちらの植物。海の水の湿地帯で生息するアッケシソウと呼ばれる草です。先の部分が柔らかくて美味しく食べられるとか。

 島では瓶詰めにして販売されています。使い方は色々。ソースを作る時に一緒に煮込んでもいいし、料理の付け合せにもなります。

 「いんげんの代わりになりますよ」と料理人のナディアさん。

 いんげんと言えばジャガイモと同じくメイン料理の付け合せにはかかせませんね。

 美味しそうな海の幸の料理が出てきました。ではいただきましょう。

 こちらの男性はバックパッカー用のガイドブックの調査員。

 「この海水のある風景、季節によって様変わりする地元の漁はまさしく本物です」

 地元の料理を味わってお腹いっぱいになったら森を散策してみましょう(緑印)。

 「この森は砂対策で作られた森なんです。なので人工の森ですが、自然が手つかずのまま残っている場所でもあるんです」と協会関係者の方。

 「この森を歩いて海に出られるのがまた楽しいんですよ」と調査員。

 おお、ホントだあ〜、海に出ました。あれ、向こうに見えるのは一週間ほど前に紹介したフォール・ボワイヤール。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。そこは20世紀初頭に建てられたヴィラ(赤印の地域のどこか)。

 「当時、家族でバカンスを過ごすために思い切って別荘を作る人たちがいたんです」とオーナー。

 宿に腰を落ちるける前に名所を見学しておきましょう。それがこちらの灯台です(黄緑印)。

 284段の階段を上がると、展望台があります。ご覧の通り強風が吹き荒れ、このあたりの海は危険らしい。そこでできたのがこの灯台です。50キロ先からも見えるそうです。

 一夜が明けた瞬間のこの風景。美しい!こういうのを ”映える” っていうのかな。

 最後はカヌーで海水の運河を散策してみましょう。この運河、かつて島で作られた塩を運ぶのに使われていたそうです。

 今回は海の自然とともに生きる島を楽しむ週末になりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、4才の息子が私の顔を描いてくれた。目の周りが真っ黒で、まるでパンダ。ああ、私には休暇が必要だあ〜[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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見知らぬ小鳥 [ローヌ=アルプ地方]

 昨日は、分厚い雲が午後になってようやく姿を消してくれたのでわりにいい天気になった。

 家の中に閉じこもっているのは良くないと思い、夕方、仕事の手を止めて近くの公園まで往復してきた。

 皆、マスクはしたままの人ばかり。当方は人が来ない時は、片耳にぶら下げたままマスクを外し、人が来たら覆うようにしている。布のマスクならこの方法でうまく行く。

 さて、本日は小さな鳥のお話です。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月9日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 その鳥は、こんな鳴き声を聞かせてくれます。

 この地方ではこれまで一度も耳にしたことのない鳴き声です。というのも、この村からは数千キロも離れたカナダにしか生息してない鳥だからです。

 こちらのご夫婦、村の広場に面した家にお住まいですが、このところ毎朝この鳴き声を聞いています。

 「こんな鳴き声なんですよ」と鳴き声を真似るご主人のジャックさん。

 「朝起きてなんの音だろうと思ってバルコニーに出てみたら、屋根の上で鳥が鳴いているのに気がついたんです」と奥様のクロディーヌさん。

 一週間ほど前から、この珍しい鳥を撮影しようと鳥類学者や熱心なバードウォッチャーたち数十人が、村にやってくるようになりました。

 撮影されたその画像がこれです。よく撮れてますね。忍耐の賜物です。

 こちらは村で唯一のレストラン。最近、にわかにお客さんで混み合うようになりました。

 「あの鳥にはとても感謝してますよ。おかげで ”フランスで最も美しい村” のようになれましたからね」とほくほく顔のオーナー。

 双眼鏡を構えているのは鳥類学者のピエールさん。鳥の姿を捉えたいなら、まずは耳を済ますことだと言います。声が聞こえてきたら、その方向を見る。

 それにしてもカナダにいるはずの鳥がどうしてまたこんなフランスの片田舎にいるんでしょう?

