ぶどうの収穫と仕込み2022 [フランスのワイン]
日曜日恒例の週末旅はまだ放送再開とはならずお休みです。
さて本日は、フランスのワインのお話。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年8月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはフランスのシャンパーニュ地方。
まだ8月だというのにぶどうの収穫と仕込みが始まっています。去年より2週間ほど早いそうです。
たわわに実ったぶどうが枝から切り離され一箇所に集められるのを見ると、なんとなく豊かな気持ちになります。
こちらのぶどうはシャルドネ種。去年はヒョウの被害で不作でしたが、今年は水不足の影響はなかったのでしょうか?
うまく実がつかなかった地域もあるようですが、シャンパーニュ地方はむしろその逆で質の良い実が育ってくれたようです。
新鮮さと糖度を保ったまま仕込むと美味しいワインになるそうです。
となると、今が最高のタイミング。この機を逃さないように収穫を進めなくてはなりません。
こちらは別のワイン農家のぶどう園。ぶどうは早くもワイン造りに最適の糖度に達しています。
収穫と仕込み作業が急ピッチで進められている一方で、シャンパンの売れ行きは記録的な数字になろうとしています。
今年は3億6000万本が出荷される見込みだとか。これまでで2番めの規模の数字だそうです。
去年も一昨年もコロナ感染による影響で、作ったはいいけどどこに売れば良いのか、そんなジレンマの中に立たされていました。
「コロナ禍の時とは大違いで、発注が急増しました。ほとんどが輸出で、アメリカ、オーストラリア、日本などに輸出されます。コロナ前の2019年に比べても25%増えました」
そうか、日本にも運ばれてくるんですね。
なんかちょっと、あのコルク栓をぱぁ〜んと空けて、抑圧されたこの2年あまりのうさを晴らしたい気分になってきた。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、新調したドレスを来て結婚パーティーに出席したが、シャンパンや料理をこぼしてひどい目にあった。でも大丈夫。最後はプールに飛び込んで洗ったから」
VDM(Vie de Merde)より