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週末は海を楽しもう! [ポワトゥー=シャラント地方]

 昨日は午前中に公園の向こうのパン屋さんまでバゲットやらブールやらを買い込みに行ってきた。

 往復で3000歩ほど。やや強めの日差しはあるものの空気がからっとして気温が低め。空に雲はあったが文句のつけようのない青い空が、新緑の木々を包み込んでいた。

 コロナ感染者も今のところ減少傾向で、なんとなく開放的な気分なる。いつもの日常が戻りつつある気がして幸せを感じた。

 日曜日恒例の週末旅は、以前の再放送だったので、今回は別のところに行ってみることにしましょう。

Paris_Charente-M.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年5月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 フランス西部のシャラント=マリティム県。460キロに渡って海岸線が続いています。そこは娯楽や養殖など様々な用途に使用されています。

 まずはヨットで海原に出てみましょう。しばらくするとこんなものが見えてきました。

 フォール・ヴォワイヤール(Fort Boyard)です。19世紀、牢獄として使用されていました。現在はテレビや映画のロケ地として知られています。

 アラン・ドロンとリノ・ヴァンチュラ主演の映画「冒険者たち」に登場したのが記憶に残っています。切ない映画でした。

 数多くの船がこの建造物を目印に航行しており、今ではなくてはならない存在になっています。

 しかし、常に海水に洗われ続けているためメンテナンスが難しいらしい。

 海の散歩を楽しんだら港に戻りましょう。ここはロシュフォール。

 なんと帆船にジップラインが取り付けられています。ロープを伝って登ることもできるようです。命綱があるから安全とは言え、足がすくみそう。

 「他にこんな場所はないでしょう。ロシュフォールだからこそだと思いますよ」

 この帆船、アメリカ独立戦争時代のフリゲート艦エルミオヌ号のレプリカで、何年か前に昔と同じ方法でアメリカ迄往復したのでした。

 さて、次は地上に降りて牡蠣の養殖場を見学してみましょう。

 成長前の小さな牡蠣。食べごろになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。4年くらいたつと、これくらいになって美味しくいただけるそうです。お供はやはりきりりと冷えた白ワイン。

 この頃、フランスは異例の猛暑だったから冷えたワインと生牡蠣が美味しかったに違いありません。

 今年の夏はすでにバカンス客でにぎわいそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「最近、昼寝のために高額な出費をしていることに気がついた。映画を見に行くたびに爆睡していたのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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