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夏のバカンス2022 [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅はお休みです。

 毎年、バカンスの期間はこのシリーズの放送がお休みになります。リポーターさんもカメラマンさんもバカンスが必要ですもんね。

 さて、そのバカンスを国内で過ごす人がほとんどというフランス人の皆さん、人気の休暇先はどんなところなんでしょう?

 一番多いのがマルセイユの海岸。年間300万人が訪れるそうです。次が中央高地にあるセヴェンヌ地方で200万人。

 ということは海派はマルセイユで山派はセヴェンヌってことですね。

 さらに、先日紹介したピラの砂丘が同じく200万人、ノルマンディ地方のエトルタが100万人。

 そして今年の夏は各地で観光客が急増。こんなことになっていました。

vacance.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 人でいっぱいのビーチ。山では山頂へ向かう人の列が延々と続きます。

 「あちこち人であふれてるよ」と海の方。

 「30年くらい前から山に来てるけど、こんなに人がいるのは初めてですよ」と山の方。

 これでは環境破壊につながってしまいかねないと危機感を抱いた観光地では、対策を講じはじめました。こちらはヴォージュ地方の山の中。

 「あちらの木に訪問者の数をカウントする機器を取り付けました」と管理者。

 1時間毎に入場者と退場者の数をが分かるようになっています。そして人数が多すぎる時は警告するようになっています。

 「訪問者に、自然を守らなくてはならない場所にいるのだということを自覚してもらうためなんです」

 一方、こちらはマルセイユの海岸。何か入り口のところで係員の方が入場を断っています。どうやら事前に予約をしないと海岸には入れないようです。

 「ここに入れるのは400人までと決まっていることを説明して帰ってもらいました」

 こちらのグループは事前予約していたようで海岸へと向かいます。現地は人の数が少なくて快適にすごせそうです。

 「人が少ないのが意外でしたけど、太陽の光をあびて気持ちよくすごせました」と子連れの女性。

 この岩がゴツゴツした地中海の湾のことをカランクといいますが、美しい風景ですね。

 「地元にとって観光客は必要です。ですから一箇所に人が集中してほかはガラガラということがないように調整をしていく必要があります」と専門家。

 フランスにおける観光は国内総生産の7%を占めると言います。金額にすれば約1700億ユーロと、国の経済をささえる大事な産業です。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家族でローマ観光にやってきた。ママが地図にマーカーであちこち印をつけたおかげで、通りの名前が読めなくなった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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