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ピラの砂丘再開 [アキテーヌ地方]

 蛍光灯の電気スタンドの代わりに、パソコンのモニター上部に引っ掛けるタイプのデスクライトを手に入れた。

 電源はパソコンから取るためコンセントは不要。さらにサイズが今までの半分。LEDゆえに発熱もしない。机も空気もスッキリした。

 テレワークのためにデジタル化を進めたおかげで、いつも案件ごとに束になっていた書類はすでに姿を消した。

 一日の仕事を終えてなんとなく遠目に自分の机を見て、本当に私は仕事をしたんだろうかと疑問になるくらい跡が残っていない。すべてはパソコンの中やサーバーの中にしまってある。

 結構なサイズの電気スタンドも取り除いたため、さらにシンプルになった。あの断捨離をした台所みたいになっている。

 それはさておき、大規模な山火事のため入場が禁止になっていたピラの砂丘が見学者の受け入れを再開したそうです。

Paris_Gironde.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年7月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 人が歩いているのを見ると、広大な砂丘だということがよくわかります。

 山火事が起きてからずっと閉鎖になっていましたが、この日、やっと入場できるようになりました。

 階段を使って106メートル上がると素晴らしい眺めが待っていました。欧州でも一番高いところにある砂丘からは青い海が見えます。

 「ここで休暇をすごすことにしたのは、この砂丘を見るためなんです。想像以上の眺めて感動してます」

 「いつでも誰もが来られるように安全でなくてはならないですよ。ずっと来られなかったので残念でならなかったです」

 陸側を見ると、焼けたところとそうでないところで色が違っています。まだ煙が上がっている場所もあります。一応鎮火はしましたが、再燃のリスクはあります。

 さらに駐車場が火災にあったため、砂丘に行くにはこのバスに乗るしかありません。

 「午前中にバスがあるって聞いたんで乗ったんです」と、早朝にやってきて一番バスに乗ったご夫婦。

 バスを降りると歩いて砂丘に向かいます。最初に目にしたのは焼け跡。

 「砂丘を見に来たんですが、その前にこんな森を見なきゃならないなんて心が痛みます」と観光客。

 燃えた木々は崩れやすくなっているため自由に歩き回ることは禁止されています。違反すると38ユーロの罰金が課せられます。

 毎年200万人の観光客がやってくるピラの砂丘は、地元のシンボルであり大切な場所です。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、2才と3歳半になる私の子どもたちに新しい言葉を教えた。”猛暑”、”火事”、それに”パンデミック”、”ウイルス”も[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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