 「恐らく、秋の大嵐で大西洋を渡るのを諦めて、ヨーロッパ大陸にとどまることになったんでしょう」とピエールさん。

 この鳥、スズメに似てるなと思ったら。スズメ目ホオジロ科のノドジロシトドという鳥なんだそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ドイツ語の授業中に、生徒たちが急に鳥の鳴き真似をし始めた。妙だなと思って聞いたら、鳥ではなくオナラだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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値上げで罰金!? [イタリア]

 関東は早々と梅雨入りしたらしい。そうなると気になるのが梅雨明けがいつになるかだ。

 雨が長く続くのはしんどいけど、早めに梅雨明けになったら夏が長くなり、これまたしんどい。

 それはともかくとして、全世界的にインフレが続いていますが、イタリアではこんなことが起きていました。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年5月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはイタリアのフィレンツェ。

 フランスと同様に朝のコーヒーをカフェで飲むのが習慣になっている人たちがいます。

 そんな人達がこちらのカフェにも大勢いますが、このカフェ、警察の取り調べを受けたそうです。

 その理由は・・・コーヒー一杯の値段が高すぎるからだとか。その額、2ユーロ(約280円ほど)。

 「あるお客がコーヒーの値段を聞いて怒り出し、散々文句を並べ立て、最後には大声で、詐欺だ!泥棒だと言い出し警察を呼んだんです」とお店オーナー。

 で、結局、警察は値上げしたことをしっかり表示してなかったという罪で店に1,000ユーロの罰金を課したそうです。

 ちょっとなんか、罰金の額が高すぎるような・・・。

 そもそも300円にも届かない額のコーヒーが高いですかね?

 「2ユーロなんで安い方ですよ。外国に行けばもっと高いコーヒーがいくらでもありますよ」とお店の女性。

 しかし、イタリアのコーヒーは平均で一杯1.20〜1.50ユーロなんだそうです。

 これは観光地でも同じで、これを超えた額になると、高い!となるらしい。

 罰金を払わされたカフェが値上げしたのには理由があります。それはつまり原料の豆の値段がこの一年で80%も上がってしまったからなのです。

 どうも天候不順で、特にブラジルでの収穫量が減ったらしい。さらに輸送費も高騰しました。

 「うちのコーヒーはメキシコの小さな栽培農家の豆を使っています。オーガニックで質も良いんです。それに見合った代金が支払われるべきなんです」とカフェのオーナー。

 ちなみに、イタリアには14万軒のカフェがあり、40万人以上の雇用を維持しているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、祖母がお盆の代わりにiPadの上にコーヒーをのせて運んできた[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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ニームの祭り [ラングドック=ルシヨン地方]

 最近はやりのポイントで株を買うというのをやりはじめたところ、11円の配当金が出た!

 喜ぶほどのことじゃないって分かってるけど、持ってる2株合計で872円だと思えばすごい利回りのように思える。

 またポイントで買っとくか・・・。しかし、どうもポイントというのは掴みどころがない。

 さて、先週末から週明けまで、フランス南部の都市ニームで毎年恒例のお祭りが開催されました。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月3日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはローマ時代に作られれた円形競技場。ご覧の通り闘牛が行われています。

 とは言っても、牛が命を落とすなんてことはありません。赤いマントもなければ剣もありません。

 何をしているかと言えば、牛の角の間にある赤い目印のようなものを取ろうとしているのです。これが取れれば成功です。

 相手は体重300キロのカマルグ地方の雄牛。怖いですね。

 「これは人間と牛のゲームのようなものです」と観客。

 角の間の赤いリボンを取ったら瞬時に逃げる技術が必要です。まかり間違えば塀に激突しかねません。

 一方、競技場の外では、食事の準備が完了していました。

 美味しそうなパエリア。しかもかなりのボリューム。

 「このあたりでは、お祭りにはパエリアを食べるって決まりなんですよ」と男性。

 こちらの広場では夜になると音楽が流れてダンスが始まりました。スペイン伝統の舞踏を披露するカップルもいます。

 コロナ感染で2年続けて開催できなかった分も合わせて、皆さん今年の祭りを満喫されているようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、オランダを出てモロッコに向かった。ベルギー、フランス、スペインと、なんのチェックも受けずに通過。いよいよモロッコの通関を通る時になって、パスポートを忘れたことに気がついた[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯177 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は食用の花がテーマ。その道に詳しいシェフがチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

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 ここは花栽培農家の畑。ここだけで28種類の花が栽培されています。どれも食べられるそうです。

 こちらがシェフのイヴさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずはここでお花を選びましょう。こちらはキンレンカ。コショウのようにピリッとした味がするそうです。花も茎も葉も食べられます。さらにこちらはベゴニアの花と葉。最後はズッキーニの花。これが合計で5ユーロ、残りは25ユーロ。

 次は畑から市場に移動。

 まずは八百屋さんでそら豆を購入。先ほど程手に入れたキンレンカによく合うとか。そしてトマト、ナス、ピーマン、ズッキーニも購入。これが合計で9.63ユーロ、残りが15.37ユーロ。

 さらに、デザート用にイチゴとレッシュチーズを購入。これが合わせて7.40ユーロで残りが7.97ユーロ。

 最後は魚屋さんにやってきました。メインの料理は魚料理のようです。リーズナブルな値段で買える魚といえばたいていサバなのですが、今回は違って、メルランという魚を購入。これが6.84ユーロで残りが1.13ユーロ。

 予算内に収まりました。では調理の開始!

 まずは前菜から。

  トマト、ナス、ズッキーニなどでラタトゥイユを作ります。一味違うのはここにラベンダーの香りを加えること。コーヒーフィルターにラベンダーを包みラタトゥイユに入れ15分くらい煮込みます。ズッキーニの花は天ぷらにします。これを盛り付けたらできあがり。

 次はメインの魚料理。

 まずはキンレンカをミキサーにかけソースを作っておきます。ピリッとした味が魚によく合うとか。メルランのフィレでキンレンカの葉をはさんでロール巻きにします。これをオーブンで焼き、茹でたそら豆と一緒に盛り付けます。

 最後はデザート。ブランマンジェの中にベゴニアの花を入れて混ぜます。これをスライスしたイチゴと一緒に器に盛り付けます。緑の葉っぱはなんだろう?

 さっぱりした爽やかな食事になりました。

 それにしてもラベンダーの香りのついたラタトゥイユって、どんな感じでしょ?


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、とある協会にボランティアで働きたいと伝えた。すると答えが返ってきた。『予算がないのでお断りします』[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末は海を楽しもう! [ポワトゥー=シャラント地方]

 昨日は午前中に公園の向こうのパン屋さんまでバゲットやらブールやらを買い込みに行ってきた。

 往復で3000歩ほど。やや強めの日差しはあるものの空気がからっとして気温が低め。空に雲はあったが文句のつけようのない青い空が、新緑の木々を包み込んでいた。

 コロナ感染者も今のところ減少傾向で、なんとなく開放的な気分なる。いつもの日常が戻りつつある気がして幸せを感じた。

 日曜日恒例の週末旅は、以前の再放送だったので、今回は別のところに行ってみることにしましょう。

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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 フランス西部のシャラント=マリティム県。460キロに渡って海岸線が続いています。そこは娯楽や養殖など様々な用途に使用されています。

 まずはヨットで海原に出てみましょう。しばらくするとこんなものが見えてきました。

 フォール・ヴォワイヤール(Fort Boyard)です。19世紀、牢獄として使用されていました。現在はテレビや映画のロケ地として知られています。

 アラン・ドロンとリノ・ヴァンチュラ主演の映画「冒険者たち」に登場したのが記憶に残っています。切ない映画でした。

 数多くの船がこの建造物を目印に航行しており、今ではなくてはならない存在になっています。

 しかし、常に海水に洗われ続けているためメンテナンスが難しいらしい。

 海の散歩を楽しんだら港に戻りましょう。ここはロシュフォール。

 なんと帆船にジップラインが取り付けられています。ロープを伝って登ることもできるようです。命綱があるから安全とは言え、足がすくみそう。

 「他にこんな場所はないでしょう。ロシュフォールだからこそだと思いますよ」

 この帆船、アメリカ独立戦争時代のフリゲート艦エルミオヌ号のレプリカで、何年か前に昔と同じ方法でアメリカ迄往復したのでした。

 さて、次は地上に降りて牡蠣の養殖場を見学してみましょう。

 成長前の小さな牡蠣。食べごろになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。4年くらいたつと、これくらいになって美味しくいただけるそうです。お供はやはりきりりと冷えた白ワイン。

 この頃、フランスは異例の猛暑だったから冷えたワインと生牡蠣が美味しかったに違いありません。

 今年の夏はすでにバカンス客でにぎわいそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「最近、昼寝のために高額な出費をしていることに気がついた。映画を見に行くたびに爆睡していたのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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