30ユーロで晩ご飯182 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、三ツ星レストランのオーナーシェフ。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年7月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
みずからを漁師兼シェフとおっしゃるクリストファーさん。
「すぐそばに海がない大都市では、僕は仕事ができませんよ。海はたくさんのことを僕にもたらしてくれました」
船を降りて市場にやってきました。では、早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきたのは魚屋さん。ムール貝を1キロ、サバを4尾購入。これが合計で11. 60ユーロ。残りは18.40ユーロ。
次にやってきたのは八百屋さん。トマト、レモン、インゲン、ズッキーニ、赤パブリカ、ニンジン、さらにデザート用にルバーブと木苺を購入。これらが合計で14.14ユーロで、残りは4.26ユーロ。
最後に生クリームを2ユーロで購入。これでお買い物は終了です。
手元には2.26ユーロも残って予算内に収まりました。では調理の開始!
まずはメインのサバ料理から。
付け合せの野菜サラダを作ります。トマト、インゲン、ズッキーニ、赤パプリカ、ニンジンを細かいさいの目に切り混ぜ合わせたら、ドレッシングで味付けします。ここで庭のハーブを収穫。ミント、シブレット、バジル等々。これらをザクッと刻んでサラダに加えます。
サバは3枚におろして骨を取り、塩・コショウをしたらオリーブ油を引いたフライパンで皮を下にして強火で焼きます。皮がカリッと焼けたところでひっくり返します。これをサラダの上にのせたら出来上がり。
次はデザート。
ルバーブをピーラーでスライスしたら、一つは木苺の汁で煮て、もう一つはコンポートにします。ルバーブを型に貼り付けたら、中にポロポロのサブレとコンポートに入れて、半分に割った木苺をトッピングします。そして、なんとオリーブ油をちょっとたらして出来上がり。
最後は前菜。
ムール貝を、みじん切りのエシャロットとハーブと一緒に鍋でさっと火を通したら白ワインを加えて蒸煮にします。火が通ったら、煮汁を取り出し生クリームとレモン汁を混ぜ合わせたソースを作ります。これをムール貝の上からかけたら出来上がり。
さすがシェフ・エトワレ、シンプルながらもどことなく洗練された料理になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日は17人の仲間が集まって夕食会だった。出席したのは8組のカップルと私」
VDM(Vie de Merde)より